完成度の高い短編ゲーム
シチュエーション自体は定番の脱出ゲームです。しかし、行動コマンドの取得と実行、それぞれに伴ってポイントを消費するシステムになっているため、脱出方法そのものに加え、今の自分に必要な技能は何か、その場その場で取捨選択を考える必要がある骨太な作品でした。
決して難しくはありませんが、脳みそをほどよく使える内容で楽しかったです。ありがとうございました。
一つだけ惜しかった点を言うと、戦闘要素は些細なものでしたが、それでも不要だったと思いました。
▽思いだす ▽わすれる
何度か「あ、しまった!」ってなるのがすごく楽しかったです。
~ ネタバレ アルヨ ~
・怒られて少しのおしおきで閉じ込められてるだけかな?と思っていたら「たたく」でヒエッ・・
・えだを燃やしてから右の部屋が「やみ」の形で「お」と思いました
・「あらがう」は回復のことだったのですね (クリア後気になったので)
「Knock the Door」中編 とても楽しみにしてます。 ありがとうございました。
数分ながらも凝っている
(微ネタバレあり)
「おもいだす」行為をうまく扱って、暗い家から脱出するホラーチックな謎解きアドベンチャーです。
一部戦闘要素が含まれますが、そこまで苦戦することはありません。
物語は明瞭としておらず、ほのかににおわせる程度なのですが、その淡白さがむしろ逆に重々しい暗さを湛えていますね。
ですが何より魅力的なのは、独特のシステムを用いた謎解きでしょうか。
少女はMemoryを消費することで、行動を思い出すことができます。その行動を使用することによって、物を取ったり、何かを押したり、様々な行動をできるようになります。
ですがMemoryにも数がある上、あまり浪費してしまうと即刻詰みの状態になるので、セーブは複数にわけておくのがオススメです。
初めはどこに何があって、何をどうすれば解決できるかが不明瞭なので手探りで進んでいきますが、その試行錯誤が面白い。一発で無駄な消費をせずに脱出に行くのは、閃きがなければなかなか至難の業です。
思わぬところでコマンドが役立ち、突破口を見つけたときの達成感がなかなかのものです。
母親のつっぱり力
■総評4/5
・短編脱出謎解きゲーム
・キーアイテムと「動作の入れ替え」を駆使して
脱出を目指す
・短編で凝ったものがやりたい人におススメ
・記憶に関しては、余計な入れ替えはポイント浪費になるので注意
-----------------------以下ネタばれ---------------------
・動作をポイント制にすることでパズル的要素があってよかった
・戦闘イベントに関しては蛇足かとおもったが、ツボイベントで
うまいことやってると思った
・最後の「あらがう」だけ使いどころが見つからなかった・・・
おかあさんひどい
閉鎖空間からの脱出という定番シチュエーションと
コマンドの取得と忘却というシステムによって
独自のゲーム性が楽しめます。
ゲームはシビアなバランスで一歩間違えると即死
という事も多く、安全な移動ルートを見つけつつ
有効なコマンドを探していくという試行錯誤が続くので
なかなか難易度が高かったです。
特に一部のコマンド名が正解に繋がる行動と結びつかず
クリアまでかなり時間がかかってしまいました。
エンディングもあっさりしつつあまり希望が
感じられないものなので全編通して
暗く重いという印象が強く残りました。
システムは面白いので同じシステムでの
新作も遊んでみたいですね。
思い出との決別
記憶の鍵が道を開く、謎解き脱出ゲームって感じですな。
メモリー(特技)の覚え忘れを計算しつつも、暗闇のMAPを脱出するのが目的の一作といったところでしょうか。
はっきりいって完全手探り系の謎解きであり、親切なるヒントなんてものはなし、攻略の手順を誤れば詰む恐れすらある?模様ですが、幸いな事に、プレイ内容そのものはかなり短いので、やり直しの負担が少ないのが救いではありますな。
特に明確なるストーリー描写は存在しなかったですが、結局はエンディングの終わり方からして彼女の末路は・・・いや、悪く考えてはいけないな。
独特のセンスを感じさせる謎解きはなかなかのものですが、結構プレイヤーを突き放したような難しさに仕上がっていると思われますので、短時間でクリアできるとは考えない方がいいかもしれんすすぉ。
あと、>>2の人同様、戦闘関連はちょっと蛇足気味だった気がしますな・・・。
(無題)
謎解きゲー大好きです
面白かった
出る方法がわからずにずっとドアたたいてました(笑)
音の鳴る床に気がつくのに15分くらいかかった。
ノックザドア
謎解き自体はそこまで難しくなく1時間ほどでクリア(?)まで辿り着けました。
ただ、脱出ゲームなので戦闘に不安要素はいらないかなと。
運が悪いと、こちらの攻撃が回避され続けて2回ほどの戦闘で倒されてしまったりといったことがあるので、敵に回避は必要あったのか?と疑問に思います。
それ以外に関しては特に気になった点もなく面白かったです。
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