ダッシュ、ダッシュ、ダンダンダダン
Ver.1.0でプレイ。
往年のアーケードゲームを彷彿とさせる構成のSTGで、当たり判定がやや大きめなものの
ダッシュを駆使してのテクニカルなゲーム性が楽しめました。
パワーアップがなく派手な演出も少ないですが、疾走感や達成感が手軽に感じられるので
プレイして損はないと思います。
自分の腕ではノーマルはクリアできたもののハードはちょっと厳しい感じですが
完成度は非常に高いので、硬派なSTGが好きな人や一昔前はこんなゲームがいっぱい
あったなと懐かしんでみたい人にオススメです。
復讐の獣と大いなる遺産
初回プレイでノーマルもハードもクリアしました。
画像を見た直後に
「これはもしかして、あかんやつでは?」と思いました。
プレイ数秒後に
「あかんわー、これはあかんわー」と思いました。、
横画面縦スクロール、
パワーアップなし、
非弾幕系で敵も弾も速い、
3ライフ&残機制、戻り復活、
レトロなアーケード仕様、
ストイックで本能的な操作がすべてという感じの
ひじょうにプリミティブなゲーム性。
完璧に自分好みのシューティングゲームです。
本当にありがとうございました。
3WAYのショットを上手く敵に当てて処理していかないと
徐々に撃ち負けてしまいます。
単純に自機を狙うだけのザコも数が増えれば厄介です。
高速移動で素早く有利な位置取りをしていくことが重要です。
細かい部分ですが、高速移動は上下左右のみで、
斜め入力には反応しません。
サンダーブレイクは緊急回避に使えますが、
時間差があり着地点周辺にしかダメージ判定がありません。
使い方を間違うと逆にピンチになったりするのは
19シリーズの宙返りを彷彿とします。
着地点に上手く重ねられれば硬い敵も一掃できます。
ボスはパターンを把握して慎重に戦えば難しくはないはず。
1、2ボスはバックファイアを上手く当てるのがコツ。
ハードモードは一見それほど難しくなってませんが、
自機狙い弾が速くなってたり、
ボスの弾幕が微妙にきつくなってます。
基本的な攻略パターンは変わらないので
ノーマルをクリアできた人なら何とかなるでしょう。
気になったのは縦型なのに斜めに飛んでくる敵弾が
ちょっと視覚的に厄介かなというくらいです。
また最初のハイウェイ面は
背景が高速スクロールしていることもあり、
敵弾が一番見辛く一番難しく感じたりもしました。
(慣れればたいしたことはないですが)
最近の南カラス様のゲームは
ちょっとシステムが複雑化しすぎてないかと思ってたのですが、
これはかなり原点回帰なSTG。
「こういうのでいいんだよ」という気持ちになりました。
一般的には『通好みなゲーム』とするのが正しいのかもしれません。
今回はその表現は使わない。
通じゃなくてもやって欲しいんだ。
いいゲームなんだから、とにかくやれ。
やっぱりゲームはこれでいいだろ。これが最高だろ。
過去のテクノロジーを駆り、新たな支配者に抵抗する獣。
レトロなゲーム性を愛好する我々もまた
彼と同じような獣なのだろうか――?
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