情愛
ではないのがこのゲームの最大の肝なのかも、とプレイ後にふと思ったり。
Trueエンドを見終わると、あーたしかにこれは、正当(?)な百合や同性愛とは少し違うのかも…と感じました。確かに、お互い思春期で燃え上がった勢いそのままに、というのもあるのかもしれません。随所にそれが見られるのがカホちゃんの方というのもまた考えさせられる。アキナさんが応じる頃にカホちゃんが冷めていたら、どうなるのか…という感じもありますが、その頃にはきっと上手い付き合い方をしてそうな気がします。
ともあれ、とても良い作品でした。ホラー系でもありますが、一途って確かにそういう勘違いさせやすくされやすい悲しい側面を持っていますので、その書き方も上手いなぁと思わせられました。秀逸な作品ですので、今からでもおすすめしたいですね。
面白かったです。
高校生のアキナが、ある日突然、見知らぬ後輩のカホから告白されるところから始まる物語です。
所々に挟まれるカホのモノローグがとても素敵でした。ピュアで、いや、というよりは初々しくて、応援したくなりました。
初回プレイでは把握しきれない部分もありましたが、周回プレイしてゲームの構造を理解していくうちにキッチリと理解できました。
それと同時にエンド回収の方針も分かった感じですね。そこまでは回収に結構苦戦するかも?
憧れか恋か、というのが大きなテーマなのですが、今は7:3くらいで憧れ寄りなのかな、と思いました。これからだ!という感じですね。見守りたいです。
それでは、失礼いたします。ありがとうございました!
素敵な作品でした。
また(いい意味で)騙された……!という気持ちが生まれました。
わざと相手の女の子に冷たくする選択肢を選んだりして、バッドエンドを目指すもよし、女の子を思いやる選択肢を選んでトゥルーエンドへ行くもよし。
ホラーなのに、すごく癒されました。
また百合もの作ってください。
いや、百合でなくていいので、これくらいの中編のノベルゲームをどしどし作ってくださいませ!(^^)
信じる気持ちは大事な事だ
神波裕太様の制作された、ホラー混じりの百合ADV、“憧恋”の感想を書かせて頂きますね。
ちょっとネタバレっぽかったら、ごめんなさい。
本作は中等部の女の子カホから、恋の告白を受けた主人公の少女アキナが、段々と大きな事件に巻き込まれて行くと言うストーリーです。
キャラクターはとても可愛らしく、他の絵が綺麗な百合ゲーと比較してしまうと、多少見劣りする所はあるかも知れませんが、CG等も温かみのある絵柄で好感が持てました。
選択肢が非常に多く、常に2択と言う事もあり、どうやら好感度のような物が設定されていて、どちらかが上がり、どちらかが下がる仕組みになっているように思えます。
タイトル画面から行けるエンディングリストを見てもらえば分かるかと思いますが、合計で6つのエンドがあり、そう簡単にはクリアする事が出来ません。
3種類のエンディングを見るのは比較的楽なのですが、特に2種類のバッドエンドと、他の全てのエンドを見る事が条件だと思われるトゥルーエンドが難関ですね。
2種類のバッドエンドを見る為のヒントとしては、好感度を上手い具合に調節する事でしょうか。
上げ過ぎるのもNG、かと言って下げ過ぎるのもNG……、ですから、上がりと下がりの選択肢を、交互に選んでみるとか。
厳密に言うと、更にちょっとした条件があるのですが、この2種類のバッドエンドさえ見る事が出来れば、再スタートで良心的な選択肢を選んで行けば、意外と簡単にトゥルーエンドへと……。
ホラー要素はかなり高めな本作ですが、ちょっとしたミスリードが作中に含まれていたり、胸が切なくなる感動的なシーンも見受けられます。
特にノーマルエンドは涙腺が崩壊しそうになってしまいました。
これを見てしまうと、もう何としてでもトゥルーエンドまで漕ぎ着けたいと、本気で思ってしまいます。
全てのエンドを見た上で初めて、トゥルーエンドのルートへの扉が開かれると言うのが、プレイヤーの理解を助ける意味でも、中々良いシステムになっているのではないかと思います。
因みに、個人的にはもう少しだけ説明が欲しかった部分も幾つかあったのですが、トゥルーエンドクリア後の過去話を、もう少し早い段階で見る事が出来たら、ノーマルとトゥルーの感動が更に大きく変わった気がします。
……で、百合を愛する私にとって、肝心の百合要素に関してなのですが、本作の百合はどろどろしてなく、良い意味であっさりとしていて、爽やかです。
と言うのも、タイトルが示している通り、憧れなのか、それとも恋なのか、はたまたその両方なのか……、それを簡単に語る事が出来ないんですよね。
私としては本作の百合要素は低めで、ホラー、疑惑、そして憧れと言ったキーワードが心に残りましたが、素敵な同性への憧れと言う物は、恐らく誰もが持つ感情であると思われ、幸せそうなトゥルーエンドの二人を見て、これはこれでアリっ!だったんじゃないかなと言う風に結論付けました。
それでは、これにて失礼致します。
[評価] 疑惑の執着・・・?!
それは甘く怖く切ない、乙女同士のピュアロマンス、超短編(全ENDコンプすると短編クラス)ストーリーって感じやね。
女の子同士の恋模様である百合ものと病的なエッセンスを取り入れた、複雑なる恋愛劇といったところでしょうか。
残酷描写やサスペンス色が幾らか目に付くものの、話の本質はあくまでもヒロイン二人の触れ合いシーンがメインであり、同作者の十八番(?)であるホラー色はあまり存在しないと思われます。
内容的には短いものの、二人の心境が繊細に描かれていて、各イベントに見所多い、女の子可愛い、エンディング衝撃、そんな一作でありまする。
マルチエンディング制で様々なENDが存在しますが、選択肢の多さも相まって、全部拝むのは結構苦戦するかもしれないす。
気になった点としては、文章スキップにて未読部分までも飛ばされてい、新規エンディングまでもがすっ飛んでしまいがちなのが厄介だと思いました。
果たして彼女は本当に病んでいるのか? その真相はエンディングにて確認されたし!
公開されてから結構経つよな、なのに
神波さんの作品で感想が一切書かれていないとは。まぁ、あんまり感想書くとネタバレになるからな。
……もしくは、百合だから未プレイの人が多いということか?
説明文にある通り、同作者の他のゲームがプレイできるなら大丈夫です。
「いや、これ絶対ヤンデレだろ?百合のヤンデレとか、さすがに耐性ねぇーよ」
っと、いう声が聞こえたのはきっと気のせい。うん。
騙されたと思ってやってみれと、騙された俺が言う。
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