多くの創作者・表現者さん達が共感するのでは…!
優しい色と絵柄、きらきらした可愛い世界観。
街もダンジョンも色んな綺麗な物が置かれていてマップを見るのが楽しいし可愛かったです。
次はどんなマップなんだろう…とワクワクしながらプレイしていました。
マップ以外にも、昇る星のエフェクト、メッセージウィンドウのレース装飾、仲間に手紙を送れてお返しのプレゼントがある、暖炉や時計に近づくと音が聞こえるなど細かな装飾にこだわりを感じます。
次に何をすればいいか、ステータス画面で教えてくれるシステム、人物説明も含む用語集など…少し時間が経ってゲームを再開すると忘れてしまうので、とても親切なシステムに助かりました。
表現する事の楽しさ、悩み、厳しさ…そして優しさや希望…色々な気持ちが詰まっていて言葉が自然と心に入ってくる。ひとつひとつの台詞が深いです。
ラスボス戦は必見。多くの創作者、表現者さん達が染み入る言葉ではないでしょうか。
素晴らしい作品を、有難うございました!!
(以下ちょっとネタバレあり)
<好きなキャラ>
マニちゃん&ぷらりお…マニちゃんの優しい色合いが凄く好きです。二人の声は可愛くて優しい。ステータス画面の二人の絵がとっても好きです。
アルアートさん…好きなキャラは皆キャラデザが好きですが、特に歩行グラが可愛い。明るくてちょっとうるさい位存在感がある暖かい所が好き。最後に歩けるようになって嬉しかったです。
ココアット君…髪型や透き通った色合い、技も可愛い…。書物の塔の雰囲気も含めて好きです。アルアートさんと並ぶと二人の色とデザインが馴染んでいてとても映えてます!ぷらり、ね。は色んなコンビがいますが、この二人が一番好きです。
メブキさん…気に入って一回目のプレイではいつもパーティーに入れていました。メブキさんとアヤセさんのイベントは色々考えさせられます。
ゆずりはにゃん…とにかく可愛い!!ちょっと図太そう?な所が愛おしい。あまりストーリーには関わらないけど一度パーティーに入ってくれてずっと覚えてました。アイドルなのに火属性で殴る、しかもそこそこ強い…!服も可愛いんだけど、ゆずりはにゃんのそんな所が好き。
夢世界の多彩さと、キャラをボイスで演じさせる戦闘が特徴。
クリア時間 2時間46分
+34分(サブイベント等探し)
クリアレベル 28(マニ)
きらきらとした表現者が集まる星屑の街から
結界が失われた。ぷらりおの力で夢世界に入れる少女マニは
街や劇団アリエスで起こる問題を解決も兼ねながら、
結界を元に戻すため星屑の欠片を求めて、
様々な夢世界に入っていく短編RPG。
本作の雰囲気として、全体的に
女児向けの魔法少女ものの30分アニメっぽいノリが特徴的である。
主人公にはマスコットがついていて、
問題が起これば、どこかに夢世界の入り口があって
そこに入って、奥にいるモンスターを倒すと解決して
星屑の欠片が手に入って元の世界に戻っていく流れもそれっぽく、
前半ではマニ以外はパーティメンバーが頻繁に入れ替わるのも
回によって、活躍するキャラが変わるアニメ的な構成に思える。
途中でスタッフロールが流れて、欠片も集めきってないのに終わりかと思えば、
そこから先が後半でパーティメンバーの編成もできるようになって
「過去の表現者」たちとの戦いが始まる。
このあたり、アニメだったらきっとOP曲が変わってそうな2期っぽさが
感じられる部分だった。
夢世界はペンキが所々に塗られた、美術品の並ぶ世界もあれば、
春夏秋の森っぽい世界もあって多彩で、
戦闘背景も世界によって全く異なってくる。
中には、メインキャラのコマが並んだマンガが背景になっていることもあって
そういう戦闘背景がこのメルヘンな世界観に合っていると思えるのも
中々面白いところである。それと、歩いているときに
床によって足音が変わってくるのが繊細な世界観の印象が強い。
可愛らしい世界観であるが
敵を倒すとお鈴の音が鳴ったり、お店キャラがからあげだったり
ややシュールなところもある。
戦闘バランスについて、ザコ敵は味方サイドの全体スキルを使えば
1人でも勝てることが多く、非常に簡単になっている。
ボスに関してもさほど苦戦する要素もない。
本作はシナリオや雰囲気重視のため、難易度が低めに設定されている印象もあるが
それ以上に本作の戦闘ボイスを聞いていると
キャラの戦闘シーンを、いろんな掛け合いを組み合わせて
"プレイヤー"が演出していくのを楽しむようなところがあって
スキルの効果よりも、どういうセリフ言うのかの方が大事かもしれなくて
いろんなキャラのいろんなスキルをまんべんなく使っていく方が
よりアニメチックになって楽しいので、その点では
みんなで全体攻撃スキルであっさり片づけるだけでなく、
スキルを使わせたい一人以外は
通常攻撃させて見せ場を作るという楽しみ方もあるように思う。
シナリオ面について、本作の表現者というのは
劇団が主な舞台になっているのもあって、
アイドルや役者や舞台を作る人達を指している印象が強く、
役者の話であれば、オーディションで選ばれない競争社会な様が描かれたり
アイドルの話であれば、行き過ぎたファンが出てきて
それに対するアイドルの反応が辛辣だったり
全体的には世界観通り緩めなんだけど、たまにちょっとした毒が
含まれているようにも思う。
パーティキャラだと夢世界で内心が描写されるアヤセとメブキ
終盤で重要な役割を果たすコルヴスが
ドラマがあってプレイヤーの印象に残りやすい。
キャラの掘り下げとしては街の人に話しかけていると
メインキャラの名前とサブイベントの表示が出て、
こういう一面があるとかそのキャラについて話が聞けることが
1つある。
いくつか隠し要素っぽいものがあるようで、
エンディングを迎えた後も、ラスボスを倒す直前に戻されて
ゲームを継続できるタイプのゲームだが、
何も変わっていないわけではなくて、プラネタリウムに入って
右に開発室的なものが出ていたり、
シナリオ上で全員仲間になるようで、街を探索してみると
仲間になるゲストキャラもいたりする。
準備中になっているサーカスは、ルインがいる状態で
宿屋の二階にいるあるキャラに話しかけると入れるようになる。
大貧民でSPを稼いで、アイテムと交換できる施設ではあるが、
大貧民は結構運が絡むので、稼ぐだけならお金と交換か、奥の夢世界に
いく方がいいかもしれない。
メルヘンな夢世界の雰囲気を、くるくる入れ替わる仲間の掛け合いとともに
楽しめる一作。
マスコットとかアイドルや魔法少女など
女の子アニメなノリが好きで演じてみたい人向け。
表現や創作するキャラ達が紡ぐ物語。
クリアさせて頂きました。
プレイ時間3時間30分程。
クリア時メンバー
マニ:LV22
コルヴス:LV22
ココアット:LV20
ルイン:LV22
「作る事・表現する事は楽しい、けれど辛い」を伝えてくれた作品でした。
内外装含め、凄く個性があって綺麗なマップ
その世界で生きているキャラクター達
キーアイテムとなる欠片を集める為、キャラそれぞれが
知恵を出し合い苦難を乗り越えて行く様を
存分に楽しむ事ができました。
ストーリー中の会話や戦闘にボイスがあり
前編通して、まるで一つのアニメを見ているかのような感覚で
プレイすることができます。
戦闘難易度もお手軽だと思いますので、キャラの会話やストーリー
不思議な世界を楽しみたい方にオススメです。
歌詞入り曲がビジュアルシーンに入ったり、BGMの選曲も
作者様のセンスが光っていて素晴らしかったと思います。
個人的には星屑の街のBGMが大好きでした。
以下、沢山の魅力的なキャラの中から個人的に抜粋して
感想を書かせて頂きます。
(ネタバレ含みます)
マニちゃん:序盤から芯の強さが感じられ
他のメインキャラとも交流を重ね、冒険していくうちに
強く成長したのではないかと思います。
ぷらりくん(ちゃん?)とのコンビネーションも見ていて楽しく
メインヒロインとしての立ち位置としては最高でした。
終盤でコルヴスくんの事実を知った時も、一度は戸惑うものの
最後はしっかりメンバーを引っ張り役目を果たした姿に
「あぁ~強くなったなぁ~」と実感できました。
ぷらりお:マニちゃんとずっと一緒にいる妖精さんですね。
戦闘では勇敢にマニちゃんと息を合わせてスキルを発動したり
イベントでマニちゃんを支えたりする姿もカッコ可愛かったです。
コルヴスくん:序盤でマニちゃんに助けられた男の子。
少し気怠そうな話し方や仕草が魅力的で、マニちゃんとのイベントも
楽しく拝見出来ました。
終盤ではマニちゃんを説得し連れ戻す男らしい一面を見せたり
消えゆく間際にしっかり活躍できたところもよかったです。
アヤセちゃん:何だかんだでメブキちゃんを心配するツンデレっぷりに
心を打たれました。個人的に本作で一番好きなキャラです。
メブキちゃんとアヤセちゃんの会話イベントとか
別枠でもあれば是非期待したいです。
コロナちゃん:アイドルという立ち位置もあってか
一際キラキラとした印象がありましたね。
ゼクスくんを攻めるコロナちゃん…カワイイし乙女だなぁって思いました。
ツールを学ぶ所から始められ、約2年半という制作期間の中で
創り上げられた沢山のキャラ達と物語に触れ、クリアすることができ
本当に感無量です。
そしてこのゲームを通じて沢山の優しさを戴けました。
これからも「ぷらり、ね」が作者様と共に生き続けますように。
また、次回作でも沢山の笑顔と優しさを戴けることを楽しみにしております。
完成と受賞、本当におめでとうございます。
作者様事ですが、自分も幸せです。
素敵な作品を、ありがとうございました!
暖かな世界観
グラフィックや演出などで、魔法少女系少女漫画のような暖かな雰囲気作りにとても力が入っています。
メインストーリーがフルボイス、戦闘もボイス付き、ボーカル曲もオリジナルの物を挿入と、演出面が素晴らしいです。
登場するキャラ達も敵味方含めて芸術に対する愛が感じられて、そして終盤では仲間たちの友情と成長が垣間見られ、とても心温まるストーリーでした。
戦闘に関しては、攻撃スキルぶっぱで勝てるのでゲーム苦手な人でも余裕でクリアできます。スクリーンショットなどを見て、このゲームの雰囲気が良さそうだと感じたならば、3~4時間ほどでクリアできるのでプレイしてみてほしいと思います。
悪いところも無いわけではないのですが、あまり粗を探す気はないのでプレイしててずっと気になっていた点だけ。
キャラ達の会話や、ストーリーの展開の、間あいだのつながりがちぐはぐと言いますか、何か繋がりに違和感を覚えることが少なくありませんでした。一字一句覚えているわけではないので具体例を挙げられるわけではないですが、とにかく読んでいて違和感があったということだけ。
力の入った演出とグラフィックが作り上げる世界観が、ハートウォーミングストーリーをさらに引き立てていて、素敵な作品でした。面白かったです。
プレイ後は心が暖かくなる作品です。
ゲームクリア(1.00ver)させて頂きました。
作者さんの柔らかなタッチの絵と、暖かな物語が本当に素敵でした。
このままマニちゃんやコルヴスくんはどうなっちゃうんだろう?と思う反面このままずっとみんなと冒険したいな、と思う気持ちでプレイしてました。
最後はマニちゃんがプレイ前とは違う成長を見せてとても達成感がありました。
キャラクター一人一人が本当に生き生きとしており、作者さんのキャラの動かし方とボイスコさん一人一人のお声が相まってキャラクター全員が漏れなく素敵なゲームです。
個人的にはメブキちゃんとアヤセちゃんの関係が好きです…。
暖かで素敵で、プレイ後にはこころがほっこりする作品です。
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