9時間ほど掛かって本編のみクリア。主人公の最終レベルは25。

私がドラクエタイプのゲームでよくやる「その時点で買える最も良い装備を揃えられるまで戦ってから次に行く」プレイスタイルでやったので、説明にある6時間より随分掛かってしまった。
だが、最後の方になると戻ってレベル上げが出来なくなり、結構強くしたはずなのにラスボス前の戦いで何度もゲームオーバーになったくらいなので、急いで進めていたら多分クリア不能になっていたと思う。

【良い点】
・普通に倒さず浄化させるとボーナスがもらえるという独特のシステムが良い。
・ストーリーがなかなか良く出来ていて、先が気になって最後までプレイしたくなる。
・途中までは戦闘からほぼ確実に逃げられるので移動が楽。終盤で急に逃げられる確率が極端に下がるが、これはおそらく戻れなくなる前にレベル上げ＆金稼ぎをさせようという作者の配慮だと思われる。

【残念な点】
・誤字の多さ。
・戦闘の時に、「癒しの歌」の位置がちょいちょい変わる。
・雪原で戦闘に入る時に止まる。何となく原因が分かったので自分で対処したが、危うく断念するところだった。
・終盤、ある時点を越えると戻ってレベルアップなどが出来なくなり、最悪詰むかも知れない。

【総評】
残念な点は多いが、ストーリーは最後まで見る価値があるゲームだと思う。
戦闘はしっかりレベル上げして良い装備を揃えればそれほど難しくないが、前述のように最後の方で戻れなくなるので、これからプレイする人は注意して欲しい。

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全てを投げ打って悲劇の元凶を取り除こうとする主人公と特別な力を持ったヒロイン、
仲間もそれぞれに事情があり帰るべき場所を守る為に共に旅立つ。
十分に王道と言っていい流れで、描写もこのゲームの売りに出来る位にはあり。
ただ没入感を阻害するような誤字脱字が多くそこはマイナス。
基本的に私はそこらへんはあんまり気にしないタイプの人だが、
面白誤字も混ざっており今回は少し気になってしまった。

戦闘面は相手を一定まで削るとヒロインの力で浄化をする事が可能で（そのまま撃破も可能）、
浄化すると経験値・ドロップ・お金に大きなボーナスがつくと言うシステム。
これ自体は少し手間だが十分にありな位にボーナスが大きくガンガン狙っていく価値はある。
ただ、戦闘速度を上げる所謂♪マークがなく戦闘自体はかなり遅いのはつらい。

そういったものを除いた戦闘バランスはボーナスを狙うならややきつめ。
浄化ボーナスは所謂瀕死止めをしてヒロインの行動で浄化すると言う感じになるので、
他の敵を瀕死に追い込む間もガンガン殴って来て毒を付与してきたりする。
そこに物理無効の敵が混ざったりしてくるので雑魚敵と考えるとちょっと辛い。

総評としては、
ストーリーはいいのだが一番時間を使う雑魚戦の手間が大きくモチベは削れがち。
ストーリーの気に入り具合次第で最後まで進めるかどうかが決まると思う。
個人的に微妙に思った所はヒロインの通常行動化が稼ぎですごく邪魔。
ペンダントを外せば前みたいな浄化するだけの置物に出来るかと思ったら出来なかったし。
切り替え可能なら良かったのにと結構思った。
後雪国のエンカなんかおかしかったですね。

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