雪だるまや、クマっぽいや、ドラゴンっぽいや、他動物色々、春の訪れの封印を解く為に、冒険に出るという、和み系長短編RPGって感じですな。
可愛らしい絵に、全体的に溢れる癒しの雰囲気、まるでファンタジーものの絵本を具現化したような世界観が特徴でありまする。
黒幕側にも情けがあり、特に悪と呼べる存在がおらず、主人公にも存在消滅という運命が待っているにもかかわらず、他のみんなの為に春を迎える事を望むという展開は、ちょっとうるうるしますな。
良い子向けのファンタジーかと思いきや、結構毒々しいギャグ要素もあったりと、なかなか笑わせていただきますた。
女神様にも容赦ない毒舌トークで周囲をカオスにしてしまうノラックマくんの暴走と、硬派一筋なラプシヌさんにアブノーマルな趣味が、(いい意味で)ひでえというか、何というか。
イベントが少々手短な印象なので、もうちょっと各キャラに個性を魅せるシーンとかがあったらいいかも・・・と思いますた。
確かに癒される世界観からは想像できない位、嫌される戦闘バランスで、序盤は常に死と隣り合わせ状態でありまする。
しかし、仲間が増え、ワープアイテムをもらい、金に余裕ができて回復アイテムを大人買いできるようになると、比較的先に進むのが楽になってきますな。 (それでも、十分厳しいが)
いつでもセーブ可能、レベルアップすると、HP、MPが全回復、ワープで危険になったら戦線離脱OKと、親切な部分も意外とあり、それらを利用しながら、少しずつ確実に進んでいけば、何とか攻略できると思われます。
一方で、いきなり雑魚に先制攻撃されてフルボッコの目にあったり、ダンジョン途中の回復、買い物ポイントもほとんど存在しなかったりと、理不尽と思える部分が多々あるのは困り者ではありますが。
明らかに単発のボスよりも、多勢に無勢の雑魚の強さが上回っていて、死亡率は道中のほうが高かったですわ。 (ボスは戦闘力こそ高いものの、雑魚に毛が生えた程度の耐久性しかない、ラスボスの装甲の薄さは異常)
戦闘は楽しさや手応え半分、辛さやめんどくささ半分ってところでしょうかね。
戦闘難度がちょっとアレではありますが、それ以外は割と普通な作りなので、スリリングな戦闘を好むファンタジー好きな人はいいんじゃないすかね。
あと、結局、狼と鶏が仲間にできなかったのが悔やまれるんるー。
戦闘バランスが非常に悪い、辛口な戦闘バランスというが強制戦闘のイベントが序盤にあるので、どうしてもそこまでにレベルアップをしないといけないというもの(俺が下手糞なのかもしれないが)。戦闘バランスが悪い・または敵が強い=レベルアップのために戦闘を繰り返す作業ゲー、になるから序盤は戦闘は軽めにしておいたほうがいいかも、大方の人があの戦闘バランスに嫌気が差してやめていったと思う。そういったゲームが好きな人がいるかもしれないけど、このゲームはほのぼのとした感じを前面に出しているからミスマッチだと思う。森も木を並べた迷路でマップが単調だった、もうちょっと動物がいたり、何か変化をつけたほうが
プレイしていて楽しいと思う。
ストーリーについては人それぞれだと思うが、若干雪だるまが動きだすところが強引というかいきなりだったのでちょっと「?」だ。
VX?でしたっけ?もっていないのでわかりませんがメニューのパラメーター振り分けとか、いいと思う。特技もlv.1~と表記されてるから作者のつくった?魔法も強さの段階がわかりやすくてよかった。
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