深夜0時までの記憶探し、短編ストーリーって感じやね。
幽霊少女と主人公の少年との不可思議で奇妙な出会いと触れ合いを描いた一作といったところでしょうか。
メインは幽霊少女と少年とのちょっと微笑ましいやり取り、ラスト付近は純粋に切ない流れとなっている模様。
そこそこ精密に描かれていた中盤までと比べると、話後半からは(タイムリミットが迫っていたとはいえ)やや急ぎ足気味の展開で、二人目のヒロインの存在意義が薄い気がしたとか、最後のシーンが唐突な締め方で何だかなぁ、という印象がありましたね。
あと、完読してもおまけの類が確認できなかったのは物足りないと感じた次第です、贅沢な意見ですが。
物語としてはなかなか面白く、キャラの個性も上手く出せている反面、ちょっとばかり短編で収めるには尺が足らなかったように思えた、そんな作品だった気がしますね。
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No.4941 - 2010-12-28 09:14:52
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