敵をサバいてサバイバれ
わんこそば風にボムを撃ちまくる横シューティングなゲームです。
ボムの爆発にさらにボムを当て、大爆発で敵の群れをやっつけよう。
プレイ時間はノーコンティニューなら30分ほどと思われますが
初期ライフ4で通しクリアできるようになるまで2時間くらいかかりました。
ステージセレクトや初期ライフ変更を利用し、お手軽に遊ぶこともできます。
ショットを敵に当てるとゲージがたまってボムが貰えます。
被弾してもボムと引き換えに耐えられるため、常にボムを1個は残しておき
道中では3個ほどたまったらボムを重ねて一網打尽を狙い
ボス戦では1個ずつ撃って弾幕の緊急回避用に使うのが基本となります。
ボムの軌道はパズルボブルのような癖があります。
発射するわずかの間に上下キーで操作できて、画面端で跳ね返るため
縦移動しているときに撃つとあらぬ方向に飛んでいきやすい欠点があります。
発射中の無敵時間を利用して、慌てずに撃ちたい方向を狙うことが重要です。
ミニマルでダンサブルなBGMが心地よく、その切れ間に顔を出すレイスパージは
ボスと異なり一定時間で逃げ去ってはライフ持ち越しで次のステージに再出現。
ステージ1から通しプレイしないと撃破は無理なうえに
1回でもミスして攻撃の手が止まろうものなら厳しいかも? というシビアさで
ゲームの進行とは別のやり込み指標的な存在として立ちはだかります。
特に難しいところはステージ4の道中とラスボス戦でした。
弾を垂れ流しながらの追い越し運転は道路交通法で規制されるべき……
その一方で敵が多い分、あっという間にボムがぽんぽん増えるため
超弾幕VSボム連射の両極端で拮抗しているところが面白かったです。
難点は敵弾の見づらさ、特にボムを撃った後の目視が困難なところです。
ボムはすべての弾ではなく、射線上と爆発範囲内の弾しか消してくれないため
エフェクトがちらつく中で残りの弾を避けなければならないのが厳しめです。
しかしこれは図と地が曖昧な画風によるところも大きく、一陣の風のように
トンネルや雲をくぐり抜けて空を飛ぶ非日常を味わえるという魅力でもあります。
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