サッパリとした味わいのややハード話
※核心には触れてないと思うがネタバレ
ワガママだけど序盤からどっか憎めない勇者の子孫の護衛につく、つわもの姉弟のお話。物語の描写はサッパリしてる感じはあるんですが、これらを丁寧に掘り下げてもエグイかなぁ……って感じがするので、長めの短編くらいの規模も考えると、今作はこのくらいのさじ加減がちょうどよく感じました。ふざけてる感じではなく、真面目な空気だし(ここら辺の感覚というかさじ加減がこの作者さんは合うな)。っていうか姉弟の故郷での立ち直りが息ピッタリに早くて、これはこの作品の味なんだろうなと感じました(ここのくだりルージュの反応含めてシリアスな笑いっていうか……w好きです)
全体の話はお約束から若干読めない展開も入ってて、サクサクと進むのも相まって大筋に専念が出来た感じ。敵キャラではエリーシャが好きでした。
フォウルとあの人との関係は想像任せってあったけど、一方的な憧れ程度じゃないかなあ……って思いました。いや爛れてるような愛は好きなんですが、フォウルとは個人的にイメージが合わないかなあって。
ラストは案外また四人皆で仲良くやっていくんじゃねえかな……と相変わらずな姉弟二人を見たら個人的には思いました。
某チェーン店パロは好きです。元ネタの店も好きです。私はどっち派でもないというかどっちも好きです。しいて言うなら粒あんかな……(ルージュと意見が被っちゃった)
100万Gの事わすれてました
ネタバレ無いとは思いますが念の為。
お馴染みの桃隆さんゲー久しぶりの新作が来ましたね。
早速プレイさせて頂きました。
今回も優しめの難易度でサクサク進行できます。
前作「アーシェの泪」はハードで遊ばせて頂きましたが今回はノーマルでまったりと進めていきました。
ノーマルではザコ戦であればオートで無双できるくらい簡単なので爽快感が凄いです。
ルージュはオボッチャマすぎな面もありますが、プレイ開始前からショタっ子として期待していた存在です。
ストーリー全体を通して、アイカ姉とルージュの絡みが一番お気に入りとなりました。
二人の姉弟のやりとりはほのぼのしていて今までの作品群とは違った雰囲気。
フォウルというキャラも作品群の中では珍しい存在に思えたので意外性がありました。
デストロイヤーズというものの名前からの第一印象とは違い、実際はそこまで過激なイメージは無かったですね。
アイカ姉は独特のキャラで印象に残りました。
救済の旅が一体どのようなものなのか最初から謎だらけなのもポイントです。
敵集団も現れて徐々に真相にも近くため、飽きることなく物語を楽しむことができました。
エリーシャが敵としてはだいぶ目立っていたのではないでしょうか。
彼女の真相に関しても進めていくことでちょっとだけ分かるのも良かったです。
プレイ時間も短めで気軽にプレイすることができますね。
それ故にストーリーがかなり高速で進んでいくのは良い点でもあり若干もったいない所でもあります。
キャラ同士の掛け合いや関係性等もしっかりと構築されていく描写はあるので、もっとじっくりと描かれていると更に良かったですね。
ルージュに関してはいきなり重たい展開が来てなんか気付いたら成長したって印象だったので、この辺も時間を掛けて見てみたかった所です。
とはいえ主人公感という面では一番しっかりと描かれていたような気もします。
今後のバージョンアップで追加要素もあるとのことで、これからも制作を応援しております!
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