ちょっと癖が強い名作で人によっては神作まで届く
少なくともレベルはかなり高い作品で駄作とかでは間違ってもない位の完成度はある。
ただ前提として作者の癖が物凄く前面……いや全面に出てる作品なので、
そっちの癖がないとちょっとしんどいと思う。
まずはストーリー。
様々な障害を乗り越えて友達たくさん作ろう! 大雑把に言えばこんな感じ。
世界観は結構エグくてあっちこっちに主に精神的な地雷が埋まっている。
子供特有の無鉄砲と純粋さで傷を負った色んな人へ体当たりしながら仲良くなってゆく様はとても良い。
とは言えそれだけで上手くいく程世界は綺麗に出来ておらず壁にぶつかることもあるけど、
それでもと歩みを止めない様はあまりに尊い。
次に戦闘。
三人同じスキルを使うとMP回復とHP回復するシステムを搭載。
しかし三人の子供たちは攻撃特化型・汎用型・防御特化型と得意分野が違うので、
例えば同じ魔法を使うと大ダメージ→小ダメージ→無ダメージ位になりがちで、
コンボを組むかどうかはそれなりの判断を求められる。
また、MPがかなりシビアで上限も低いのでちょっと消費が大きいスキルを使うとすぐに枯渇してしまい、
相手のHPをいい所まで削った所で押し返されてしまうなんてことも珍しくなく戦闘バランスは中々にシビア。
但しこのゲームは属性・特攻の弱点がとても大きくて、敵の情報があるなら強敵でも簡単に倒せてしまう場合も多い。
セットする装備と技は強く便利なものほ癖が強くて、
例えばMPを毎ターン1回復する何個でも手に入る装備はMP回復のかわりに上限が下がる。
そして10のMP上限が9になるとそれだけで特に便利なスキル・魔法が使えなくなったりする。
そういった物を色々組み合わせて行くのは面倒さもあるが結構楽しいと思う。
そしてキャラ。
事情持ちの人はどいつもこいつもグラビディ……。
基本的に愛が重く、そして理解されにくい愛を持っている。
その愛ゆえに動き、愛ゆえに間違いを犯し自分を自縛している。
大人であれば絶対に突きたくない相手だが、だからこそ子供たちが必要だった。
メインではないキャラも個性が出ており、チラッと出された時にあ!あの人かー!って思い出せるのは正直すごい。
ただキャラは思い出せても地名は思い出せなくて詰まったことが結構ある。
総評としてはへきが合うなら間違いなく名作。
そこまで露骨なシーンがあるわけではないんだけどどうしてもこの手のジャンルは人を選ぶ。
後シモネタ地味に多いんですよね。
チュートリアル終えて家から出て最初の友人がアレだったりするので流石に真顔になった。
ある程度受け入れられるならやって損はない。
後攻略は全部纏めてあるのが用意されてるので詰まったりしてもなんとかなるのはありがたい。
友達100人の後に追加されたストーリーは子供たちではない所にスポットが当たるようになり、
個人的にはそれこそがこの作品の本編で。出来れば追加された部分の最後までやって欲しいと思う。
本当に30時間かかった
全クリまで29時間30分。
のんびりやったとは言えなかなかやりごたえがあった。
ママになりました。
タイトル通りです。僕はいたって普通のロリ好きお兄さんですが性癖ねじ曲げRPGとして最高レベルのゲームです。
一見ポップなストーリー展開と思いきやシリアス・センシティブな内容まで予想外な出来事が子供達を取り巻きます。
当初は可愛らしい絵に目を奪われるだけでしたが、気づけば僕は葛藤や辛い目に合っても歩を進める3人の子供達のママとなって画面越しから熱い視線を送っていたのです。
クリアまでとても楽しめました。本当にありがとうございました。
気づけば魅了されていた……
絵柄・プレイ画面に「おっ?」と感じた人ならば,プレイしてみて絶対に損は無い。
システム・吹き出し風の会話・戦闘カットイン・豊富な立ち絵付きキャラクター・音楽等々,とにかく全体的なデザインと雰囲気が統一されていて且つ非常にレベルが高い。
またストーリーが絶妙で,進めれば進めるほどそれぞれのキャラクターの健気さや愛くるしさに魅了されていく自分がいた。
RPGとしてはメインクエスト・サブクエストとそれに付随するボス戦闘がこれまた楽しく,盛り上げてくれるので,満足度が非常に高い作品。この作品に出会えてよかった。
と,堅苦しい?言い回しはここまでにしまして。
主人公三人組が可愛いのは疑いようが無いとして,特にブレラが可愛すぎる……なんだこのずーーーっとミマモりたくなる生き物は……
ここまで嫌味なく素直で健気で明るく可愛い主人公,そう簡単にはお目にかかれないぞ……
一人でも多く,このゲームをプレイする人が増えることを願っています。
スカート履いたマミーが激カワ!
クリアまで約8時間。
作り手の非常に尖ったセンスが顕著に出ている作品で、とても作り込まれていると感じました。
まずゾンビのキュートなショタっ子3人組が、動くカメラと一緒にママの遺志による友達100人を作るために奮闘しようとするところから物語が始まります。
町の人のお願いを聞いたり(クエスト)、ネームドモンスターと友情を育んだり(戦ったり)して徐々に友達を増やすというのがストーリーの骨子として存在し、最後までここがブレないのが良かったです。
さらに世界観の重要な要素として様々な「魔女」の存在があり、彼女たちは人間とは一線を画す強力な力を持ち、良くも悪くもこの世界に影響を与えています。
前半こそは可愛い3人を愛でながらほのぼのとした感じで進んでいきますが、しかし中盤からは一変して今まで優しかった町の人が抱えている闇や、ゾンビっ子たちの過去、仲良くなった友達たちの正体などが次々と牙を剥いてきます。
それは歪な愛が生んだ悲劇の妄執たちです。
過去に起こした過ちに今もなお後悔の念に苛まれ囚われている孤独な彼らを何とかしてあげたくて、友達になって少しでも欠けている部分を埋めてあげようとするゾンビっ子たち。
全てが上手く成功して良い話として終わることはありません。
自分たちの命に関わるようなヘビーな選択を迫られても、それでも逃げず諦めず3人で協力し合い一つ一つ真摯に受け止め解決しようとしていく姿勢は素晴らしく、冒険の過程で色んな愛や真実を知って彼らは成長し少しずつ「オトナ」になっていきます。
ゾンビっ子たちと常に行動するママと呼ばれるカメラの正体はなんなのか?彼らの運命はどうなるのか?
ぜひプレイして彼らの選択をミマモロールって欲しいです。
また戦闘面は経験値制を廃止して逃げ率100%にし、難易度的にもストレスフリーで非常に良かったと思います。
代わりにスキルや装備品などを高確率でドロップするのでそれを使って攻略したり、売ってお金に変え他のスキルを買うというのも面白いものでした。
仮にボスで詰まったとしてもレベルをお金で買うか、特攻スキルを用意すれば何とかなり、雑魚戦はそれほどしなくてもいいバランスだったと思います。
もしクエスト等に詰まったら攻略ページもあるので非常に親切です。
あとゲーム上、登場キャラクターがかなり多くなりますが、それぞれが個性豊かでさらにけっこうな数を自作絵で描かれているのも気合が入っていると感じました。
バージョンアップはまだ続いているようで、住民やクエストなどはまだ増え続けるようです。
唯一の要望としては先頭のキャラチェンジもコントローラーのボタン一つで出来たら良かったなぐらいです。
度々マウス操作をしなければならなかったのがちょい億劫に感じました。
サムネイルの可愛い絵に反して、かなりダークでハードな胸糞になりそうな設定がてんこ盛りで襲い掛かってきますが、よっぽどそういうのが受け付けないという人以外にはオススメしたい作品です。
以下、バグです。(DL版ver2.031です)
ダンジョンや建物にエリアチェンジすると頻繁に真っ暗になる。(一度メニューを開いて戻ると直る)
画面左に白い縦長の何かがずっと付いている。
スキル:ブレイクエッジは装備画面での説明は対象敵全体と説明にあるが実際は単体攻撃
スキル:ビリビリスタンプは装備画面での説明にMP消費が記載されていない
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