人を選ぶ、いわゆる詰め将棋的なSRPG
完全に上級者向け。
イージーモードでもまず初心者は途中で投げ出してもおかしくない難易度なので、詰め将棋的なSRPGが好きという人でない限り、まず楽しめないと思う。
このゲームはキャラのデスペナルティがないかわりにキャラを捨てゴマにすることが前提となっている。
いったいどのキャラをどこで捨てるかという選択を迫られる。
さくさくストーリーを楽しみたい人やノーデスクリアで楽しみたい人よりも、じっくりと次の手を考え、最善手を極めたい人向けの作品である。
Good Game
Cleared on lunatic in about 17 hours (real time 30 or so), would recommend. Challenging (particularly 31章(裏) and 25章(裏)) but the game always lets you know exactly what to deal with so there are no unfair surprises. There are some comments regarding money being tight, which was my first impression, but, after finishing the game I had plenty of resources left over.
パズルやクイズ、もっと言うと詰将棋や詰碁が好きなら
高難易度と名高いreinとは違う方向で難しいタイプのゲーム
こちらは随所で詰めSRPG問題が出され、それに回答して行く形になる
吟味も出来ないのでズルも余り許されない
とりあえずハードで6章までプレイして見よう
そこのボスと戦ってみたら大体このゲームの方針は判ると思うので
自分の手というか頭にあってるかはそこで決めたい
プレイヤーフェアなSRPG
仕様や傾向についての言及あり、具体的なネタバレのない範囲で書きます。
ver1.31のルナティックでクリア。
丁寧に対処すれば順当にクリアできるようになっているバランス感覚の良いSRPG。
親切かつ丁寧と思った点を三つ
・敵軍の行動や増援のパターンは情報収集の時点で全て明示されているのでクリアの道筋をシミュレートできる。初見殺しは無に等しい。
また、親切すぎることにマップに細かくマイルストーンが置かれていて、「このターンまでにはここにいたい」「この敵陣を突破した後、次の接敵までにリカバリーが必要だから距離はこれだけ離れていたい」などそのターン毎の行動テーマを容易に決めることができる。
・上記の仕様にしつつ戦闘の楽しさを損なっていない。道筋が最初から全て明瞭なのであれば攻略は作業になってしまうのではないか、と序盤こそ懸念していたが重めの敵陣やボスを崩す時には一筋縄では行かないこともあり、これで大丈夫かな? と考えることが出来て楽しい。
・プレイヤーターンであればいつでもセーブ可能なこと。これにより自分の脳内シミュレーションと実際の盤面が乖離してしまうのを防ぐことができる。
総括して、コンバット中心のSRPGである為そこに集中できる作りになっていてコンセプトがしっかり確立されているのが良いなと楽しむことができた。
ルナティックだとしても最適解を出し続けなければならないなんてことは到底なく、当たり障りのないプレイでサクサク進むことができる。
敵が強すぎるなんてこともない。味方と敵のステータスを見てシミュレートし、効率の良い倒し方を考えるのも大切な楽しみの一つであり、丁寧な敵のレベルデザインはそれに大きく貢献している。
上手いプレイができれば次のターンは怠けながらリソース節約に励む時間がもらえたりとプレイヤーの頑張りに対してのリターンがしっかり返ってくるのも嬉しい。
キャラクターをめちゃくちゃ強く育成したい、無双したいという方には向かないのかもしれないが、戦術シミュレーションを楽しみたいという方には自信を持っておすすめできる一作だった。
攻略の組み立てが面白い作品でした
ノーマルでクリアしました
11章までは手なりで進行し12章は割と苦戦した気がします
その後、要所要所で難所はありつつも30章までマイペースに攻略できました
31章は終盤が個人的に厳しかったですが、丁寧にしていればなんとか攻略できました
終章は個人的に最難関マップでした
理由は私の苦手な要素が多かった為です。(話を聞くと他の方はそうでもなかったそうですが)
終わりまで通した感想として、終始敵の策がプレイヤーに提示されている(増援すら明示され奇襲が皆無でした)ことです
自軍の物資はコンパクトにまとめられており、ノーマルでは鋼武器も終盤まで大活躍しました
さらにプレイ中はいつでもセーブができますが、30章と31章は長丁場だったためほぼすべてのスロットを使い切りました
マーキングは1.31時点では個別マーキングと全体マーキングがそれぞれ搭載されています(ただし移動範囲がわからないのでマスを数える必要があります)
時折登場する範囲攻撃系スキルも説明を見ればわかりますが、マーキングには反映されないのでこれもマスを数えて対応してました
敵の攻撃はノーマルでも厳しく、ターゲットを操作できなければ追撃を受けてすぐ負傷する事態に陥ります
一部の味方は耐久値が低く一撃すら耐えられないキャラクターもいます
他、中盤以降(うろ覚え)xの倍数ターンは一人を除いて「絶対に耐えられないダメージで必ず命中」する攻撃も時折登場するので情報確認の重要さを痛感させられます
手強い作品ではありますが、時間を忘れて熱中して楽しませていただきました
力作をありがとうございました
力の入れようを感じます。
敵に関して大体の情報が開示されているところはSRPGとして素晴らしい。
チュートリアルや説明もしっかりしている。
シナリオも良く、キャラクターに愛着がわく。
音楽のチョイスもよく練られている。
8時間ほどは夢中になって進めました。
しかし、中盤からは急激にモチベーションが失速してしまいした。その最たる理由が、ノーマルでも理不尽に感じるほど難易度が高いこと。
理不尽と表現したのは、常に敵のほうが良い装備、長い射程、多い人数。その割に能力はそこまでの差がない。というプレイ感が続くから。安定択をとりすぎるとタイムオーバー。強気に攻めたら即死。人数の少なさから、攻撃を躱されたときにリカバリーが効かない。難易度のハードコアさが留まるところを知りません。笑
どちらかというと戦略シミュレーションというより、脱出ゲームの謎解きを解いているようなプレイ感です。決められた攻略法以外は認めないという雰囲気を感じる。
このジャンルはまあまあプレイしてきて、一部作品は最高難易度くらいはクリアできたんだけどなあ。
クリアできる知能を持った方なら楽しめます。猛者向けです。猛者でない方は・・・自分のように自信喪失するかもしれませんね。笑
高難易度戦略重視SRPG
難易度イージーとルナティック(var1.00)でプレイ。
クリア時間は22時間、実際は3倍くらいかかりました(ルナティック)。
イージーでもかなりの手応えなので、SRPGが苦手な人は迷わずイージーを選ぶことをお勧めします。
一部を除いて味方ユニットのスキルは地味なものが多く、事前の情報収集と戦略、敵AIの理解に重きが置かれたSRPGです。
特に、敵ユニットが動き出す条件はしっかりとチェックする必要があります。
以下は難易度ルナティックでのユニット感想です。
クローゼ:序盤は地味だけど、育てないとクラスチェンジ後に後悔する。追撃込みで殆どの敵を確殺できる。
ハインズ:守備力が高く、3人以上の敵から攻撃を受けても生き残れるおそらく唯一のユニット。再移動のヒット&アウェイも強力。ただし、終盤は若干火力不足気味で、遠距離魔法で事故死する。
エイラ:回復役。ルナティックでは資金がカツカツになるので、無消費攻撃は美味しい。1度だけ負傷を回避できる加護スキルは残しておかないと、最後のミリア戦でおそらく詰む。
アリス:最強のアタッカー。彼女がいないと火力不足になるのでマップ終盤まで負傷させないように立ち回る必要がある。物理攻撃(特に斧)を受けると一撃死する。
ニール:早い段階で射程3攻撃ができる弓ユニット。CスキルよりもHPが低い相手に先制できるスキルの方が重要で、わざと瀕死にすることで、疑似シャドーアサルトができる。
テレジア:一撃の火力はクローゼに並ぶが、速さが低いので追撃できないしされやすい。魔防は最低だが、相手の魔法攻撃を誘えるので一概にデメリットとはいえない。ルナティックでは、Cスキルの防御効果は正直誤差。
リスティア:貴重な飛行ユニット。弓で撃ち落とされるのであまり自由には動けない。スカイシールドで飛行特効魔法を誘えると、味方の負傷を回避できる。逃げ回ることで、31章のヴァイス戦では実質MVPになった。
ミオ:回復役。終盤では攻撃もできるが火力は出ないので回復に専念するのが無難。意外と守備力が高く、壁としての役目も果たせる。常在のバフスキルは投擲斧と組合せるのが最善だと思われる。
ケイト:貴重な飛行ユニット。力は控えめだが、速さが高いので追撃ができる。守備力も高く敵の飛行ユニットに強気にでれる。ただし、飛行特攻への対抗手段がないので運用はやや難しめ。
レムリット:ほぼ全ての敵に追撃できるが、ほぼ全ての攻撃に耐えられない紙装甲。基本はとどめ役だが、意外と力が高いのですり抜けと合わせて遠距離魔法使いを素早く処理できる。シャドーアサルトはボス相手よりも、乱戦時に囮として使うのがおすすめ。
色々書きましたが、とても作り込まれていて面白いゲームでした。
歯ごたえのあるSRPGを求める人は是非プレイを!
面白いけど惜しい・・・
セーブ&ロードによる、レベルアップのステアップの吟味が出来ないのが、残念。
ステアップの吟味もが楽しみだというのに。
それに、イージーの際、なんで杖の使用数だけ無限じゃないのかと、疑問。
無限武器にしたらお金の使用方法がなくなるとかいうのならば、装備品やステアップのアイテム等を売りに出せばいいのでは、と。
せっかくセーブ&ロードができるというのに、あらゆる点において固定化されてしまうので、あまり意味をなさなくなっているのがもったいない。
(例)攻撃90%で外れるので何度ロードしても、ミスが変わらない。
いろいろと惜しい作品。
アリス八面六臂の大活躍(せざるを得ない)
難易度ノーマル(ver1.02)でクリア。
負傷者ゼロ、最終所持金42050G
敵配置やスキルをじっくり眺めながら最適なルートを選定し、
武器も能力値も数の上でも圧倒的に強い敵を手玉に取る
思考パズル要素の強いSRPGです。
『耐える』よりも『攻める』が重要なタイプ。
難易度は分かれば高くないのですが分かるまでが恐らく壁。
なお時々難関マップが挟まれるので
急激に難易度が上がるように思えますが錯覚なので大丈夫です。
本作は先に述べたとおり、基本的に敵の方が強いゲームです。
どれくらい敵が強いかというと
後半は下級職雑魚がこちらの上級職と互角くらい(難易度ノーマルで)
そのうえメンバーは最大10人と少なく
各職1~2人しかいないためゴリ押しも効きません。
また火力も高めで終始マトモに耐えられるのは物理攻撃くらいなもの。
(アーマーナイトはいませんが騎兵と斧戦士が硬い)
そんな惨状ではありますが、
本作は敵配置が実によく考えられており
どのMAPのどの集団も必ず『盲点』が仕込まれています。
開始前に敵配置と装備やスキルを調べ上げ、
『この敵に攻撃出来るポイントのうちここだけは敵が来ないぞ……』
『行け、アリス!そいつを倒せばそこは安全だ!』
『3匹いるけどこのマスなら1匹しか来ないな……』
『よし、アリス頑張れ!手斧1発なら耐えられる!反撃で潰すんだ!』
こんな感じで脆弱性を見つけ出し、
圧倒的優位の敵集団を突き崩していくのが実に楽しい。
しいて言えば後半回復ゴリ押し気味になっちゃうのが残念かなって程度。
あと後半になると敵が終始優位かつズルいので閉塞感が強いというか、
カタルシスみたいなものは薄いので爽快感は求めないのが無難です。
いや圧倒的に強い(はずの)敵を手玉に取るのは楽しいんですが。
SRPGのセオリーが通じない場面も多々あり
イージー/ノーマルからして慣れたプレイヤー向きではありますが、
思考型SRPGとしては結構よく出来てるので自信のある方は是非。
※ちょっと追記
恐らく難関と思われる30章と31章の一部敵、
ほか幾つかの場面における難易度ノーマル攻略動画を撮ってあります。
ツイッター限定公開ですが
どうしてもあそこが無理!という方は使って頂ければ……
レビューガイドラインに触れてしまうので直接アドレスは載せられません。
これぞ、シンプルイズベスト! だが…
まず、文字とユニット表示が大きく見易い。
当たり前のようだが、SRPG Studioの開発者は、これが出来ない人が多いので、とても有難い。
内容も無駄を徹底的に排除している。
フリーゲームのSRPGで嫌になるのは、独りよがりで冗長な会話シーン、キャラが多すぎて世話が掛かる、マップが広すぎて移動するだけでウンザリする、嫌がらせのように配置された隠しアイテムなどだが、このゲームにはそんな心配は一切ない。
序盤はサクサク進めて楽しいのだが、ノーマルでもだんだん歯ごたえが出て来る。
ところが…。
中盤から、とんでもない難易度になる。
ミスさえしなければ何とかなる、なんてレベルではない。
途中までは素晴らしい作品だったが、残念ながらギブアップした。
追記。
難易度をイージーに下げて再チャレンジ。
しかし、31章、同時に動く2体のボスのえげつない装備と範囲攻撃のスキルで、流石に心が折れた。
SRPGは散々やってきたが、取り返しがつかない難易度で挫折するのは初めて。イージーの無限武器も敵の極悪装備の前では意味なし。
この仕様って、SRPGとして公平なのだろうか。FE外伝の魔女や、ベルサガのブラックメテオなんて可愛く見えるほどの理不尽。せめて範囲攻撃は、体力が1残る仕様にしてくれたら。
製作者が物凄い時間と労力を掛けて練り込んでいるのは解るが、プレイヤーを絶対に殺す配置が次から次へと続くので緩急がない。
最大の問題点は、「落ち着けば初心者でもクリアが狙える」と書いてあること。まるで落ち着かないお前が悪いからだと言われたみたいで、ちと文言が挑発的かな。
最初から看板に「最高難度SRPG」と銘打ってあれば、何の問題もないのだけどね。
難し過ぎるせいで、28章くらいでもう全員がレベルカンストしてるのも、これ以上強くなれないのでガックリする。
プレイヤーの技術次第でバランス調整が出来るように、ドーピングアイテム、必殺無効や特攻無効などの隠しショップの救済処置があっても良いかも知れません。
他の感想を漁ると、ノーマルでは歯応えが足りないとか、ルナティックをクリアしたとか書いてあったので、自分の実力と根性が足りないのが悪いのでしょう。
どなたか上手い人の実況プレイでも見てみたいものです。
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