面白かったです
ネタバレ含みます
まだすべてではないですがいくつかのエンディングを見ました。
近代文学をテーマにした雰囲気や文字使いは新鮮であり、とても素敵でした。仮名遣いや表記方法、文字のフォントにもこだわりが感じられました。
実のところ、一周目は「薔薇ノ辱」を引いてしまったのでやや展開が強引では?と思ったのですが、他のエンドを見ることで辺見の心情がわかり、なるほどと思いました。
たしかに自分を上回る才を見つけた人間の心理はアンビバレンスなもので、そこからどう転ぶかは誰にもわからないものですよね。
人間同士、その心情が相手に伝わるとは限りません。故に些細な掛け違いがのちに悲劇を起こすこともあります。
そんな近代文学の独特な退廃的悲劇を描いた「愛憎併存」「赦シヲ請ウ空」が好みです。
引きずり込まれるような世界観の、いい作品だと思いました。
感想
若干のネタバレを含むかと思います、ご注意ください。
何となく大正浪漫を感じました。(場面の雰囲気や使われている旧字・カナ文字から。見当違いでしたら
すみません。でもこの雰囲気は好きだなぁと感じました)
エンド愛憎併存までを読んでみました。
辺見先生と高岡くんのやり取りが尊いです!
互いのことを想っていても伝えようとしなければ伝わらないんだな、としみじみ・・
人物紹介にある二人の立ち絵がかわいい・・・!
あとがきが縦書きで、私は普段ライトノベルを読んでいるので逆に縦書きの方がしっくりきました。
最後に、物語の冒頭で帰るを選択しました(
「おっ、ギャグものかな?」と誤解してしまったことをお詫び申し上げます(ぉぃ
(ツイッターの方にリプライを残そうかどうしようか迷って、ゲームの感想なのでこちらに残すことにしました。レビューをすると考えるとハードル上がるので、もう素の感想をそのまま置いていきます。・・・紳士的ではない表現になっていないか心配です・・・) にわそーじより
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