最後の最後にたどり着くまで、さっぱり意味がわからなくて
奇妙で理不尽な世界に頭痛がしてました。一度は進んでるのか進んでないのかいまいちわからないシナリオに、むかむかして投げそうになりました。
でも、最後の最後で「ああ・・・そういうことだったのか・・・」
と思わずこみ上げてくる物がありました。 ブワッと。
色んなことに納得できました。そして、耐えきれずに涙が…。
最初は奇妙な世界に疲れてくるかもしれませんが、一回最後までやった方がいいです。
難易度はそんなに高くないし、探索を頑張りすぎなければ、一日でクリアできるかも?といった感じです。
是非是非、自分の手で一度はプレイしてみて欲しいゲームです。
あと、探索好きな私としては、木から葉っぱやリンゴをとれたり、アイテムが沢山拾える所が地味に楽しかったです。
扉を何度も出たり入ったりして、なかなか先に進めなかったw
プレーして良かったです
最初から良くわからないことだらけ、
意味不明だらけのままお嬢様が不思議で奇妙な世界を歩き回ります。
メイドのぷっち、案内人の和風少女、ドSな女王様など個性的なキャラが登場します。
進めて行くうちに解らないなりにぼんやりと法則めいた事情や疑問が出てきて、それらがおぼろげな断片として明かされていくのですが、
それでも事の真相や全貌はなかなか見えてきません(私は道中さっぱり何がなんだか解りませんでした)。
しかしラストまでプレーすれば総ての謎が解けて奇妙な世界のすべてを知ることができます。
私はラストで感動混じりに涙しました。
毒々しくも甘美なる魅惑の世界へようこそ、中編RPGって感じですな。
本作はいつもの作風と比べると、ストーリー性はあまり重視されておらず、ゴスロリ色の強い不可思議な怪しい世界を巡る系統の内容となっている模様。
それ故に、作内の設定が従来よりも分かり辛く、とにかく「怪しさ」を強調した展開がメインとなり、巡る世界の規模も(従来作と比べれば)大分小さく落ち着いているように感じられました。
シリーズ恒例(?)の直接的なグロ描写はおろか、ゆるい下ネタ描写もかなり控えめとなり、ひたすらにまでに怪しさ重視がなされた一作だったように思えます。 (但し、気持ち悪いキャラデザイン多数で、エロシーンも消え伏せた訳ではないので注意)
エンディングは綺麗な終わらせ方で、シリーズ中もっとも余韻に浸れるENDだったのは非常に素晴らしいところ・・・ちなみにうるうるきちゃう系です。
グラフィックは相変わらず芸術、職人的なるドット技が光る巧みさであり、プレイする者を飽きさせない華やかさを魅せ付けるには十分な素質を持っているかと。
しかし、本作は他シリーズ以上に「怪しさ」を強調した雰囲気であるが故に、ハード曲調なBGMがプレイヤーの角膜に堪えてくるところや、視覚的に疲労しそうな色使いがやや目立つのは気になるところ。
また、常時画面端にデコレーションが表示される演出があるのですが、流石にプレイしていくうちにわずらわしく感じてしまうのは否めないです。 (一応、とある特殊技で演出を消す事は可能)
主人公をコスプレさせる機能等はなかなか萌えさせてくれて嬉しい・・・ほとんどゲーム的には意味がないという突っ込みもありますが(汗)。
歴代シリーズも戦闘バランスは度外視な節が強かったですが、本作は触れるだけで経験値や金がもらえるポイントが無制限に設置されたり、雑魚敵シンボルに触れても戦闘するか否かを選択でき、直接戦闘に移項しなくなったり、と究極にゆるいバランスになっています。
多くのシリーズに存在した、何かしらのサブオプションは本作には存在せず、パーティも常時固定な件もあり、非常にさっぱりとした構造となっているかと・・・良くいえば無駄に複雑な要素がなくてプレイしやすかったですね。
ゲーム自体はいつものノリのRPGですが、容量が半端なく高くなってしまい、雰囲気的に幾らかのイメチェン(死語)が図られている影響で、非常に賛否が分かれそうな予感がします。
本作は決して「RPG」として優秀な出来でもないですし、ストーリーが本格的という訳でもなく、評価できる最大の要因は何といっても雰囲気作りの上手さとそれが織り成す独特のハーモニー、自分はそう思いました、はい。
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