その病気は決して異端ではない、短編ストーリーって感じやね。
今増加の一途を辿っている精神症をテーマに、その苦悩と困難に立ち向かう主人公の日常を描いた一作といったところでしょうか。
題材が題材ではありますが、意外と重々しい空気は少なく、比較的さっぱりとした雰囲気が特徴的、その一方で精神症にまつわるエピソードも多く取り入れていて、決して軽いだけのノリという訳ではない模様。
選択肢が少なく、全エンディングを拝むのは容易なのですが、ちょっとご都合が過ぎるといいますか、題材の割には無難に収まりすぎたENDだったのは正直拍車抜けだったように思えます。 (BADは除く)
各話の題材ページ表示が一瞬で終わってしまいほとんど確認できないのと、何故か話途中からバックログ機能が使えない?(=前ページの文章が読めない)のは気になったところ。
どうしても題材に抵抗を感じる人にはあまりお勧めはできませんが、身近に誰にでも自覚のないまま発症する可能性を持つ精神症に関する環境に触れてみる価値は多いにあるのではないでしょうか。
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No.4420 - 2010-08-18 06:55:18
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