時空弾乱舞
たっぷり40機設定で、待ち構えるの地獄のステージどもを耐え抜く試練、縦シューティングといった感じだろうか。
【◎】
○ステージ数多目で、ステージ構造も適度な長さ、各ステージのバリエーションもマンネリ化させない工夫がされている。
○画面を覆いつくす程に多方向に撃ちまくる派手なショットが爽快、画面内に溢れるアイテムの多さも豪快の一言、(序盤ステージ位は)撃ってるだけで楽しい。
○(いい意味で)親近感を覚えるチープなグラフィック、BGMもなかなかのもの。
○ナレーションの女性ボイスが可愛い(萌)。
【×】
とにかく自機の当たり判定の大きさが尋常じゃなく、場所によっては攻撃を避ける前からミスしているなんて事が当たり前なところ・・・他のシューと同じ感覚で回避すると、ほぼ間違いなくやられるのは必至という程。 (自機のグラフィックそのものがほとんど当たり判定)
ボンバーは使用時に無敵時間は発生するものの、無敵なのはほんの一瞬、(他シューに比べるとストック回数は多いものの)さほど頻繁にボンバー数がストックされる訳でもない為、ボムが尽きたらほぼ死亡フラグに近い状態に陥る。
ミスするとショットのパワーは落ち、さらにはボンバーストックも回復しないので、(特に後半ステージは)連鎖ミスの悪循環に陥る可能性高し。
おまけに、コンティニューやステージセレクトといったものは存在せず、40の残機も上記の厳しさのせいで、大して初心者向けのフォローになっていないという有様。
【その他】
○やはりこれ系のシューの例に漏れず容量が高く、あまりお手軽にDLするのは難しいところ。
○ステージ1のBGMであるみっくみくソングや、ステージ5、8の人型ボスの存在など、硬派なSFシューとしては所々に垣間見れる異質な外見は好みが分かれるかもしれない。
○各ステージの前後にナレーションの会話が導入され、テンポが若干阻害されている気がする。 (但し、会話自体はさほど長くはないが)
破壊の爽快感は相当なものではあるが、ゲームバランスの問題が大きく目についてしまったのが悔やまれる一作であった・・・。
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