絶望しかない五階建て密室、すぐに終われないであろう短編謎解きゲーといった感じだろうか。
意外とびっくりさせるような恐怖演出は控えめで、どちらかというと、どう考えても勝てっこない奴らに遭遇するシチュエーションの方の恐怖が強い印象。
原則として狂気的なシリアスホラーではあるが、ときおり雰囲気にそぐわないようなギャグ(?)っぽいシーンも(特に話後半あたりに)点在し、その辺はどうコメントすればいいのかわからない気分だった。
引き戸を開けて謎の美女の顔が現れたり、息絶えた人が後に普通に活躍してたり、と突っ込みどころも多いが、その辺は割愛させて頂く・・・多分突っ込んでも無駄と思うし(汗)。
あと、残虐シーン満載なキャラチップに比べると、敵のイベント絵があんまり怖くない(というかむしろ笑える)のも好みの分かれる一因かもしれない。
ゲームとしては謎解きと敵避けがメインではあるが、双方の難度はかなり高く、セーブポイントが限られる環境の事もあり、軽い気持ちでプレイするのはお勧めできないであろうか。
謎解きに関してはその場によってヒントは得られるものの、その助言は簡素であまりわかりやすいものではないので、結局は相当なる発想の柔軟性が必要になるのは必至かと。 (もっとも、ヒントが親切すぎるのもどうかと思うが)
敵避けの方もかなりシビアで、完全なる「死んで覚えろ」系統の突き放しっぷりであり、アドリブだけでクリアしようと思ってはいけない・・・特にラスボス戦に至ってはキーボード操作でクリアするのは相当な厳しさを感じた次第である。
理不尽気味な敵避けはともかく、謎解きとしてはなかなか練られた一作で、ただびっくりさせるような安直さではないホラー的な恐怖もあり、難度は高いがやりがいのある一作だったように思える。
自由度がないのはホラーゲーとして仕方ないのかな?と思ったけれども
所々にあるギャグがしょうもない上につまらない
唐突にアイテム入手してくる他キャラとか選択肢間違えたら停電とかご都合主義が多すぎてストーリーに引き込まれない
トラップならトラップでも何故死ぬ事になったのか位の最低限の説明が欲しかった、引き出しの間とか女子トイレとか謎過ぎて興醒めします、悲鳴のSEだけで驚くのは小学生までです
○○でラスボスの力が効かないはずなのに脳味噌犯されたりと一見矛盾してる事が多いので世界観に引き込まれず、グロ画像が出てくるか来ないか位にしか怖がる点はありませんでした。
理不尽さとホラー的な怖さは別物なのでもう少し工夫して自作に取り組んで欲しい所
中盤のゾンビとの追いかけっこは面白かったけど対ラスボス戦の脳味噌犯しは操作に慣れる猶予期間が欲しかった
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