ふち
虚無のラビリンス
先の見えない回廊の恐ろしさ、3D迷路ゲーといった感じだろうか。
【◎】
○混じりっ気なしの正統派迷路で、システム的には複雑な要素は皆無。
○プレイヤーが今いる場所を確認できるMAP機能付き。
【×】
作者コメント欄にも表記されている通り、めまいを起こしそうな程に迷路が広く、それだけならまだしも、3D視線でしか移動できず、MAP機能の視野が狭い為に、ある程度動かすだけでも苦痛が激しくなってくる。
プレイしていく内に「2D視線で操作させてくれ」と本気で懇願する程のレベルで、何故3D移動にこだわったのかが理解不能である。
また、MAP機能はプレイヤーの位置によって地形表示が常に360度変化するせいで、方向感覚がやたらと掴み辛い(東西南北の表示もない)のも相当やっかいな存在となってしまっている。
クリアに時間がかかると作者が自負している割には迷路探索経緯のセーブができない?のは本末転倒と思う。 (セーブできるのはスコア等のみと説明書に書かれてあった)
なんというか、90年代中盤の家庭用ゲームの高性能化のおかげで3D表現ができるようになったはいいが、それのせいで快適が大幅に削がれてしまったゲームを再現しているかのような存在のように思えたのだが・・・。
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No.4988 - 2011-03-07 12:17:01
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