登場する動物たちは、全員個性的で面白いです。
少し盛り上がりに欠けるところもありますが
「自分の作品というもの」について考えさせられました。
作品というのはよく、自分の子供だと例えられますね。
難産、安産、育てやすい、育てにくいなど
いろいろあると思います。
ですが、どれもかけがえのない
自分の子供であることには変わりありません。
時には自分の作品が嫌いになることも
あるかもしれません。
現実でも、子供を24時間愛することは出来ません。
ですが、それでも愛そうと努めることで
作品もきっと、作者を愛してくれるでしょう。
良い作品でした。
制作に悩んでいる人にプレイしてもらいたいです。
■デザイン関係
写真を加工した背景に、とりあえず場を濁すことがない音楽。
非常にシンプルなデザインです。
自分はこういうシンプルなデザインは好きなんですが、
この作品は文章そのままだと意味が分かりにくいだけに
視覚的に物語の「本質」を分からせてくれる「何か」が欲しかったですね。
■文字関係
こういった題材をフリーノベルで扱う作者さんは珍しいですね。
っと、思ってHPを見たら携帯向けの小説が元のようで納得。
自分はあまり読解力が優れない人間なので、作者さんが伝えたい事の7割程(ほんとに?/苦笑)しか
分かりませんでしたが味がある作品だとは思います。
ただ、やはり短編という性質上もあるのですが、盛り上がりもないストーリーに、
「訳わかんねーよ」で終わってしまう人もいるかと。。
■最後に
この作者さんは応援したくなる、というのが正直な感想。
自分としてはこういう話、嫌いじゃないです(笑)
次回作も期待しています。
ありがとうございましたm(_)m
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