小さな小さな物語
ローゼンクロイツ作品の中で
最も奇麗にまとまっているのが本作です
他作品の主人公は
最終的に世界に関わる立場ですが
本作はあくまで一人の人間です
辺境の小世界の ある一瞬の問題
そこに、小さな小さな個人が 向き合う物語
好意的に見やすい登場人物も多く
気持ちよく最後までプレイできます
なお作品を愛してしっかりプレイすると
小さかったはずの主人公 かなり強くなります
気持ちの問題があっただけで ポテンシャルは高かったんでしょうね
自分は二度目のプレイなのもあり 終盤はフル強化状態だったので
アナザーエンドを狙えないのかなあ とか ちょこっと思ってしまいました
これ ドーピングなしでもクリアできるようになってるんですかね?
もしそうなら、本当の物語を追体験する上では
ドーピングなしで挑むと良いのかもしれません
美しくまとめられたストーリー
多少のネタバレ含むので注意。
フリーゲームをやるのは久しぶりだったのですが、久々の名作に出会えて一日でやり切ってしまいました!!
グラフィックは画像のとおりクオリティも高く、よく動くので見ていて飽きません。
主人公含む人間たちがしゃべる猫として描かれているのもとても可愛かったです。
その中でも一番感動したのがストーリー。
少々卑屈であった主人公が成長していく姿に次々に続きが見たくなり、気づけば6時間ほどぶっ続けでプレイしてしまっていました…笑
ストーリーもしっかりエピソードごとに分かれており、取り逃したものがあれば前のエピソードに戻れる新設設計。
バトルに関しては、単調なレベル上げは不要。
ステータスは振り分け制、スキルは装備付属など、あまりやったことのない設定だったので、組み合わせを真剣に考え何度もボスに挑むのがとても楽しかったです。
久しぶりに興奮しすぎて、つたない文章になってしまいましたが、
全体的にフリーゲームとは思えないクオリティでした。
ここまで制作するのにどのくらい時間がかかったのかわかりませんが、ローゼンクロイツ様、お疲れさまでした。
そして、子供のようにわくわくしながらゲームをさせていただき、ありがとうございました。
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