魔法防御と盗賊とシューターが重要な作品
2週目まで含めてようやく完結するおよそ50話ぐらいの長編作品である。
シナリオやキャラクター間の掛け合いは面白く、シナリオも会話もよく練られている。
このゲームの特徴はなんといっても魔法使いが活躍することだろう。
さらに通常のこの手のSRPGでは二軍落ちになりやすい盗賊やシューターがむしろ主力といってもいいぐらいに活躍する。
主人公が弓使いでヒロインが光と闇の魔法使いということもあって、これらが活躍しやすいように作品が設計されており、ナイトやソードマスターが活躍する場面は限られる。というか戦いの決め手にならない。
さらにヒロインはヒーラーが一般的だが、本作は光と闇の魔法使いということもあって魔法戦が主体となるマップも多い。そこで魔法防御力が最前線で活躍できるかどうか決め手となる。
むしろ物理攻撃主体のキャラ達は魔法攻撃から逃げるために近づけないということも多い。そこで活躍するのが敵の武器を奪うことができる盗賊と、ロングレンジから攻撃できるシューターである。シューターといえば移動が遅い、攻撃が当たらないといったことがよく言われるが、本作ではシューターは命中が高く再行動させるキャラと組み合わせることでほぼ無敵の移動砲台となる。
盗賊は武器を盗むに当たって力と速さの制限があるが、一部のボスの固定武器以外であればだいたい盗めてしまう。ラスボスをほぼ2発で倒せる強力な武器すら敵から奪えてしまう。このような盗みを使って敵を無力化し、壁にしてしまうことで弱いキャラでも遠隔から攻撃できるようになる。さらに必殺が出やすい武器を持たせてしまえばほぼ無人の荒野を行くがごとく、気がついたら周辺から敵を一掃してしまっているということもざらに。
また盗賊が奪うことで武器の購入を抑えられるので、むしろ金余り状態となる。このゲームは金の心配よりも次の武器補給までの間が長いので、消耗の激しい魔法系はきちんと補充しておかないと武器がなくなってしまうので注意が必要。
盗むときは二回攻撃系武器や銀系武器、そして長弓、光魔法が優先となる。二回攻撃系武器は魔法使いが主体の本作において物理攻撃ユニットが魔法使いからの反撃大ダメージを受けないようにするために必要な武器だったりする。また光魔法が重要なのは光魔法を使うキャラが多いからという理由で、闇魔法にも強いため、多めに集め、心置きなく消費しておくことが望ましい。
なお、すでに指摘されているが、難易度については、ノーマルが他作品のイージー、ハイパーがノーマルに相当する。シナリオ重視なのだろうか異常な難しさは要求されないのでストレスなく進めることができる。
キャラについては、魔法使い系はヒロインを除けば光魔法使いが最強で、次に闇魔法使いとなる。先制反撃ができるキャラがいれば魔物の群れは経験値稼ぎの場でしかなくなる。他方火と雷の魔法使いは基本的に役に立たない。このあたりは魔法の特攻のキャラ付けが原因かと思う。
いずれにしても2週目まで含めて存分に楽しめる作品であることは間違いない。
SRPGを触りたい人にお勧め
クラスチェンジ(CC)アイテムが手に入る時期も含めて文句なしに良バランス
成長上限が凄まじいので吟味マンもにっこり
中盤CCアイテムが少し足りないのと後半になるとお助けキャラが複数加入するので
成長悪いキャラは無理にCCさせず育てず2軍落ちか杖振り係にしておけば大体問題無い
逆に言うとそれが出来ない成長悪いキャラは二軍落ちさせよう
吟味は第一部(ノーマル・ハード)は乱数固定なので程々に
第一部クリア後プレイ出来る第二部(ハイパー)は乱数無しなので
第二部主人公とダンサーの移動力がレベルアップで上がるので、それは上げておきたい
程よく気持ちいいSRPG
諸々込みでゲーム内時間19時間、リセット等含めて21〜2時間?でクリアさせていただきました。
全体的なキャラの成長率が高いので、育成不足に起因する詰みが起きにくいです。また、毎ターンセーブ可能なおかげで試行錯誤も容易であり、プレイ中のストレスはかなり低いと思います。
そのぶん、各ステージは歯ごたえのある調整となっています。特に終盤は目を疑う状況に陥るマップもあり、上手く攻略できた時の気持ちよさも相当なものです。
音楽は自作の物を使ってらっしゃるとの事で、盛り上がり所に挿入されるBGMは見事にマッチしていました。
主人公がコメディ要素を厚くしてくれるため、話が重すぎるということも無く。感情的な部分では芯が通ってるので重要な話が軽くなりすぎることも無く。ちょうど良い塩梅だと感じました。
他の方もおっしゃる通り、SRPG初心者が触れるには適した作品だと思います。
クリア後要素で自身の上達を実感できるでしょう。
最後まで気持ちよかった
hyper,クリア後含め25時間くらいでクリアしました
苦戦もありつつ、しっかり支援を決めれば無双できるバランスがとても気持ちよかったです。
BGMはマップ、戦闘曲ともに良曲揃いで戦闘アニメオンにして進めていました。
個人的に同盟軍が(肉壁の役割含め)頼りになったり
CCアイテムが下級職がカンストし始めるタイミングで揃ってくるのは本当絶妙で
すげえ…と漏らすほどバランスに関して感心するばかりでした
キャラはみんな好きなのですがヒルデガードがお気に入り
リワープを大量に確保して味方を好き勝手させたり待ち伏せ必殺で終盤の敵集団を一掃したりでもうすごい
加入時の会話の後ろ向きっぷりに反してMVPな活躍をしました
味方キャラがみんな立って生き生きしていただけに
終盤加入の方々をもう1章ほど使いたかった気も…
毎ターンセーブもでき、主人公含め皆成長も良いうえ終盤のお助け上級職も強く、
SRPG入門としてもおススメしたいと思います。
物語の展開とBGMが素晴らしいSRPG
ノーマルを約15時間、クリア後要素を約11時間でクリアしました。
難易度はやや易しめですが、ある程度しっかり育てていないと終盤で苦労する難易度です。
本編は王道の展開で、とても楽しくプレイできました。
クリア後に出現するモードはおまけ程度のものと思っていたら、実質続編と言えるくらいの内容で、双方合わせると合計25時間を超える大ボリュームの作品でした。
キャラクターの顔グラフィックはデフォルトの素材キャラがほとんどですが、一人一人のキャラクターがしっかり描かれていて生きた人間だと感じました。
BGMの多くがオリジナルで種類も多いため、新鮮な気持ちでステージ攻略に臨むことができます。
味方が倒されるとロストしてしまうため、SRPGに不慣れなプレイヤーだと苦労してしまうかもしれません。
ただ、全体としてはそれほど難しくないはずなので、幅広い人にお勧めしたいです。
王道と思いきや・・・
よくできているストーリーでした。
後半は敵の物量に驚きますが、吟味しなくてもある程度強いキャラクターが複数できるので
そこまで苦労はありませんでした。
とにかくやりごたえありました。
よいゲーム!
面白かっただけに。。。
全て引き継いでの強くてニューゲームが出来ないのが残念。
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