一気にクリアできる、手軽でわかりやすい作品
SRPG経験者であれば特別考えずに進行可能と思う。
キャラクターの登場、加入ペースも適度で把握しやすく、それぞれ個性がひかり印象に残る。
MAP広さ、敵数も適切な体感。進行につまづくことなく(レベルや装備がたりない等)進められる。
ギミックも分かりやすく予想をつけて行動することが可能。
終盤ボスについては戦闘ユニットが固定される印象(挑戦は可能だが敵ターンでほぼ沈む値)。
先が気になり楽しくプレイできました。
シンプルで王道、わかりやすさが魅力。
(ノーマル2時間、クリア済)
今後に期待
今までSRPGを色々とプレイしてきました上での感想です。
全体的に難易度も低く詰まるような所もありません。
お金に困ることはありませんが何人かのキャラは初期装備でもかまいません。
特攻武器の必要性もあまりなかったような。
ストーリーは全10話ということで若干駆け足気味。
もう少し話数がほしかったところ。
キャラクターについては個性があってよかったと思います。なかでも疾風の騎士がお気に入りです。
ただ話数の少なさもあって1人1人の描写が少なく、いきなり親しげに話し出したりしているのを見てああ、そうなんだ程度にしか思えず感情移入ができませんでした。
意味深なセリフを吐いていても空回りしているようにしか感じませんでした。
キャラ設定を提示する際に押しと引きの塩梅がいいともっと魅力を感じられたと思います。
あと主人公はもっと活躍の場を与えた方がいいような。後述の理由もあって主人公という感じがしなかったです。
戦闘については本当に簡単なのですが、最終戦について少し問題があります。
ラスボス戦とラスボス前ボスは最後に加入するキャラでないとまともにダメージを与えられないのはどうかと思います。
ラスボス前ボスはダメージを与えられるキャラが何人かいますが、それ以上に反撃が痛いので敵の攻撃範囲外から攻撃できる最終加入キャラで削るしかない。
ラスボスは最終加入キャラ以外は主人公も含めて全員ダメージ0。全くダメージを与えられません。
直前に主人公が格好良くスキルを入手しますがこれでどうにかなることもありません。何の意味があるんでしょうか。
あと誤字が少しばかり。
器用→起用
フェリシアがノエルに対して「フェル」と呼んでいる。
それと森に住む強敵は反対側から侵入したら出現しないのでしょうか。
次回作では話数も増える予定とのことでキャラの描写はもっと深くしてほしいです。
戦闘ももっと難易度は上げてもいいと思います。
楽しみにしています。
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