「ネタバレを含みます」
まずは遅れてのレビュー、長文で申し訳ないです。
実況動画投稿でプレイさせて頂きました。ありがとうございます。
あるまソフトさんのゲームは今作が初めてのプレイなんですが、はっきり言って驚愕のクオリティでした。
さらにフリーゲームって・・マジですか?
PCホラーゲームやフリーゲームを良く遊んでいるのですが、正直僕はヴィジュアル面を見ても普通にお金出して購入してるレベルです。
だから良いと言う人も勿論いますが、特にフリーゲームに古臭いイメージを持ってやらない人、こそ是非プレイしてみてほしいゲームです。正直フリーゲームのイメージが変わると思いますよ。
※ここから「ネタバレを含みます」
タイトルが非常に分かりやすくて良かったです。
最近はパニックホラーと言えば大体ゾンビとかが多いイメージですけど、動物ってなかなか新鮮。
動物って普通でも恐怖を想像しやすいですし、タイトル通り終始、凄い獣に襲われてかなり大きい声出るぐらいの恐怖感は存分に楽しめました。
序盤の恐怖感も良いんですが、中盤辺りのナイフに余裕が出来て、気を抜いてる時の蜘蛛とか蜘蛛とか・・。終われる恐怖は突然に・・分かっててもビックリしてしまう。あのタイミングは最高に良かったです・・。
雰囲気で恐怖感を煽ってくる場面もあり、なかなか休ませてくれないって言う意味で物語通してのホラー要素最高でした。
■ゲーム性
・クリアまで終始詰まったりする事は無い。
重要アイテム含めアイテムの場所、謎解き(一部の以外)やストーリー進行先も分かりやすくストレスを感じる事無いので、ゲーム部分を損なわず楽しめました。
・正直クラフト要素がこのゲームの一番良かった点でも有り、勿体ない部分かなぁと個人的に思いました。
アイテムの所持上限も有り、換金・クラフトアイテムを取捨選択する様は正にサバイバル。
特に武器は進行にも関わる重要アイテム(敵の数を減らす/消費回数使用で開く扉に使用)に限りがある中、消費してまで中に入るか入らないかの選択等、パニックホラーゲームとして、生きるか死ぬかの良い緊張感を作り出している要素。
■気になった点
・動画内でも言いましたが、アイテム上限が非常に少なく、クラフトが生きる場面が少なかったので、換金アイテムは別で所持出来ても良かった。
・正直この生きるか死ぬかの緊迫した中、お金で物を購入するのに違和感が結構ありました。(難易度に直結、ゲームにそこまでって言うのもあるかと思います)
食べ物・嗜好品・回復するアイテム等と交換するっていう方がリアリティがあって良かった。
イベントであった回復アイテムが欲しかったら・・みたいな、危機的状況で人間の欲望が全面に出てて凄い良かったです。
イベントはありましたが、凄い良い要素だと思うので、もう少しクラフト要素でサバイバル要素の幅を表現、活きる場面があっても良かったなぁと個人的に思いました。
レビュー慣れして無い為、非常に長く分かりずらい内容で申し訳ないです。
次回作は有料でも是非是非プレイさせて頂きます。
のんびり楽しみに待ってます。無理の無い範囲で制作頑張ってください。
それまで以前の作品もプレイさせて頂こうと思いますので、今から楽しみです。
途切れることなく襲ってくるホラー演出のおかげで
常に怪物の存在を感じられ
プレイ中はドキドキさせられっぱなしでした
モンスターの種類も複数出てくるため
ボリュームがあっても飽きさせない
鮮度の高い恐怖を感じることができました!
謎解きのレベルも極端に難しいものはなく
テンポよく進めていくことができ
この辺りも匠の業を感じてしまいます
今作は特に過去作を遊んでる方にとっても
嬉しい内容となっていて
体験版の時点で、絶対にプレイすると決めていました!
昨今の痛ましい事件を思うと
考えさせられてしまうような部分もあり
とても満足度の高い作品です
若干のネタバレを含めます。
タイトル通り、序盤は正体不明の化け物が突然襲ってくるという恐怖を楽しめました。道もほとんど一本道で迷うような部分がほぼなく、ストーリーと関係のない部屋には物資があったりメモ書きがあったりするので、無駄な空間、無駄な部屋が全くありません。なので探索にストレスを感じることはなく、雰囲気を味わうことに常に集中できました。物語が進むと、突然雰囲気で恐怖を感じさせる方面からびっくりさせにくる方面にシフト。「出てきそうだなぁ、ここ」と思っていてもびっくりさせられます。探索、雰囲気慣れしてきたあたりで怖がらせ方を変えてくるのはさすがでした。おかげで終始"ホラーゲーム"としての緊張感をもって楽しむことができました。以下良かった点と気になった点です。
良かった点
・上記にもあるが道がほぼ一本道で、マップの作りが理解しやすく基本迷わない。
・アイテムや物資がわかりやすいため、探索に無駄な時間を取られることが少ない。
・金庫のパスワードがごく一部を除いて非常にわかりやすいヒントが用意されているため、謎解きに時間がかからない。
・目的、やるべきことが常にはっきりしているので、グダった展開もなく楽しめる。
気になった点
・セーブ地点が若干わかりにくい。プロローグで初めて"ソレ"と対峙するシーンの前にあるセーブ地点が、背景と違和感なく同化しており特に見落としやすい(私は本編クリア後に気付いた)。そしてそれを見落としてしまうと、最初の鬼ごっこでミスして捕まった際にはじめからになるため、セーブ地点をもう少しわかりやすくすると親切だと感じた。
・アイテムの所持数に限度がある部分。このシステム自体はサバイバルの緊張感がもたらされて良いと思ったのだが、クラフト機能があるにしては上限が少なく、せっかくのクラフトが活かしづらかった。換金アイテムは所持数に含めない方が個人的には良かったと思う。
素晴らしいゲームをありがとうございました。
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