※ネタバレ要素を含みます。
まず、留学生の方が制作した作品という事もあり、作中での日本語表現にかなり癖がありますが
これはある程度仕方のない事(特に個人制作であれば尚更)ですので、レビューされる方は
そこはあまり強く指摘しないであげて欲しいですね。
以下本題
Ver.1.00でプレイ。
夏休み目前のある一日を舞台にした短編アドベンチャーで、一人の少女の運命を巡っての
時空を越えたボーイミーツガールストーリーが興味深かったです。
ゲームはオーソドックスな探索ゲームスタイルで、セーブ機能はないものの
周回プレイを意識した構造になっていて、ストーリーと密接な関係性を持つ独特な
ゲーム性になっています。
謎解きやアクションイベントはありませんが、フラグによるエンド分岐が意外に多く
セーブ出来ない事と合わさってエンド回収は結構苦労するかもしれません。
とりあえずTRUE END(打ち上げ花火)を含めて7つまでエンドを見れましたが
もう一つあるらしいTRUE ENDの条件がわからなかったので、どこかでヒントが見られるように
なるとありがたいですね。
世界観やストーリーの流れ自体は考察を含めて興味深いものでしたが、日本語の問題を
覗いても全体的にやや作りの粗さが目立つので、マップやキャラ表示の見直しや
フラグ管理と合わせて調整を詰めていけばより遊び易くなっていくと思うので
今後の発展に期待しています。
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