Ver.1.00でプレイ。
少女のある告白とそれを見つめる主人公が対峙する逃れられない現実を描いた掌編ノベルで
詩的な文章と独特な映像演出によって、重い話ながらどこか非現実的にも感じる
世界観が印象的でした。
話の内容は具体的な状況やそこに至る経緯が詳しく語られないこともあり、正直当人以外には
共感し難いものもありますが、他人を納得させるのではなく自分の心にある道筋をつける
為の理由付けのみを描いた物語とするならばこういう表現もありなのかなと思います。
プレイヤーの受け取り方によって作者の意図した通りの物語に映るか否かが大きく別れると
思うので、それぞれの価値観で向き合ってみて欲しい作品ですね。
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No.40430 - 2018-03-16 20:19:31
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