ネタバレを含みます
ノーマルをクリア。
詳しいシステムの説明はダウンロードファイル中のREADMEやチュートリアルに任せるが、
防御と攻撃の切り替え、フックアクションのような浮遊感。それらが独自のシステムでまとめられており、
アクションゲームとして非常に面白い。
自機の復帰ポイントが多く、リトライしやすいのも好印象。
敵の種類はやや少ないように思えるが、その分ステージのギミックで楽しませてくれる。
敵が記号的な役割を果たしているので、
種類を抑えることによってフックアクション的な部分を強く押し出しているのだと思う。
その為か、慣れてくると非常に気持ちよくプレイできる。
特にステージ4は道中、ボスともに高い完成度であると思う。
ボスの攻撃を吸収し、隙を見て攻撃するというサイクルが単純ながら爽快。
またストーリーも爽快なアクションの邪魔にならず、それでいてしっかりとしている。
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ネガティブな点として、
自機を追尾する青い人魂はプレイ中に攻撃手段を見つけられず、
何もできずにダメージを食らうだけになってしまった。
プラクティスモードでも色々試してみたが、
逃げる以外の対処法が分からなかった(どこか記載されていたらすごめんなさい)。
加えて、終盤のボス二体は、ステージ4までのボスのような攻守の切り替えが分かりづらく、
また単純に狙いづらいので、ゴリ押し気味な攻略となってしまった。
(恐らく、後半ボス攻撃時は吸収&防御に徹し、完全にパターンを見切って戦う構成なのだと思う。)
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とはいえ、前述のようにミスに優しいシステムであるので、
これらのポイントはそこまで気にならない点だと思う。
上達すれば気にならないだろう。
色々な技術を順を追って習得させるステージ構成、丁度いいボリュームと、
非常によくできた作品。
繰り返しになるが、ステージ4の完成度が素晴らしい。
特にステージ4ボスはカッコよく、攻撃パターンも多彩で、ドットの動きも良い。
クリアまでプレイさせて頂きました!
とてもハイクオリティなゲームだと感じました。
先ずキャラクターのドット絵が綺麗でよく動きます。主人公だけでなくボスキャラ
などもアニメーション枚数が多いのも良い所だと思います。
多くのアクションエディター製ゲームといえばデフォルトの素材とシステムを使用した
やたら難しいストレスの溜まる改造マリオの様なゲームを作る人が多いのですが
このゲームの難易度は適度で爽快感溢れる内容に仕上がっていると思います。
前作は弾幕シューティングだったのですが何故か今作は横スクロールアクションに
ジャンル変更が行われています。
アクションエディター製のゲームは製作難易度が低い代わりに
あまり出来の良くない作品も多いのですが同じツールでも使いこなせば
此処まで違うものができるのかと感動しました!
素晴らしいゲームをありがとうございます!!
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