ジャッカラー
aaaaa
まず、今までのノベルで特大級に重いです。
冒頭は固有名詞が多く出てきますが、
それらは登場人物達のニックネームです。
お互いの名前を知らず、ニックネームで呼び合っています。
主人公はもうすぐ退院らしいって事から始まり、
各自の近状報告などがあり、
無機質なニックネームにも血が通い始めます。
突然、重苦しくなったり、華が咲いたり、
またまた重くなったと思ったら全然明るく、
何でもない会話でも真剣に感じられます。
リアリティがあるからこそ、
その場の空気感も良く伝わってきました。
あと、「トトット」、「シャキャン」
面白い擬音が良かったです。
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No.68298 - 2024-04-21 21:47:34
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