もやし探偵の研究所無双~さらわれた後輩助けに行ったった~
ホ、ホラーゲームをしていたと思ったらいつの間にかアクション推理ゲーになってた!?
というくらい非常に幅広いジャンルの人におすすめできる作品です。
ホラーあり、謎あり、アクションあり、恋愛や巨大感情のぶつけ合いもあります。
それぞれのキャラクターの抱えた事情を探ったり、この世界の謎を探って楽しむこともできます。
ホラー部分も非常に魅力的なお助けキャラがヒントなどを提供してサポートしてくれるため安心して遊べます。
また、戦闘直前には「深呼吸をしてから」などの前置きやセーブをさせてくれる機能があったのでありがたかったです。
探索に関するフラグが膨大にあり、少しの変化でセリフなども変わるため攻略もやや難易度が高いですが、
公式のホームページなどに詳細な攻略やキャラクターからの助言も豊富にあったため問題ありませんでした。
ダンテの神曲をベースにした非常に重厚な世界観を持っていて、その発想と緻密さが驚異的でした。
派生ルートが6つあるのですが、そのどれもが味わいの違った地獄、といった感じで、
人間のリアルな側面をグロテスクなまでに描く点も魅力的でした。
4月に追加コンテンツとして過去のエピソードが公開される予定です。非常に楽しみにしております。
濃密なプレイ体験
ひとつ、ルートが終わるたびに残った疑問を解決するためにもう一度挑戦して。新しい情報を手に入れて今度こそ!と息巻いたり、失敗して落ち込んだり。とても感情移入してしまい、何日もかけた長いプレイ時間でしたが思い返すとあっという間だったような気すらしています。
「このゲームをやってよかった!」と叫びだしたくなるような瞬間が幾度もあり、ぎゅっと詰まった貴重な体験をできました。
エンディングを迎えたあとも細やかな変化を見るためにちょくちょく起動していますが、何度やっても褪せることのない体験があり楽しんでいます。
物語、キャラクター、それを支える演出や細かな要素、全てが纏まっていて素晴らしいです。
私たちの選択が、主人公の意思が、エンドロールへ至るまでの経過を決めている、自分自身の手でプレイすることに大きな意味がある作品でした。ありがとうございます。
エンディングまで夢中!
ここまで手応えのあるゲームだと思ってはいませんでした。想定プレイ時間を見て、同じようなことを何回も繰り返しつつ、ルート回収するのに飽きてしまうだろうと思っていました。しかし、それは間違っていました。
【ネタバレにご注意ください】
主人公は優秀な探偵です。丁寧に探索をし、思考を巡らせれば、必ず最良の解決方法を見つけ出せます。それは彼がどのような意思を持って探索するかにより、それをなせるヒントやサポートが必ず用意されているからです。
プレイヤーは彼の意思を信じ、彼のなす経過を見守り、たった1つの結果を見届けなければなりません。そこに神の愛があるのですから。
シナリオももちろんですが
個人的にはドット絵ゲーム付きの方に是非やって貰いたいです。
細かい部分まで作りこまれていて、キャラクターの細かい動作(腕を組むとか目を伏せるなど)も見て分かるようになっています。
また、探索ゲームではありますがルートや探索順によって、取得情報が変わるなどやり込み要素もあります。(とあるルートでは全く予想していなかった部分が変化していてとても驚きました笑)
シナリオももちろん文句なしです。キャラクター一人一人の背景を考えると眠れなくなってしまうこともあります。
今年の春にDLCが公開予定なので、これを機に是非プレイしてみてください。
愛で綴られた物語を愛せるまで
※だいぶネタバレのようなことを言っているのでご注意ください
おもしろそうだと始めたゲームだけれど難しかったり飽きてしまったりでクリアを諦めた経験が皆さんにもあるかもしれません。あるいは、エンディングまで見たけれどあまり納得のいくものではなかった、満足できなかったという少し苦い経験が。
この『細胞神曲』というゲームは初見プレイで一周するのに十時間近くを要し、かついくつものルート分岐が存在するたいへんボリュームのある作品ですが、実はエンディングはたったひとつしかないと原作者の方はおっしゃっています。
ということはルート分岐しても、結局全部同じ結末になるのかというと、そういうワケではありません。ルートの先はそれぞれ全く違う結末になっていて、クリアするたびにスタッフロールも毎回流れます。ついでに言うと探索や戦闘でのバッドエンドもたくさんあります。ルートを「クリア」しても、それは「エンド」ではないのです。
それなのになぜ、エンディングはひとつなのか。なぜ、いくつもの「ルート」は「エンド」と呼べないのか。その理由がゲーム内できちんと説明されている箇所は(私が知る限り)ありませんし、正直に言いますと私にもはっきりしたことはわかりません。
けれどもそのエンディングを迎えると(他の方のレビューでは「神の愛を享受する」という表現で言われていたりします)、納得できるのです。確かにこの物語にはこのエンディング以外ありえないのだと、はっきりわかるのです。
どうして私がそう思うのか、ひとつ挙げるならば、他のルートも含めたうえでエンディングが「最もはじまりを感じるから」です。
冒頭でも言ったように、プレイをはじめたゲームであっても、何かが合わなくて途中でやめてしまうこともあると思います。この『細胞神曲』もそれに当てはまるような、細かい探索やホラー演出、難しい戦闘などが多く含まれています。それらか、あるいは別の要因が理由で、エンディングに至る前に『細胞神曲』のプレイをやめてしまう方もいるでしょう。すると、その方のデータ上での主人公の物語はそこで終わりです。
あるいはどれかのルートをクリアして、ある程度自分の満足がいったり、逆に不満足に終わった場合にそれ以降のプレイをやめてしまう場合もあるかもしれません。その場合も、主人公の物語はそこで終わりです。
私はゲームを途中でやめてしまうのはよくないと言いたいわけではありません。ただ、クリアしなくとも物語は簡単に終わるのです。「エンディング」には至れなくても、プレイさえやめればそれは「おしまい」になるのです。
このゲームでは主人公が恐ろしい事件に巻き込まれ、何度も命の危険に晒されます。どうにもならない悲劇が主人公の目の前で起こり、心が折れそうになる展開もあります。彼にはとある過去があり、そこから発する恐怖で何度も思い悩み、足が止まりそうになります。
けれどもそういった苦難をいくつも乗り越えて、主人公は最後にエンディングに辿り着きます。彼は自分と、自分を取り巻く人々の物語を悲しいままで「終わらせたくなかった」からです。終わらせたくないという彼の意志が、彼をエンディングまで向かわせたのです。
そしてそれは同時に、プレイヤーが彼をその場所まで導いたということを意味しています。プレイヤーも、彼と共に多くの困難を乗り越え、悲劇で終わらせないという「意志」を示したことには変わりないのです。
エンディングと、そこに至る過程が一体どのようなものであるのかは、ぜひプレイして確かめてもらいたいです。決してそれが全ての人の満足と納得のいくものだとは私には言い切れません。
しかしながら『細胞神曲』においては、プレイヤーの経た長い道のりが意味のあるものであったのだと、その経過と結果を何よりプレイヤー自身に愛してほしいのだと、伝えてくれるのです。
大好きです
こんなにハマったフリーゲーム初めてです!!
話の凝り具合が有料ばりでタダで遊べていいのが不思議です....
『細胞神曲』は今まで出会ったフリゲーの中で最高な作品です!!!
※ネタバレはそんなに書かないと思いますが一応注意。
『細胞神曲』の第一印象はやはりキャラデザインですね。可愛いくてそしてカッコイイキャラ達に一目惚れしちゃいました(*^-^*)
第二印象はストーリー性とキャラ達の個性が溢れ出てる所です。
まず、ストーリーに関してはこの謎だらけの事件の真相と記憶喪失の主人公が何者であるのか、それらがゲームを進める毎に真実の答えが明るみになって行くスリルがたまりません!!!
そして素晴らしいストーリーに個性豊かなキャラ達がよりこのゲームを面白くする細胞神曲の魅力の一つです。因みにこのゲームではキャラでの『会話』機能が存在します。普通のゲームではまずイベントが発生しないとキャラ達の会話は発生しないんですけど『細胞神曲』ではその『会話』機能でその場所によって複数の会話が用意されています。プレイする方は是非『会話』機能を試してみて下さい!!!キャラ達の会話がとても面白いです。
次に音楽………BGMがその場面に合った綺麗な曲、カッコイイ曲がありエンディングの音楽もとても素敵でした。
後はドットの作りが細かいですね。建物の作りは勿論、キャラの動作の一つ一つが素晴らしいです。笑う仕種、涙を流す動作、戦闘シーンの演出その他諸々、クオリティーが凄すぎてヤバいです。
サスペンス要素だけではなく、たくさんのスリルや戦闘アクションや少しホラー要素が入っている今までのゲームにない満足感溢れる作品でした。
最後に重要なのがエンディングです。このゲームでは複数のエンディングが存在します。
プレイの選択によってエンディングが変わります。それぞれ主人公の未来の分岐点でした。辛いエンディングが結構あった中で最後の最後で感動のエンディングがあり涙しました。
この感動はその他のエンディングがあってのより得た感動です!!!
このゲームは知れば絶対に虜になる大変素晴らしい作品です!!!言葉下手な私ではこのゲームの素晴らしさは伝えきれません!!!でも本当に作りが一つ一つ細かくてやればハマるのは間違いないです!!!この感動を是非とも味わって欲しいです!!!
鱶尾工業様!!!こんなに素晴らしい作品を作って下さって本当にありがとうございました!!!
この本編の過去……DLCもとても楽しみにしています!!!ゲーム制作の方も頑張って下さい!!!いつも応援してます!!!
大好きです。これぞまさに【至高】
本当に、本当にとても良い作品でした。
フリーゲームは結構短時間で攻略出来るものが多いので、自分的にはこれだけの大容量のゲームはとても嬉しいです!!たとえこれが有料だとしても絶対にプレイしますね。それくらいやりごたえのある作品だと思います。
隅々までちょっとしたイベントがあるので探すのがとても楽しいです!もう何度も周回してます!!
謎解きやアクション、ルートの回収は凄く難しいわけではないので苦手な人もできると思います。それでも無理そうなら…と攻略法、ルート分岐までしっかり載っててとても易しい。ありがたい。
ストーリーは勿論濃厚でプレイしている側も色々考えさせられる所もあり…とても深いです。(語ると多分終わらない、ネタバレだらけになると思うので省略)プレイされてない方はやってその良さをわかってください。本当に。
あと、とても凝っているな〜と思った部分はドットの表現ですね。ここまでの表現ができるのか!?!?ととても驚き感動しました。作者様の愛と努力を感じます。
好きすぎて毎日泣いてます。どうしましょう??
と言うくらいのめり込んでさぼしき色に染め上げられました。
何度でも言います!プレイしていない人は是非プレイして下さい!!神の愛享受して下さい!!!!
語彙力のない低レベル感想文で申し訳ないですが、本当に大好きでこの作品と出会えてよかったです。幸せです。
DLC待ってます。作者様、どうか無理のし過ぎない程度に頑張って下さい。応援してます。
『細胞神曲 -Cell of Empireo-』
この作品が終わる事なくもっと沢山の人に広まってくれる事を願ってます。
[至高]の物語でした
本当に、本当に素敵な、至高の物語でした。
ゲームをプレイして、EDで息が出来なくなるほど泣いたのは初めてです。
「探偵ものかと思ったらB級ウイルス系ゾンビホラーになって段々宗教始まってきた所で突然バトルものになり最終的に心理とかオカルトの話になる(ご本人のtwitterより引用)」
Chapter毎にガラッと雰囲気が変わっていき、作り込まれた深い世界観に圧倒されました。
引き込まれる濃厚なストーリーと演出が魅力的です。
ゲームだからこそ出来る終盤の演出には、何周プレイしても鳥肌と涙が止まりません。
ゲーム内音楽もとても素敵です。
演出,台詞差分がとにかく多いことにビックリしました。
ルート分岐はE,D,C,B,AとS。
ルート違いでの演出,台詞差分は勿論ですが、
探索中、オブジェクトを調べる順番によって説明やキャラの反応が違ったりします。
各ルート何周もプレイしていますが、まだ回収出来ていない差分が山盛りあります。
本当にタダで遊んでいいのかと思うくらいのボリュームです。
一瞬人外に見えて、結局どうしようもなく「人間」なキャラクター達も魅力的です。
人間くさくて、愚かで、愛おしい。
各キャラ達の過去や心情が丁寧に描写されており、
あんなに人数が居て、(言い方が少しアレですが)死にキャラが居ないのは凄いと思いました。
公式HPに攻略手順(謎解きのヒント含む)やルート分岐条件、最終戦近辺は動画解説もまとまっており、ゲームが苦手な方でも、そう苦なくプレイ出来るかと思います
是非「神の愛」を享受して、青空の星を見にいってください。
追加コンテンツも制作中とのことですので、そちらも是非。
最大の喝采を!
このゲームを知ってから土日とはいえ約2日で全エンディングを駆け抜けてしまいました
先が気になる濃厚なストーリーで、引き込まれました
テキスト量が多く、キャラクター同士の会話など「経過」による差、細かい分岐に飽きずに探索できました
(フラグ管理とか大変そう、すごいなと...)
個人的に暗闇の探索が苦手だったのでCh.4から攻略に頼ってしまっていたのですが
公式HPでの攻略があり、詰むことなくプレイできました
欲を言えばというレベルの改善してほしい点なのですが
テキストの早送りが欲しかったなと...(制作ツール上難しいのかもしれませんが)
スキップはあるのですが連打に疲れてしまいました
ボタン押しっぱなしでテキスト送りができるとかあればなと
グラフィック、BGM、ストーリーどれをとっても高水準で素晴らしいゲームでした
今後の人生観というと大げさかもしれませんが物事の見方に影響を与えてくれるものでした
このゲームに出会えたこと、プレイできたことに感謝を、この世に創り出して頂いてありがとうございます
とても素敵なゲームでした!
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