補足レベルになりますが、良作です!
逐条的な部分は先に書かれている方がいるので
感想になります。
とっても良かったです!
ことのほか、意図的なちいさな、でも大きな「トラウマ」案件があって、
でもそれはダークファンタジーではあっても、共有できる、つらくてもどかしい案件で。
でもそれを最後まで使い込んでいる作者さんには、
いろいろ、いい意味で思うところも出てくる作品になっています。
ラスト前の、「アレどうだったかな、回収したいな」については
私はどこか取りこぼしがあったようでコンプリートには至りませんでした。
ないとダメなモノはしっかり伝えてはくれてるので「やりこんだらね? このゲームもっと入ってきなよ?」的な
ウザったい進行ではないです。ストレートに行けるゲーム作りをされてるんだろうな、と。
素直な気持ちで「ここ」に入ったなら
べろべろに泣けるシーンも少なくはないので
とにかくおすすめしたいなと思いキーボードを打たせてもらいました。
作者さまへ。
またこんな、違っていてもこんな風な世界を見せていただきたいです。
ツクールで作れたらカッコいいなと憧れるようなゲームです
クリアまであまり寄り道せず9時間ほどでエンディングまでプレイしました。
筆者は説明の【注意が必要な方】の項目に全部あてはまるのですが、前2作をプレイ済みだったこともあり、すんなり世界観や操作性になじむことができました。
<シナリオ>
王道シナリオで基本的にシリアスですがキャラたちが活き活きしていて終始明るい印象でした。
前2作とつながる部分や伏線の回収など見どころがあってとても良かったです。
<装備システム><戦闘システム>
装備システムは戦闘の基本となる部分で、この装備の構成によって戦闘の難易度が劇的に変わります。
どちらもバランスもとれていたと思います。
<アクションコマンド>
アクションに関しては、反射神経を使うことに自身がないため、能動的には使いませんでした。
しかし必須要素ではなく、代わりになる装備などあったので助かりました。
<感想>
寄り道をあまりしていないので全部の要素に触れたわけではないですが、総合的にクオリティが抜群でした。
筆者が初めてツクールに触れたのはSFC時代で少年したが
その頃に「ツクールでこんな作品作れたらカッコいいな」と思い描いた内容がそのまま表象したようです。
<その他>
筆者は技術者のためツクールVXAceでは難しいだろうなと思いつつ、こんな機能があったら良かったなと思った部分を何点か。
・Lv差が低すぎる敵に勝利するメリットが薄いので、一定のLv差が開いた敵とはエンカウントしない設定。
・装備で魔法を買う時に魔法の名前はわかるが、効果の内容がわからないので魔法の詳細画面が欲しい。
<さいごに>
前2作をプレイしたことがあるなら本作も間違いなく楽しめるかと思います。
残念ながら本作で新作は最後とのことで、長い間の制作お疲れ様でした。
最初の作品が2016年で7年ほど経ての作品になりますが集大成にふさわしいと思いました。
プレイできて良かったです。ありがとうございました。
面白かったです
最初は独特な戦闘システムで少し戸惑いましたが、慣れてくると色々と工夫するようになります。
装備次第で、クリティカルを手動で狙うのか自動に委ねるのか、
誰をアタッカーにするのか、レオナには肉弾戦をやらせるのか魔法をやらせるのか、
など、限られた成長ポイントで色々な戦闘スタイルを模索する楽しさがあります。
ほぼ全てのダンジョンでショートカットを作りながら進められるようになっているので、探索の難易度はそこまで高くはないと思います。
ダンジョン毎のショートカットの作り方を見るに、作者が色々と工夫を凝らしているのが分かります。
隠し通路の類は、注意深く見ていれば殆ど見つけられると思います。
(唯一、残り1個のドラゴンスチールだけは分からずじまいでした)
終盤のボス戦は、蘇生抜きで完勝を狙うには工夫が必要となります。
あと、有名なゲームのオマージュがあって、ニヤリとする展開があったりします。
素晴らしいゲームをプレイさせていただき有難うございました。
(不具合報告)
・食材を受け取るために宿屋のNPCに会う際、カウンターの内側から話しかけるとイベントが無限ループしてしまいます。
・キードライトの一連のイベントが終わった後もラナがリンゴの木の前に居て、近づくと同じイベントが発生してしまいます。
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