仄暗く、煙草のかおりがするような世界でした。
大変、自分の好みに刺さるノベルでした。
翻訳のようなバキッとした文体といい、
海外作品を彷彿とさせる小物や場面の使い方といい、
描き方がとても好きです。音読したくなるくらい心地よかったです。
渋い男声で朗読されたらたまらなくなると思います。
「不幸な顔の男」も「スカーフェイスの真実」も
うわあ好きだ~と思いながら拝読しましたが、
特にお気に入りな作品は「顔のない男」です。
上ふたつの、ハードボイルドの中に見える人間関係の後で、
一見さらりとした若い口当たりなのに、一番体温の低い物語。
本当に好きです。
サイモン・レイノルズは確かに存在する。
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No.55581 - 2020-12-11 22:52:42
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