必ず最後に愛は勝つ?
勇者が主人公で、魔王を討伐しに行くというゲームは星の数ほどありますが、
何と魔王が主人公で、勇者を倒すため奮闘するというゲームをプレイしたのは今回が初めてでした。
視点が、いつもとは正反対ということで、非常に斬新かつ面白かったです。
悪の権化であるはずの魔王が、本ゲームでは妙に正義感にあふれていて人間らしい心を持っている、というのも
見どころの一つですね。
「必ず最後に勇者は勝つ」という、伝統的なゲームの「お約束事」(のようなもの)を、見事に逆手にとった、
とても興味深いゲームだと感じました。
メッタメタなネタは好きです
過去の魔王の記録を見ながら勇者に勝つ為の対策を立てる
という設定がまず面白いなと思いました
王道RPGをネタにしたメタなフリゲはたくさんあって
有名な所で言うと「勇者の憂鬱」などが雛形かなと思います
主にツッコミ役がメタ認知を行うコメディ風になってます
こちらの作品はユーザー側からはメタ系のゲームに見えるけど
ゲーム上のキャラはメタ認知を行っていないので真面目にやってる
ってのがちょっと珍しくて良かったです
まぁ探せばこのタイプもたくさんあるかもですが(;^_^A
魔王のステータスや技・変身など凝ってるなぁと思いました
勇者との対峙は熱かったです
オチはあっさりしてました
メタ系なのに真面目という作風ですが
最後は次から次に別勇者が現れて・・・
結局お約束には逆らえないのねヽ(・ω・)/ズコー
的なメタ系っぽいオチがあっても
良かったかなぁって思っちゃったけど
コンセプトが台無しになっちゃうかな(´Д`;)
まぁ最初の設定以外は特にメタな要素は無かったので
そもそもメタ系には入らないのかも
どうやって「主人公補正」に立ち向かうのか
というのを魔王たちが真面目に考察してる姿が
眺めていて楽しかったでーすヽ(*´∀`)ノ
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