イラストかわいいですね!
コミカルな感じかとおもいきや、意外と現実的だったりして、でもやっぱりコミカルな設定で面白かったです。
badとnormalをクリアしないとhappyendに行けないところにこだわりを感じます。短いながらキャラに感情移入できるようちゃんとシチュエーションがあり、badのときに行える探索時のコメントがまたやるせなさを際立たせてきてよかったです。
無事みんな幸せに終われて後味もすっきりほこほこ(*´ー`)
料理を作って食べられる仲間を増やそう! コメディだけどコメディだけでは終わらない。
Ver1.00
クリア時間 33分(Normal→Bad→Happy)
お腹が空きすぎて狩りをする元気もない狼、ウルフは
獲物の草食動物が好きな草を料理して置いておくことで
楽に狩りをすることを思いつき、
そこから始まる草食動物たちと肉食動物の掌編ADV。
本作の進め方は、スタート地点の狼のすみかであるテント小屋から
近場のマップでマップ内の草を全て集めて、
それをテント小屋や切り株で料理して、草食動物を呼び寄せる。
すると新しいマップに行けるようになるので、また草を集めて……という流れである。
切り株のイベントで選択肢が出るが、会話内容が少し変わるだけで
エンドに関わるのは、草食動物が3人そろってからのイベントでの
選択肢のみである。
ウルフは肉食動物の狼なだけがあって
すみかに骨が転がっていて恐ろしげな印象を最初は受け
一見シリアスだが、楽し気なBGMで料理を作ってるあたりから
お茶目なキャラの印象が強くなってくる。
そして、食べ物があるとはいえ、狼のすみかである。
そこにやってくる草食動物が、普通の(?)草食動物であるはずがなく
能天気で純粋すぎて、逆にウルフを話しかけて彼を驚かせるピョンコ、
ウルフの目的を知りながら弱すぎて茶々を入れるだけになるもーたろう、
ピンクな効果音が似合うナイスバディどMなおぶぅと
コミカルな個性抜群なキャラが揃い、
本作の印象は賑やかな印象が強くなってくる。
しかし、そんな明るい物語では終わらず
エンドによっては、下手なホラゲよりもホラーな演出がされ
展開は予想できても、そうであってほしくない、
先に進むのが怖い、事実を知るのが怖いと
きちんとキャラの関係性を築いてからの展開で
プレイヤーに共感できる物語になっている。
キャラの中で特に印象深いのがピョンコで
能天気で明るそうでも他人ができるのに自分ができない
"ひとりぼっち”を知っているから
孤独なウルフでも食べられそうな草料理を作りたいという
ウルフに手を差し伸べたり、背中を押す存在になっている。
ウルフを一番動かしたのは間違いなく彼女である。
本作のテーマは草食動物と肉食動物がどう共存するかにあって
種族としての本質を逆らった行動というのは
一時的にはできるかもしれないけれど、そういう無理はいつまでも続かない。
とすれば諦めるしかないと思うのだが
そこにHappyendで思いもよらないような解決方法を叩きこんでくる。
これは現代社会で見かける用語で説明が始まるので
一見突拍子もない解決方法に見えてしまうのだが
冷静に考えてみると結構納得のいく解決方法に思う。
ネタバレを避けるため抽象的に表現するなら、
それは草食動物、肉食動物を形式的にやめて別の存在になることで
お互いを食べることなく、元肉食動物はその別の存在になっていない草食動物を
食べればいいという区分をハッキリ分けることで、
この四人が共存する目的については果たしている。
これはこの手の食うもの食われるものの共存問題で
非常にユニークな解決方法で面白い結末だと思う。
ちなみにこの別の存在、再読すると分かるが
物語の最初の方から存在が示唆されるキーワードでもある。
やや考えすぎの考察かもしれないが、本作の肉食動物は
「知らず知らずのうちに他人に迷惑をかけてしまって
それが分かるから自分から離れるしかない孤独な人」の象徴で
その人の性質を否定せずに、迷惑をかけないで済む環境を構築することで
一緒にいられるような状況を作りたくてこんなユニークなエンドになった
のかもしれない。本作というのはある意味、仲間づくりの物語でもあるように思う。
怖そうで情のあるお茶目な狼と個性豊かな草食動物たちの
コメディな物語であるが、共存にはシリアスな問題があり
最終的にはそれをユニークに解決する一作。
お手軽にコミカル、シリアス、ホラーの3種を楽しみたい人や
自分を曲げずに受け入れられる環境を求める人向け。
ほんわか時々シリアス
基本的にゆるいです。
食うか食われるかだけどそれでも緩いです。
途中で怖いこともありますが、最終的にいいエンディングが待っています。
キャラはかわいいし、それぞれにちょっと笑えるポイントがあります。
BADエンドを経てエンディングで私が思うことはこうです。
「そう、こうゆう終わり方を求めてたんだ」
良い作品でした
(^ω^)ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ
味見だけで良いから舐めさせて欲しい(*´Д`)ハァハァ
肉食の体なのに草食の動物としてパンダなども実在するので
狼が草食になるのも頑張れば不可能ではない・・・かも知れない
バッドエンドは泣いた(´;ω;`)ブワッ
ゲームとしては短編で簡単な選択肢があるのみ
切り株のイベントはすぐに別の選択肢を見直せるので便利
・・・だけど2つ目はどっち選んでも変わらないので
どうせならガッツリ違う展開にして欲しかったかな
ほのぼのしたお話がみたい人にはオススメ~ヽ(*´∀`)ノ
非常に楽しかったです!
【軽いネタバレ有り?】
マルチエンド全て見ました!
登場キャラが全部可愛い!!個性的なキャラに、サクサク遊べる感じがとても良いなと思いました。
また、ほのぼの系かと思わせて、シリアス展開にもっていく最後のエンドは非常に引き込まれました。
最後の展開はびっくりしましたが、それも良い意味で「よかった」と思えるエンディングで、この短時間で非常に満足させていただいた作品です!
また、会話イベントの選択肢も 見終わってから違う選択肢を見返すことができる親切設計。作者様の愛を感じました。
それらを全て見ても1時間前後でクリア出来てしまうので、手軽に楽しめる 遊べる小説のような印象です。
次回作にも期待しています!
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