キャラは全てケモノでオリジナリティがあり、キャラチップの芸が細かくできていて見ていが飽きないです。人間がいないのでメッセージも、「三人」→「三匹」とかこだわっています。世界観が本当にすごいと感じました。ストーリーは世界を救うという王道展開でありながら、キャラの個性を生かした会話のやり取りでどんどん引き込まれていきます。盗賊団のケモノ関係、二匹きりになってしまうシーンは感動で、思わず胸が熱くなりました。いや、本当、みんないい奴だ…

システムもエンチャント、アビリティを教えあうといった独特なものがあり、特に教えあうシステムは仲間との絆というゲームのテーマともマッチする良システム。仲間が増えてからは色々な組み合わせを楽しみました。

他の方のレビューにもありますが、中盤の二匹きりの冒険はもう少し調整があってもいいかなと感じました。せめてアイテム販売のＮＰＣは設定したほうがよいと思います。ダンジョンもかなり長く続くのですが、特に地下室はダンジョンにする必要があったのかなと。二匹きりですとせっかくの教えあうシステムが活かされないのも残念です。

あと一点あるとすれば、中々ステータス画面に７匹こと虹が揃わないことでしょうか。スポット的には揃うことはあるのですが、記憶が確かなら全員揃うのはボス戦２回だけだったと思います。特に、あるキャラについては後半ほぼ完全離脱状態になってしまうのが…プレイヤーとしてはせっかくなら全員揃えて色々冒険したいと思ってしまう。

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ひつじさんの他の作品もプレイしたことがあり、今回もストーリーが深くて最後まで楽しくプレイできました。
キャラクター全てに個性が強くあるのでよりストーリーを理解しやすかったです。
戦闘難易度自体は他の方の書かれてある通りあまり高くないので初心者の方にもおすすめです。
獣の神様のときは１ターン行動を間違えるとリカバリーできなくなり全滅があったので個人的にはこの難易度はありがたかったです。
行動順も表示されるのでこちらがどういう風に立ち回るか考えやすいのもありがたいです。
またアビリティを他のキャラに教えられるシステムも良かったです。
助け合うということがシステムにも反映されていることと、他のキャラのアビリティを使えるという利便性の良さが好みでした。
経験値UPや獲得金UPのアビリティは重複するので所持人数が多いとレベル上げやお金稼ぎに時間がかからずストレスなくストーリを楽しめました。

もし今後可能だったら、ラディアとノワールの始まりの部分を知れたら嬉しいです。
今回も素晴らしい作品をありがとうございました。

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キャラクターが全員動物というコンセプトで作られたＲＰＧです。
クリア時間は約１０時間でした。

可愛らしいキャラグラフィックですが、ストーリーやシステムはしっかりしており、丁寧に作られています。
後半のボス戦は、ある程度、似たような戦い方で勝つことが可能です。
悪く言えばワンパターンなボスかもしれませんが、変にひねられるよりは、素直にプレイできるので、私は楽しめました。

「仲間との絆」というよくあるテーマではありますが、とても熱く丁寧に描写されているので、非常に感情移入することができました。
しっかりとした物語とキャラクターがあってこそ、白けずに感情移入できたのだと思います。

戦闘難易度は並程度ですが、エンカウント率がやや高いこともあり、後半は通常戦闘が辛いこともありました。
その分、稼ぎなどする必要も無く、スムーズに進められたのは良かったと感じます。

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クリアまで約8時間、平均レベル42ぐらい。

ざっくりとしたお話は記憶喪失の狼「オボロ」がライオンの底抜けに明るい「ラディア」と森で出会い、蝕まれていく世界を救うために何でも願いを叶えるという箱を開けるため七つの鍵を探して旅をするというものです。
キャラクターたちは全員ケモノで可愛いし掛け合いなどが楽しく、またちょっと涙腺が緩くなるような展開もあってストーリーは楽しめました。
ネムのラディアを想う気持ちがとても尊かったです。

次に戦闘ですが難易度自体はそれほど高くはありません。
ただ中盤ぐらいのボス戦は正直ダレてくるほどHPが高めでした。
MP回復アイテムをガンガン消費してラディアの激強スキル回すのが前提ぐらいの調整。
それをしてもたぶん毎回20～30ターン台ぐらいは掛かったのかなと思います。MP回復アイテムをケチったらさらに倍は掛かるでしょう。
このせいでぶっちゃけ中盤の二人になった辺りが楽しさより早く終わりたい気分が勝ってきて、後半は「まだ続くのか…」と惰性感が強めになってしまいました。
全員揃って再び虹の神殿に行くあたりからモチベーションが回復しましたが、中盤のボスのHP下方修正は必須だと思いました。

ストーリーはけっこう良かっただけに、中盤のボスや終盤の雑魚など戦闘面のバランスの配分がやや悪く悪影響を与えているように感じました。終盤は1戦闘ごとに回復が必須でテンポが悪く感じたため。
けっこうほのぼのした見た目だけにあまり戦闘でストレスを感じさせないような調整が欲しかったなぁと思いました。

気になったこと（ややネタバレあります）

・エンカウント率がやや高い
フルパーティーにならないこともちょくちょくあったので逃げ率を100％にして欲しかったです。
特に中盤は二人だけでダンジョン4つもクリアしないといけないのは長くてとっとと逃げたかった。
それに予想通りその時の経験値は仲間に入ってなかったですし。

・アイテム購入ができない時間が長い
しばらく二人だけになる時にアイテム購入できないのはちょっと困りました。
そんなに難しくない難易度ではありますが、買い足そうと思っていたタイミングだっただけに不親切に感じました。

・状態異常回復のアイテム
沈黙回復のアイテムは個別で欲しかったです。
万能薬的なものもありますがけっこう値段が高くそれやMP回復とかを揃えているとけっこうお金が消費され、後半はお金が余るようになってきますがそれまではカツカツ気味だったので。

・迷いの森の仕掛け
スタート地点を2～3回ぐらい途中で通るループものの道順はさすがにやめた方がいいかと。
普通スタート地点に戻ったら道順が間違っているのかと考えます。最初、致命的なバグかと思いました。

・ノワールとはなんだったのか？
説明されていたら申し訳ないですが、結局なんだったの？と疑問が残り悪役のバックボーンが無くてただウザいだけでした。
世界観的にはてっきり昔悲劇に見舞われた獣の一人とかで最終的に許されたりするのかなと予想してたんですが。
タイトルのアルカンシエルというのもたぶんこの世界の名前だと思いますがどっかで出てきましたっけ？

・レアアイテムなどの使い道
チェスの駒やあめ玉など何だったのだろう？秘匿のアンクは隠しボスでしたが。

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クリアまで１４時間３０分くらい。

壮大なストーリーと、戦闘中のセリフやアビリティの付け替えやエンチャントなど、凝ってて奥が深いです！
最初はグラフィックやＢＧＭなどから、割とほのぼのした雰囲気が感じられましたが、途中からシリアスな展開や、急転直下の事態や、アツい友情が光る展開が忙しく訪れます！
ラディアと仲間たちが成長していくのは必見ですね♪

終盤以降はボスの攻撃が激しい歯ごたえある難易度でした！

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