謎が解き明かされていく系短編RPG
ジャンル:短編RPG
制作ツール:RPGツクールVXAce
ストーリーはシリアス
夕方になると悪魔の軍勢に攻められて滅ぼされてしまう街で 記憶をなくした(?)天使が 同じ一日を何度もループしながら解決策を探す話
戦闘以外のゲームシステムは独特
移動中リアルタイムで時間が経過していき 夕方になるとタイムオーバーとなるが 主人公のレベルや強化等は引き継がれる
25人いる仲間から主人公へ技を伝授してもらえる
世界観はファンタジック
魔法、天使、悪魔、剣、弓などが出てくる世界観
テクノロジーはあまり出てこない
戦闘システムは一般的
VXAceのデフォ戦に近く PRGツクールの戦闘に慣れている人は直感的にプレイできる
キャラビルドや戦闘の駆け引きといったものはあまりなく 単純な殴り合いで勝負を決することが殆んどのためRPGに
不慣れな人でも問題なくクリアできる……筈
戦闘難易度は優し目
レベルを上げて物理で殴れ!
でも最終盤だけはそれだけだと躓くと思う
お気に入りの点
・ファンタジーなところ
・よく練られた舞台設定とキャラクター
・バグや誤字が殆んどないところ
・ツクール2000っぽさ漂うノスタルジックなマップ
・雰囲気がいいところ(没入できる)
・冒頭の掴みが良いところ(謎の状況から始まり興味を引かれた)
・進めていくにつれて段々と主人公の出自や置かれている状況が判明していくところ(先が気になる)
・2メートル天使の台詞がユーモアあるところ
・街中のアイテムの配置を暗記したり どの順番でダンジョンを周るか、誰から仲間にするかといったプレイヤーが工夫できる点があってダレにくいところ
・いい意味で簡単なところ
・キャラ絵
・自然で読みやすいテキスト
微妙だと感じた点
・ゲーム規模に対して仲間25人は多すぎるところ
2/3はスキルを伝授してもらうのが作業と化していた
・やりたい放題していた悪役が 最後どうなったのか匂わせる程度にしか語られない点
・登場人物が全体的に男女の区別がつかないところ
気が付いた点
・主人公が「狼疾」を使用して敵を倒して戦闘に勝利した際 次の戦闘までスタンが持ち越されるのは良くないかもしれないと思った
なぜなら 次戦開幕からスタンしていると詰みかねないのと 移動中に「扉の魔法」が使用不能になるから
・エピローグで医師の台詞テキストに誤字のようなものがあった
「お前もうちょっと専門”な”的な意見を言え」
熱中してプレイできました
かなりよかったです
雰囲気がいい※ネタバレあり
序盤はこれどうやってクリアするんだ…という絶望とワクワク感があって
一気に引き込まれました。
が、中盤は話が進まず、強くなるまで同じ戦いの繰り返しなのがきついです。
それを乗り越えたら、また終盤もちゃんと盛り上がるので
是非最後までプレイしれみてほしいです。
攻略として前にコメントされている方の追記ですが
教会のとあるキャラのスキルが必須です。
普通に最速目指してもダメです。
全体的に演出、BGMの選曲が素晴らしい。
個人的に序盤終盤は特に心揺さぶられる場面が多いです。
※ネタバレ
気になるところを上げるとすれば
・ラストで街を出る理由が分からない
いい終わり方ではあるけど明言してほしかった。
・シンボルエンカウント、メニューがやたら重い
・時間経過でなんとなく探索が急かされる
・過去に虐殺された割には淡々と説明が入る
空の声でうるさくても困るけどね!
それを含めても心に残るいいゲームでした。
何回黄昏を見る?
2、3週で作業ゲーかと断念しかけましたが、システムを理解すると面白くなり、クリアまで漕ぎ着けました。
おそらく隠し要素も一通り見れたかなと思います。
この作者様の作品に触れるのは初だったのですが、この作品を受けて、ふりーむ内他作品も全てプレイしてしまうぐらい世界観というか伏線力?に魅了されてしまいました。
惜しむべきは、最初システムに慣れていない&何をしたらいいかわからないことで、無駄に周回を重ねることになり、作業感を感じてしまうことでしょうか。
しかしながらある程度のコツというかクセを掴み、同じことの繰り返しにはならないと気づければ、物語を楽しむ余裕が出てきます。
攻略ネタバレ
失敗しても大丈夫。
背景に見えても、そこは建物の入口で、大体の建物は入れる。
街の人は裏切りません。安心して頼もう。
街の北側から外に行こう。(最初は強い人おすすめ。)
最奥まで辿り着くことを意識する。
残念ながら親密度とかはない。
だから色んな人の手を借りて、貰おう。
三人目の子は意識しないと会えない。
でも難しい条件じゃないよ。
きみは一人じゃない。
会話できる。
世界観やキャラクターの性格がとてもよかったです!
登場人物の少し重いバックボーンと天使に対する設定や考え方がとても好きです!
プレイヤーが主人公を操作できる理由づけもされていたところもよかったと思います。
最初は全く戦えず文字すら読めない状態から、人々の力を借りて少しずつ強くなっていくシステムも主人公の性格とマッチしていると感じました。
表ではそっけない態度が多くても内心ではみんなのことを大切に思っている主人公が推せます。
最初はゲームをつくる参考として少しだけ触ってみようと思っていたのですが、おもしろくてつい一気にプレイしてしまいました。これからも頑張ってほしいです!応援してます!
雰囲気の良いループ物RPG
最近遊んだフリーゲームの中では
とても雰囲気の好きなRPGでした、
物悲しさのある世界観に引き込まれます。
音楽もその雰囲気に良くあっています。
少しずつ分かっていく物語と
関係するキャラの背景
やり直すほどに強くなっていく主人公。
特にキャラの設定がとても丁寧に作られており
もう少しそれぞれの物語が読みたくなりました
クリアするのが寂しくなるほど…。
ありがとうございました。
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