とととさんの新作!
嬉しいです!
温かで切ないんだけど、
とととさん特有の変態な
フェティシズムは
しっかりと練り込まれていて
温かだけど変態なゲームに
仕上がっています。
なんか、新たな性癖が
目覚めてしまいますね、
このゲーム(笑)。
以下、少しネタバレありかも?
そして色々と考えてしまうテーマも
盛り込まれています。
たとえイケニエとして
選ばれたのだとしても、
死ぬまでにとんでもなく優しくしてくれたら
それは「良いこと」なんじゃないか?
私は、この魔女さんや悪魔さんが
悪人に思えないです。
とんでもなく優しく、
でもある意味とんでもなく
残酷なのかもしれませんが
ルーイが幸せだから
それでいいんじゃないかな、
という気がしました。
ルーイの友人の少年の
気持ちもわからなくもないですが。
とても良いゲームでした。
素敵な作品をプレイさせていただき
ありがとうございます!
このレビューにはネタバレを含みます。
タイトル画面に使用されたイラストが美しく、「砂糖菓子にされて、紅茶に溶かされてしまう少年」でありながら、「幸せにつつまれている少年」でもあり、こちらの胸までいっぱいになりました。
わたしは長い文章を読むことが得意ではないのですが、『僕は愛しの砂糖菓子』では会話文が多めで読みやすく、なんの苦もなく最後まで読むことができました。
友だちからの愛、家族からの愛、契約から始まった愛、色々な愛が登場しましたが、一貫して「相手の幸福を望む意思」を感じられてよかったです。
作中にタイトル回収があったところも熱い展開で好きです。
好きなキャラクターは「全員」で、なりたいキャラクターは「ショタコンおじさん」でした。
ルーイが砂糖化し、紅茶へ完全にとけきったイラストが性癖に刺さり、新たな扉がひらけました。
すてきな作品をありがとうございます!
次回作もございましたらぜひともプレイさせていただきます!
心温まる悲しい話だった…! 切ないでいいのか…!? いやでも、皆が良い人で、ルーイ君も幸せなんだよな…悲しいけど酷い話では全然無くて、優しい話だから、何て言って良いのか判らなくて、混乱してしまうんですが、全員に深い愛情が有った事だけは間違いが無いです。皆が皆を愛していた。
其れでいて「どうしようもない話」では有るんだけど、根底に愛情が有って、何よりルーイ君が其れで満足しているから、悲しいけど温かい話になってるんですよね…何よりママさんの「決意」が悲しい…というか、本当に皆優しくて良い人達なんだよな…誰も悪くない話だからこそ、ちょっとだけ舌先に苦さが残る……そんな味わいの、甘くて苦い作品でした。
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