素敵な作品をプレイさせて頂きまして、有難う御座います。
しっとりとした切ないBGMも相まって、プレイ後もじんわりと切なさが尾を引く
また、月の冴える夜にもう一度、触れてみたくなるそんな素敵な作品でした。
月の海は小石と砂ばかりで水という存在がないけれども。
主人公が思い描く詩的な海さえも「泳ぐ」ではなく「歩く」と表現しているところが、
なんとも心地良い奇妙さで、「言葉」や「言葉の意味」をもテーマにした作品ならではだなぁと感心しました。
また、言葉と想像することを教えた「彼」が死ぬまで主人公に彼が故郷へ帰らない理由を
言葉で提示しなかったところがまた、プレイヤーに想像の余地を与えていいなぁと思いました。
主人公と彼が過ごす時がもう少し長ければ、
言葉と思考を得た主人公は「感情」も得ることが出来たかも知れない。
そんな想像をすると、感情を得るに至らなくて良かったのかな、と勝手ながらに思い抱きました。
長々と乱文、失礼いたしました。
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No.56745 - 2021-03-23 15:58:37
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