フィール島戦記のレビュー：無料ゲーム by ふりーむ！

戦闘重視のシミュレーションゲーム

領地の強化や、軍の強化をしつつ全国制覇するゲームです。
ストーリはほぼないですが、魔物や魔法使いが登場するなどファンタジー色が強めになっている。
システムは信長の野望みたいだが、それに比べて分かりやすくなっている。
戦闘システムは素早さ順で同時ターン制になっている。
雇用した兵士や召喚した魔物を自由に組むことができるが、近接攻撃が得意なものもいれば、遠距離攻撃が得意なものもいる。
バランスを考えてユニットを使う必要がある。
ユニットが戦闘で経験値を得て、新しい特技を覚えるので結構楽しめる。
半面、ユニットを失うと復活はできないのでショックは大きいかも。

不条理な要素として、ランダムイベントの兵士の反乱で、手塩にかけて育てた兵士が敵になるのは酷いと思った。
あと仲間にした英雄がすぐに離脱してしまうこともあった。
どちらもロードすれば回避は可能だが。

気になったこと

竜飛兵など空を飛べるが、なぜか空を移動すると遅い。
ガードのストーンゴーレムがダメージ受ける度に横に長い棒線がチラつく。
技の詳細が自軍のみで戦術マップでしか確認できない。

以下、攻略ネタバレ

初プレイはリナフ軍を選んだ方が良い。
彼の軍は育てると連撃２～４ができる兵士と回復を覚える神官を雇えるからだ。
そのおかげでかなり軍の延命をしつつ、攻撃力の高いチームで攻略できる。
もしくは回復できる兵士がすぐに使えるジャフェヌ軍がオススメ。

序盤高難易度のモガント軍やワップ軍は選ばない方が賢明

攻撃して当てる、もしくはＨＰの減っているユニットに回復する、補助効果をかけると経験値が溜まるしくみになっている。

拠点命令の　個別コマンドを選択して、　！　が付いていたらクラスチェンジできる。
ただしクラスチェンジするのに育成しなければならない。

クラスチェンジは雇用費が増大する上、レベルが　１になりステータスが下がるので
某シミュレーションゲームみたいにすぐに強くなるわけではない。

ユニットのレベルは１０まで上がる。
魔物はレベルを５まで上げると、別の魔物に進化することがある。

魔物は雇用費が高いほど強い印象だが、ほとんどは最初は弱いので即戦力になりにくい。
英雄は早期で強力な技を覚えて即戦力になりやすいが、雇用費が高く信頼度を上げるのに更に費用がかかる。

オークやゴブリンは戦闘能力は低いが資源や雇用費が安く、交易や防衛といった土地開発もできて便利。

訓練よりも実戦の方が経験値が溜まりやすい。
他軍の拠点を侵略して、ある程度敵を撃破してから退却をすると効率よく育成できる。

シャーマンが召喚するスピリットは最弱召喚魔物の上、低コストで呼んでくれるので、
経験値稼ぎにうってつけ。

仲間にした英雄は一般兵と比べ、ＨＰが高く、技も豊富で、特殊な兵士を雇うことができる。
ただし、信頼度が低いと戦闘中に説得されて裏切ることもある。
お金に余裕があるなら個別コマンドで英雄に贈与するといい。

飛行しているユニットは飛び道具か、飛行ユニットしか攻撃を当てられない。

誰か知恵のステータスの高い英雄を軍師に任命した方がいい。
召喚や人材捜索の成否が分かるようになるので便利。

敵ＣＰＵが魔導士などの遠距離攻撃ユニットで拠点を構えている場合、
先にガードや戦士系の防衛ユニットを撃破したあと、残った魔導士は一気に距離を詰めて攻撃するといい。

ガードのストーンゴーレムなどは天守を奪うと裏切る。

不死族はＨＰ回復効果が半減してしまうので戦闘マップで回復しにくい。

投げ槍や吹き矢などは射程が１だが、反撃を受けない面で優秀。

連撃４～６はとても優秀な技。敵の英雄などＨＰの高いユニットに大ダメージを与えられる。発見したら大切に使おう。

後列回復役に僧侶やピクシー、後列攻撃役に魔術士等がいればかなりに軍が安定する。

ゲームクリアに関係があるのはすべての敵君主の撃破なので、無所属の拠点を制圧しても特に意味はない。

一つの敵軍の英雄や君主をすべて撃破すると、制圧済みでない領土は無所属になる。

初期に選んだ君主が倒れ軍に英雄にいる場合、君主に引き継がせることができる。
君主に引き継がせると兵の召集能力も変わり、＋ＨＰ３０％のボーナスを得られる。
初期に選んだ君主の能力が気に食わない場合わざと倒されるのもありかもしれないが、
デメリットとして自軍の他の英雄らの信頼度が５０になる他、ＥＤの１枚絵が変わってしまう。

以下、隠し要素

ハードモードで１００ターン経過すると、特殊なボスがマップの中央に出現する。
腕に自信のある人は挑戦してみよう。

ちなみに１００ターン未満でクリアしても、何も起こらず普通のＥＤだった。

追記　イージーモード２００ターンでも特殊なボスを確認した。

※　画面が小さくて困っている方へ

ゲームのフルスクリーン化はできないですが、指定ウィンドウを拡大表示できる蜃気楼というフリーソフトを使えば、
画面いっぱいまで拡大表示可能です。