迷路

ゆわか

「この物語は悲劇である」後日談

南十字星

人生の迷路からの「出口」

魔石にとりつかれた人間が起こした「悲劇の事件」から、1年後の世界を描いた続編ですね。
前作のミステリアスな世界観が、今作でもそのまま引き継がれていて、
非常に奥行きのあるシナリオになっていると感じました。

(以下ネタバレ含む)

一人の女性エージェントの生き様、
その彼女に関わる様々な男性の心情が、とても丁寧に描かれていました。

自分を守ってくれていた上司が殉職したあと、組織を去り、
迷路の中にはぐれている少年の言動をヒントに再び本来の自分を取り戻すまでの展開が、
非常にドラマチックだと感じました。

彼女は、人生の迷路からの「出口」を見つけて、再び天職につくことがてきたわけですね。

結局、組織に戻ることはなかったようですが、
彼女の才能を見出だした「支部長」の存在も、見逃すことができませんね。

迷路そのものの攻略も、とても楽しかったです。ハロウィンを連想させる20のポイントを収集するイベントも面白かったです。

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No.53306 - 2020-06-29 00:28:57
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