Z世代向けのシナリオ
現代のZ世代視点での政治風刺をしたシナリオ。
合わない人にはとことん合わないと思うので、そういうのがいやだと思うなら止めた方がいい。
全41マップを戦うが、後半を除きサクサク進むので、ほどよい感じで進行する。
正直、政治思想、宗教批判面を除けば、敵味方の関係性などの作りこみ含め、荒削りながらもよくできているゲームであるのは確か。
本作を通じた気付き事項として、
① ワールドマップを入れた方がよい。いったいどこに向かって動いているのかわかりにくい。
② マップが広大なのか初期配置が悪いせいか、直接戦闘になるまで数ターンもかかるマップが多い。少なくとも1ターン目敵ターンか2ターン目自ターンには戦闘になるような広さ又は配置にした方がよい。
③ 敵ボスの配置と自軍の初期配置との間が一直線のマップがいくつかあるが、その場合、自軍が団子状で進軍するため、ほぼ大体数のキャラが役に立たない割には長い距離を移動させられるので、二正面作戦になるように複数の進行ルートを作り、敵軍に迂回部隊・奇襲部隊を作るなどした方がよい。
④ サブクエストとして独立させているが、いくつかのサブクエはそのまま本編に入れても良かったのではないか。そもそもプレイヤーはサブクエ全部やるだろうし。
⑤ 後半戦は必殺が出すぎるので調整した方がよい。
⑥ キャラ関係をイメージしやすいように支援関係を設定した方がよい。
⑦ 武器の耐久力について少し減らした方がよい。41面も戦いながりほぼ使いきらず終わってしまった。
⑧ ハードでも必殺を受けなければキャラが死ぬことはほとんどないので、必殺の発生率を下げることができるのなら、ハードではセーブ回数を限るなどしてそれなりの難易度を確保できるのではないか。
貴重な硬派SRPG
ストーリーとキャラの個性が素晴らしい
テキストもユニット表示も大きく見やすく変更されていて嬉しい(SRPG Studioでの製作者は、ゲーム無内容以前に、この基本を疎かにしている人が多くて残念です)
何度も注意書きされてる政治思想は確かに冗長で鬱陶しいですが、これもまたフリーゲームの個性なので、作者の好き放題に書けば良いと思います
途中までは渋い人間の業に重点を置いていて、胸を締め付ける場面もありましたが、終盤にモンスターが出て来たのは残念でした、個人的に最後まで人間同士の戦いが好きなので
問題なのは、ゲームの肝の部分である、全く緊張感のない戦闘シーンです
武器の3すくみも、支援効果も、スキルもない(CCするまで)ので、戦闘でのキャラの個性は無し
14、15ユニットを、長い道のりを移動させるしんどさ(ベストは8くらい、多くても10が操作する限度ですかね)
一番弱い武器でも必殺出まくり、終盤手に入る強い武器シリーズも意味なし
ハッキリ言って、3,4人いれば十分こと足ります
ターン制限を付けたり、いきなり動き出したり、キャラロストもない訳ですから、もっと厳しめでも良いと思いますね
先を早く見たい展開なのに、とにかく戦闘シーンが辛くて仕方なかった
物語重視、萌え萌えしてない、硬派で重厚なゲームをやりたい人にオススメです
クリアしました!
サブクエストもあって親切設計で詰まないように工夫されてて助かりました。
回復杖の経験値が他のゲームより多めに設定されており自然と魔法使いが強キャラ感出てました。
ラストバトルの主人公とラスボスのやりとりが痺れました。
素敵な作品をありがとうございした。
要望
いつでも何回でもセーブできるようにしてほしい。
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