最初はほのぼの……
最初はほのぼのとした始まり、進んで行くにつれて急激におかしくなる日常。
個人的には最初の演出で大体(まさか……)とは思って居ましたが、それが話しの流れで予想が現実味を帯びていくにつれて、とても背筋が凍りました。
鬱ゲーとしても、とても演出が凝っていてとても楽しめました。
鬱が苦手な人でも、最初のほうは全然鬱関係なく見られるので、最初だけでも触れて欲しいほどに完成されていました。もちろん、最後までプレイすればとても良い時間を過ごせますが……。
演出も絵も勿論、この作品を彩ってくださった声優様も全て揃ってとても素晴らしいゲームでした!
このような素晴らしいゲームを作って下さりありがとうございます!
とても面白かったです!
自分との対話と、過去との決別
ヤンデレものかなと気軽に手を出してみたら、
重厚なストーリーと圧倒される演出、
こだわり抜かれたグラフィックに一気に読み進めてしまいました…!
キャラクターの表情変化や仕草の演出も細かく、
穂多留も眞那彌もとても愛らしく感じさせられました。
両ヒロインのボイスもナチュラルな演技で物語に入り込めました。
注意書きにびくびくしていましたが
他人を理解することの難しさ、自分を理解し愛することについて徹底的に向き合った作品で、
私はむしろ勇気をもらえました。
Aパートでは穂多留との「普通の」日常が楽しく、
Bパートでは、人々の視線や理解されないことによる息苦しさ、
またそれと対照的な游雅とお姉さんの微笑ましい交流が
丁寧に描かれていて、
Cパートにはとにかく圧倒され、
ラストのお別れには胸がじんとしました。
出会えてよかった作品です。ありがとうございました!
やってみた。
救いのない物語、の記録更新な物語。
安い救済とかを全否定にかかる素晴らしい作品だと思います。
情熱を感じるノベルゲーム。
3部作構成のノベルゲーム。
章が別れてることはよくあるけれどもこのゲームは章ごとに演出ががらりと変わって凄く良かった。1章目はよくあるヤンデレ要素ありのギャルゲーチックなんだけれど2章からは~という感じ。
声や絵を使った演出も凄くてこういうゲームを作りたいっていう情熱を感じれるいいゲームでした。
内容も暗くはあるけれどもただ暗いだけではなくちゃんと答えがあるところも良かった。
難点といえば演出が凝ってる文だけ映像的に見てるところが多かったのと二章に入る選択肢が分かりづらいこと。もっとさくっと二章にいければこのゲームの良さを楽しめる人が増えるんじゃないかなーと思いました。
次作のゲームも楽しみです。
全人類やるべき作品
ヤンデレとか興味ないしなーと思った人→やったほうがいい
電波障害とかちょっと怖いし…って思った人→やったほうがいい
あんまりノベルとか好きじゃないしなーと思った人→やったほうがいい
上記に該当しない人→やったほうがいい
結論:確実にプレイしたほうがいい
ありがとう…...。
素晴らしい作品をありがとう。
ただ、この一言に尽きます。
ありがとう……。
所感
本作は短編と中編の中間といった分量の話であるため、少なくともストーリー面でのネタバレにはあまり触れない方向で感想を書かせていただきます。
全体のストーリーは大まかに書けばあらすじの最後に書かれている二行の内容そのままなのですが、地の文はあまりなく、キャラのセリフを主に話が進んでいきます。
また、説明文の通りに文章は比較的少なく、画像や動画がメインで話が進んでいきます。
そこは好みが分かれるところかとは思いますが、用意されている画像は豊富であるため少なくとも視覚的な退屈さを覚えることは少ないかと思います。
本編突入に必要な選択肢の選び方についても、ストーリーを全てなぞればそうである必要があると納得できる作りであったことには感心しました。
ただ、プレイの際には、意味のある選択肢が用意されているのは序盤だけで、中盤以降はあっても実質一択の選択肢しか用意されていない、いわゆる一本道ゲーであるという認識は必要かと思います。
また、ヤンデレ要素より鬱要素、特にいじめ要素のほうがきついため、そのあたりに抵抗感のある方のプレイはおすすめできません。
逆に、他の方も書かれていますが、ヤンデレ要素は説明文に注意書きを載せるほどではないと感じましたので、好きな方はそれには期待せず、苦手な方はそれをあまり気にすることなくプレイをされたほうがよいかと思います。
グラフィックについては、フリーゲームとは思えないレベルであるのは間違いありません。
要所要所で多少簡素ながらもアニメーションも用意されており、様々な意味での手間暇は感じられました。
音楽については個人的にはなかなか評価の難しいところではありますが、少なくとも耳障りと評せざるを得ないようなものはなかったと感じます。
演出は凝ったものであることは間違いないのですが、その反面、一切の操作ができずただ見ているだけの時間が長めな場面も多いため、その点の良し悪しは多少分かれるかと思いました。
特に終盤に近づくにつれそれの傾向が顕著になりますので、その点については留意が必要かと感じます。
また、演出エフェクトの都合上、古いPCでは多かれ少なかれ重さを感じる場面もあるかと思います。
総じて書けば、ヤンデレ要素を除けば、良くも悪くも説明文に偽りのないゲームであると感じました。
欝要素に多少以上の耐性があり、かつスクリーンショットの見た目で引かれるところがあれば、プレイをお勧めいたします。
最後に、余談としてごくごく個人的な所感を二点ほど。
まず、少なくとも主人公の母親については、主人公が考えているほど悪い人物だとは私には思いにくいところがありました。
また、未成年、それも18歳未満の人間の犯罪が報道番組で実名報道されたという作中表現は、それが重大犯罪であったということを考えても、現代日本の現状と照らし合わせて違和感がありました。
圧倒的なCGと演出で彩る「上條游雅」の物語
※詳細については書いていませんが、ネタバレを含みます
長編ですが続きが気になってしまい、最初から最後まで全く飽きることなく読み進められました。
まずCGの量とクオリティに圧倒されました。
立ち絵の差分だけでもかなりの量と思われます。コロコロと変わる表情を見ているだけでも楽しいです。キャラ表示の仕方も工夫されており、とても勉強になりました。本当にキャラクターが生きていると錯覚をしてしまうほどでした。
またBパートは画風が変化し、ほとんどスチルのみで進行します。これがアニメを見ているようで楽しかったです。文字を読むことに慣れない人でも、抵抗なくプレイ出来るのではないでしょうか。
あと伏線の張り方が上手いです。
ほんの少しの違和感が伏線だったこともあり、視覚的にも騙されました。まさかタイトルのロゴですら伏線だったとは……!と驚きました。
ただボイスが付いているため、Bパートのお姉さんの言動について、ある程度わかってしまう場面もありました。作品上、これは仕方ないとは思いますが……。
物語はAパート、Bパート、Cパートの三部構成です。
Aパートは游雅くんの幼なじみ、穂多留ちゃんとの幸せな日常が淡々と繰り広げられます。ボイスとイラストが可愛く、ほのぼのとした雰囲気が良かったです。
……そして、Bパート。Aパートから一変、生々しいほどの“リアル”がそこにはありました。
多くは語りませんが、私はこのパートが一番好きです。周囲の環境に絶望しながらも精一杯抗う游雅くんの生き方は、見ていて応援したくなるものでした。それだけにお姉さんとのことや、最後の決断は心が締め付けられました。
Cパートは全ての集大成であり、他のパートより濃密です。
演出に、声優さんの演技力に、圧倒されるしかありませんでした。
画面構成、文章表示の仕方、オリジナルBGM……数えだすときりがありませんが、ゲーム中の全ての要素が物語を引き立てていました。
そして游雅くんの出した結論。
逃げずに立ち向かうことを決めた、彼の勇気に拍手を送りたいです。
「幸せ」とは何なのか。また「生きる意味」について深く考えさせられる作品でした。
制作お疲れさまでした。これからの活動も応援しています。ありがとうございました。
名作です
すべての面で同人とは思えないハイクオリティです
特にストーリーが重厚で素晴らしい
さすが容量1.5G
ネタバレします
かわいいヒロインに毎日起こしてもらってご飯も作ってもらって、ほのぼのギャルゲー
に見せかけた鬱ゲー。
このネタは割と王道で簡単に先が読めるんだけど
とにかく演出がすごかったです。
A.B.Cパートでそれぞれ画面のレイアウトが違っていたり
特にBパートは絵がバンバン出てきて漫画みたいでした。
正直に言うと、大まかな流れは
穂多留の秘密以外は予想道りでした。
ただ、フリーゲームとは思えないくらい演出にこだわった
力作には違いないです。
注意
演出に凝りすぎてCパートが重いです。
穂多留が叫ぶところで表示がおかしくなりました。
ヤンデレには期待しないほうがいいです。いろんな意味で。
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