こちらの作者さんの長編ゲ気になってるけど、とりあえず気軽に遊べそうな短編からって事でこっちをば。ユキコの白い見た目と寡黙系の声カワイイ。
起動したらすぐ出てくる注意書きあるから当然っちゃあそうだけど、パッと見の外見から想像する綺麗な鬱とは違ったブラック要素があるのでちょっと驚きました。なつかしいゲームブック的な感じかな。
エンディングにも関わって来るミモヨが癒し。トゥルーエンドも好きだけどこっちのエンドの方がより美しいと感じたかも。(連綿と続いていくであろう遺したものが良いと感じた)クロネもツンツンそうでかけてくれる言葉が優しいので好き。
主人公に課せられた運命が既に重過ぎるので、主人公以外のキャラへの個人的好感度はクロネ、ミモヨの2強でした。みなさん蛾らしい華やかなデザインで可愛いとは思うんですけどね。
以下ネタバレを含みます。
エンドがバッドエンドになるのがわかりやすくてサクサク進めました。
途中入るボイスも素敵です。
ただ、おまけ部屋がトゥルーエンド?からしか見られなかったので、タイトルから見られるようにしてほしかったです。
もしかしたら、外のエンドを見たら解放されるんでしょうか?
ただおまけ部屋がないと、どのエンドを見終わったのかがわかりづらく…
そこだけが残念でした。
でもおまけがなくても、素敵な作品だったと思います。
儚い一生だからこそ、何か残したい…そんな思いが込められたストーリーが素敵でした。
世の中理不尽なことは沢山ありますが
そこにアナタが存在しているということは
この世でやらなければいけない、
何らかの使命を持っているってことで。。。。
そのようなメッセージ性がありますね。
ゲームの中のキャラは1分間なので1分に例えますが、
1分で何かを成し遂げるのは凄く難しいように思えて
実際には、考え方によっては結構簡単だったりします。
外を歩いて人とすれ違いざまになんらかの挨拶をするとか
(決して、ゲーム中のキャラのようなことをしてはいけません。)
1分の間だけは絶対にマイナスのことを考えないとか
そんなミッションを毎日課して生きるのも、楽しいかも知れませんね。
蛾を擬人化するという斬新な作品に思えた作品で、蛾の命を短く例えたストーリーです。
選択肢によっては即死を喰らうため、ジャンルは変われど、やはり死にゲー。
ボイス付の作品で会話中は時間を止めてくれるため、じっくりキャラの会話が聞けるという気遣いがとても良いと思いました。
正式なエンドは2つで、主人公がどういった気持ちでエンドを迎えるのかというのが見所かもしれません。
それぞれ丁寧にスチルが作成されており、結末も深く悲しいストーリーで描かれています。
命自体は救われないけど、大切な物は何かというのが語られた作品だと思いました。
- 1