丁寧に親切に作られた作業ゲーム。
肯定的な感想が多いことにも頷けますが、私には今ひとつでした。
以下、自分に合わなかった点です。
【町や家、広すぎ、探索ポイント多すぎ、入手品しょぼい(特に初期)】
調べても調べても終わらず、
止まないアイテム入手表示で画面も見にくくなりがち。
安物やドーピングアイテムがごっそり手に入っても、
私はあまり嬉しくありませんでした。
安物は後に合成素材となるのですが、
レベルを上げて強行突破するスタイルの自分には、
敢えて作りたいと思えるものは少なかったです。
【会話が面白くない、かつ、長い】
内容自体、いまひとつなのですが、
「ありがとう」「いえいえ」「よかったね」的な
冗長なやりとりが多いことにもイライラしました。。
看板や回復スポットを利用するたびに誰かのセリフがはさまるのも面倒で、
序盤以降は、会話スキップキーを押しっ放しにしてプレイしていました。
【ミニマップ】
私には不要でした。
画面が見にくくなるので、常時オフに設定できたらありがたかったです。
(ゲームを再起動するたびにオンに戻るようなので)
【ワープ】
前半はストーリーに絡まないのに飛んでいけるダンジョンが多かったのに、
後半は逆に、ストーリーに絡むのに飛んでいけないダンジョンが増え、
落差でストレスに感じました。
毎回雪山を越えて氷の洞窟に行くのは、面倒だったな。
下山後、いちいちエンカウントをオフに戻さなければならないし。
【雪山】
極端な弱体化、かつ弱体化対策で頻繁に町に戻らなければならない、
かつ強制エンカウント、かつ下山してもエンカウントオン状態が続く。
他が親切設計なので、落差でよりストレスに感じました。
以上、自分には合わない点が多く、作業感ばかり感じてしまいました。
佳作なのに残念です。
圧倒的楽に進められる雑魚戦と、プレイヤーの知力を出し尽くして挑むボス戦が非常に楽しいゲームでした。
ある程度のネタバレを含みます。
・RPGという側面について
このゲームは所属カテゴリをRPGに置いているだけあって、戦闘面がかなり楽しく作られていたと思います。
雑魚戦に関しては、「一歩も動かずに」「キャラクターが大幅強化された状態で」「経験値もドロップも大量に獲得できる」という、天国のようなシステムが導入されています。
真に驚きなのは、エンカウントの調整さえ可能だったので、戦闘よりもダンジョン探索を優先したい時は雑魚専全カットができるという太っ腹なシステムです。
一方のボス戦は、レベル上げの環境が整っていながら良い難易度に仕上がっています。
全登場人物の戦闘スタイルやスキルを十分に理解し、ボスに対抗するための戦略を上手く編み出せば、低レベルでも十分にクリアはできるでしょう。
一方で、大量に経験値やお金を集めるなどして、圧倒的レベルや装備でボスをボコボコにごり押してしまうのも、1つの解と言えます。
TP持ち越しからの超ごり押しスタイル、私は大好きです。
・探索ゲーという側面について
私は大好きでしたが、これは人によって好みが分かれる上に、これをするかどうかでゲームの難易度がかなり変わるという点について、触れさせていただきます。
このゲームは、探索ゲーとしての側面が非常に強いです。ストーリーの中には2,3回程非常に大きな町が登場し、規模がデカいダンジョンもかなりの回数登場します。そして、登場するマップのほとんどにはアイテムが隠されています。
オブジェクトを調べると、アイテムが出てくるアレです。
そして、このゲームではオブジェクトを調べると手に入るアイテムやお金が「非常に沢山」あります。それはもうバカにできないレベルで。
何なら、直接ステータスが上がるオブジェクトも大量に設置されています。
そのため、登場した新規のマップ全てを細かく探索するか否かによってキャラクターたちの強さにかなり違いがでてきますが…このゲーム、本当にマップが広いので、探索に膨大な時間を要すると言っても過言ではありません。
私は「こんなにアイテムくれるの!?ラッキー!」ぐらいのノリで探索を楽しみましたが、このゲームの探索量は明らかに人を選びます。
・ストーリーについて
こう言ったらなんですが、ほぼ無い様な物と考えた方が良いです。
幼馴染「主人公君、家族の病気を治すため、薬の材料を集めるのを手伝って!」
→主人公「よし、治すぞ!」
→増える仲間達「私たちも仲間に入れてください!」
→数多くのキャラ「薬の材料が欲しければ、色々と事件を解決したり実力を示してもらおう!」
大体このノリです。
これが悪いとは言いません。むしろ私は大好きです。
むしろ、ストーリーをこのノリにする分、キャラクターたちの掛け合いはしっかりと描かれていますし、自分達が操作する主人公たちへの愛着は湧くと思います。
しかし、ゲームをプレイできる時間が長い割には、ストーリーが凝られてはいないとも解釈できます。
このゲームはストーリー重視ではなく、戦闘や探索が重視されており、それを楽しむゲームだという前提でプレイした方が良いと思います。
・キャラクターは全員有能だったか?
最後に、私自身の超主観的な感想ですが、このゲームに登場する主人公たちの使い勝手について、申し上げます。
なお、ネタバレを避けるために名前は出さない方向性で紹介させていただきます。
主人公:当然強い。圧倒的HPと物理攻撃は何時でも使える、TP持ち越しを覚えてからのボスへのスタン2連続はチート級の強さを誇りました。
女子力の子:女子力という独特のステータスよりも、能力強化の方に頼った印象。
魔法使い:最初から最後まで頼りました。HPが低いという弱点も、探索ゲーにおいてはいくらでもカバーのしようがあったので楽でしたね。
妹:貴重なヒーラーだったため、最初から最後まで重宝しました。タンク役と手を組むと安泰間違いなし。
武闘家:連撃型物理派として、主人公とは違う方向性で育成できたのが楽しい。TP持ち越しを覚えるとチートでした。
デバフ役:属性をガードするボスキラーであり、状態異常を付与するボスキラー。毒と暗闇の付与楽しいです。3連続状態異常付与技を覚えてからがもっと楽しい。TP持ち越しを覚えるとチートでした。
音楽:展開から察するに正直仲間になるだろうと思っていました。汎用性の高い技の数々にはかなり助けられます。
タンク:まさか状態異常全ガードと、紙耐久高火力の子を庇うというチート級のタンクキャラだったなんて。
武闘被り:正直使わなかった。すでに育成済みの5人目の方が強いのですよね。
女子力part2:女子力エキスの説明文で、2人目がいるのは察しています。かなりトリッキーな性能でしたが、単体ボスに10連攻撃をした時はかなりテンションが上がりました。
最後の子:属性攻撃は魔法使いができるし、属性に頼らなくても主人公と武闘家が強力な物理攻撃を放ってくれるし、果たして彼女を使う機会はあったのだろうか…
レベリングやアイテム収集を限界まで効率化しておりサクサク強くなれる。
チュートリアルの説明やシステム周りの解説も図解を交えて丁寧にしてあり遊びやすい。
ストーリー面も筋が通って綺麗にまとまった良い出来。
鬱展開や不穏な要素もほとんどなく、そういう展開が苦手なプレイヤーでも安心して読み進められるのも良い。
敵キャラに独自の戦法や必殺技なども設定されていて、プレイヤー側で難易度を上手く調整できればボス戦も楽しめる。
次々と増える仲間を育成していく楽しみがあるのも面白い。
ただ、シンプルさを突き詰めた故の弊害も多々あり、RPGとしての完成度としては疑問が残る。
道中のイベントはメイン・サブに関わらず総じて平坦。
「ここを通りたければ私を倒せ」「◯◯が欲しければ私を倒せ」の繰り返し…というか、それ以外のイベントは一切ないと言っても良い程。
さらに女性キャラクターに拘りすぎた結果、使用できるフリー素材も限られているのか敵グラフィックが被りまくりでほぼ色違いの使い回しばかり。
味方になるキャラの数も多く、ある程度の個性は備えているのだが、システム的にそれらを利用した戦闘をする機会はあまりなく、プレイヤーが実感する場面も少ない。
その味方キャラ達にしても、イベント中のやりとりはだいたい「いつもの」空気で完結してしまい、会話の内容も盛り上がりが無く印象に残らない。
以上の点からどうしてもワンパターンになりがちで、中盤以降はほとんど流れ作業、1回クリアしてしまえばお腹いっぱい。
クリア後に「やるべきことやったな」と言う読後感はあるものの、思い出を振り返るほどの感情移入は出来ない。
時間をおいて2週3週遊びたいほどの仕上がりではないのが残念。
1.07で裏ボス以外クリア 良作でした。
細かい作業が好きな人にはうってつけ、ただし同じ系統の作業が続くのでそれは注意。
ひたすら1コマずつでも「調べる」ことをいとわない人にはとても向いています。
(屋内のみそういう仕様です、フィールドでは特に無いのでご安心を 一部ダンジョンではちょっと必要かも)
キャラはそれぞれいい味出してますし、デザインもよし。音楽は秀逸、場面ごとのセレクトが気に入ってます。
シナリオは矛盾なくいい感じで起承転結もあるのでおもしろく進められました。
技も色々工夫されていたので困ることなくバトルも楽しかったです。
私はロリナの範囲格闘技が一番便利でしたね、出も早いし強化するとすごく使えました。
他キャラは一通り出番はあったのですが、ハンター姉妹は全く使う機会はなかったので、
どなたかおっしゃっているようになにか特定の見せ場をもうけたほうがいいかもとは思います。
色々システムはサポート効いていてありがたいのですが、
一戦闘はオートでいけるのだけど、雑魚戦闘は一定回数操作レスで自動連戦できるとかあると嬉しいかも
(大量のアイテムが必要になることもあり、収集にえんえん繰返すとさすがに飽きてくる。)
あとhp上限は表記があったけど、ステータスの上限も説明表記あるとカンストここまでとしれていいかも。
(特に女子力、どこまでドーピングつっこんでいいか迷いました)
バグっぽいもの
・一部の技でステータス表記と戦闘中の表示で異なっているものがあった。
まちがいなくあったのは裸盗賊さんの技 道場でおしえてもらうもののひとつ
他にもあったようにおもうけど完全には確認していません。
・天使戦前の宿屋にある宝探しポイントのフックで、フックをクリアせずに天使戦やった場合、
なぜか自動でフック完了にされていた気がします。
・初期の宝探しポイントで取れない位置にひとつノーマル宝箱があった覚えがあります。
段差と川か池のあるところで、まっすぐいけない、周りこんでもとどかない。
(自分がルート見つけられてなかったらすみません。)
あらすじ100%クリア。
感想や気になった点など
・ストレスフリーで進められるよう配慮されたシステム面と、結構歯ごたえがあるボス戦が良かった。
・自分の気のせいかも知れないが、暗闇が敵味方共に効いてる実感がほぼない。
・民家の大量のアイテムは面倒臭くなって最初の街を出る前にやめそうになった自分みたいなのもいるので、好みが分かれるところかも
・これも人によるだろうけど、自分はロリナやベルルなどは最後まで1度も使わなかった。全メンバーの特性や利点を実際の戦闘を通して知ってもらうために、強制的に使わせる展開が全メンバーに1度はあってもよかったかも。
>>ikさん
タムード遺跡の祭壇について、「左上」はそのマップ名を見るという意味
全体ヒント
16 4 1入 8
2 11像 5ア 12ル
14ト 7 6ム 9
3 13出 10ス 15
ちなみに、ここには裏ボスがいる、倒したら極めし者の証をもらえる
以下は前回のレビュー(仕様変更・修正済みの部分は削除)
================================
35時間クリア全員レベル99 エネミー図鑑・イベント100%
薬の材料探しをきっかけに始まった笑いあり涙なしの冒険
ビーチの女王VSビーチの女帝、カレンVSネーナの女子力()バトル、タンス合体など
いい意味でやかましいイベントは中盤までちょっと残念、終盤はただのハクスラ一直線
どこでもワープはもちろん、町の案内板も地味に便利
後回しにすべきボスが面倒ならカジュアル(敵ステおよそ1/10)
ダンジョンのギミックや宝箱コンプに集中したい時にエンカOFF
プレイヤーへの配慮が行き届いていて楽しかった
手の込んだマップの中で水神殿が特に気に入って雰囲気と選曲もかなりマッチした
忘れられた施設
・船着き場は何のイベントもなく、今後のアップデータ用?
これからやるには知っておきたいこと
・素の攻撃力上限は意外に低いぞ、バフと装備を生かすための設定かも
・終盤の試練の塔でHPと攻撃ドーピングアイテムがよくドロップ
・限られている修練値は中盤以降でパッシブ交換用
常在戦場(TP持ち越せ)の人数によってノーマルの強ボス戦がどんどん楽しくなる
支障にならないバグ
・解析してない敵を倒すと解析済みの状態になるけど図鑑の解析数にカウントされない
その後いくら解析しても無駄
・ビーチの女王とのバトルイベントで一旦逃げてから倒すと(手加減をお願いされたから)
撃破済みの数にカウントされないっぽい
気付いた時には既に1減ってるから確信できない
・100%図鑑は遭遇305/302 撃破304/302 最大値を越えているぞ
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