弾幕アクションＳＴＧといった感じの作品。
ガーディック外伝のコリドール部分を弾幕化したような（誰も分からない例え）

後半の弾幕は激しいですが、ＬＶ＋体力制で、なおかつ回復魔法やボム相当の攻撃もあるので、
普通のＳＴＧではなかなか味わえないごり押し感が存分に楽しめます。
ＬＶが上がるとこちらも凄まじい破壊力なので、まさにパワー弾幕。
（ついでにＬＶアップで当たり判定も小さくなっていく）
何より臼井さんトコのキャラが可愛い、そしてボイスが鬼神。
実はかなり昔から知ってる方ではありますが、相変わらず脳を破壊する激甘ボイスで安心しました。

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剣と魔法と少女の使命、アクションって感じですな。

とにかく本作は各ステージ中にシューティング並の凄まじい弾幕が垂れ流される事が多く、その上、主人公の当たり判定が小さい訳でもないので、まともに避けるのはほぼ無理に近い状態であります。
もちろんそれじゃまずいので、無敵時間のある必殺技や攻撃魔法とか、ストックアイテムとかを駆使する必要があるのですが、大体の場合はダメージ覚悟でガンガンごり押しで攻略する事が可能だったりします。 （それでも最終ステージ付近はかなりきついですが）
すなわち、特殊技やアイテムを使う事を前提としたゲームバランスであり、真面目に弾避けをするのは無謀という事になってしまいます。
本作のようなアクション部分を重心においたジャンルにおいては、いかにダメージを食らわず、自力で攻略できるのかが肝だと自分は思っているので、そういう意味では無敵技やらアイテム使用やらを強要させる本作の趣旨はあまり好きにはなれないですね、申し訳ありませんが。

また、ステージを進んでも敵の攻撃や罠等が激しくなり、MAP数が増える位の変化しかなく、さらにはMAP配置が微妙に複雑な構造な事も相まって、早いうちから結構だれてきました、はい。
悪くいってしまうと、敵攻撃を垂れ流し迷いやすくして、プレイ時間を水増しさせている印象がありますね。

使用するボタンが多いので、最初のうちは結構こんがらがりそうな操作性ですが、この辺は慣れるしかない模様。
ステージが切り替わる度にアイテム、魔法ストック欄がリセットされたり、（そういう罠と説明書に表記されてましたが）主人公が変に壁に引っかかってしまったり、画面端に移動しても次のMAP切り替わりがなかなかされなかったり、と細かな不便さが幾つか目に付きました。
また、（マイPCにて）ゲーム起動までの時間がやけに長く、ゲーム中頻繁に処理落ちが発生してテンポが著しくなかったりする事がありましたが、おそらくはこちら側のスペック不足だと思われます。

もちろんゲームそのものはしっかりとした作りで、遊ぶ分には大きな不具合がある訳ではなく、楽しいところも少なくはありません。
敵を倒した時のじゃんじゃんアイテム回収とか、経験値によるレベル上げとか、敵に囲まれた時に必殺（魔法）技を使って一掃する爽快感とか、色々と。
また、ステージ中にワープゾーン等で仕切り直しが可能だったり、ミスしても（ペナルティや例外はありますが）ゲームオーバーは避けられたり、といった親切さも嬉しい限りであります。
適度にキャラ達の会話が導入されるストーリー性もなかなかの見所ですし、主人公のおにゃのこがかっこ可愛くて萌ゑれますし。

おそらくはアクションRPGと弾幕を融合させたような路線で作られた一作なのかもしれませんが、自分的にはお互いが上手く噛み合っているは残念ながら思えませんでしたね・・・。
でも、色々とクセはあるものの、アクションとしての完成度は決して低くはないです、本気で。

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