安定のくりちほ氏作品。
スキルツリーはお好き? けっこう。ではますます好きになりますよ。
Girls Carnival!から続く、くりちほ氏の作品の最新作。つまりシナリオ全捨てで、襲い来る強敵との戦いを楽しむゲームである。
総計16名もの仲間がバランスを崩さないように設計され、彼ら(彼女ら)をスキルツリー式の成長で思うがままカスタムし、一見無理難題に見える強敵と戦う。シンプルながら兎に角バランスが良く、死にキャラクターが存在しない。自分の考えた戦術で強敵を打ち破れた時の快感は変えがたいものがある。
シナリオ全捨てとはいったが、今回は前二作と違って完全には投げ捨てていない。前作のようなぶっ壊れギャグや変態ネタ(2ch系のスラング等)もほぼほぼ存在しないため、それらが苦手という人でも楽しめる、と思う。
難点をあげるなら控えのレベル格差が起こりやすいシステムだろうか。控えに入る経験値が少ないこと、加入する際のレベルが固定であるのに、加入するタイミングが任意であることなどが相まって、レベル50超えの終盤にレベル10代でひょっこり加入などされることがあるのは正直どうかと思わないでもない(経験値を増強する装備品が複数あるため、隠しダンジョンなどをもぐっていればそのうち追いつくが)。
とにかくツクール式の戦闘で強敵と戦いたい人、スキルツリーを見て成長を考えるのが好きな人にはおすすめ。
遊びやすくそれなり難易度で遊び応えのある中編RPG
ver1.20を遊ばせて頂きました。
裏ダンジョンのボスを倒すまででプレイ時間は15時間程度。
同作者さんのゲームとしては
ちょっとおふざけが減って、より王道なストーリーに?
稼ぎ戦闘少なめで終盤まで進めたので
前作以前よりは簡単にしたのかなと思っていたら
本編終盤ぐらいで厳しくなってきて
推奨レベル近くまでレベリングしたりして
割と手応えのある難易度になってました。
戦闘中にキャラクターの入替が可能なので
多くのキャラクターを活躍させる事が出来ますが
取得経験値やレベルの差が生じるので
それをやりづらい印象がありました。
ATB制になってたり、スキルのCTを
意識する事がより多くなったりと
前作以前から少しゲームバランスは変わっているものの
属性や状態異常に気をつけつつ
バフデバフにも気を配るのが大事という
根幹的なとこは同じで楽しめました。
全体的にゲームテンポが早めで
スキルリセット等も少ないコストで出来て
遊びやすく、そこそこの難易度なので
いい感じの中編ゲームだったと思います。
マトモなのが逆に斬新
最初はガールズカーニバルの焼き直しっぽいと思ってプレイする事を敬遠してました。
でも、やってみると変態度低めで王道なシナリオが逆に斬新だと感じました。
あえて難点を挙げるなら、プレイヤーの運にかなり左右されるゲームって事でしょうか。
自分の場合、中盤で獲得経験値+50%のカードを運よく拾えたので、それ以降の攻略がメチャクチャ楽でした。
あのカードがあるか無いかで攻略スピードが全く違ってきますね。
キャラも個性豊かで色んな戦術を試すのが楽しかったです。
おっさんガンナー&速射魔法持ちの魔女っ子&ごちうさのチノに似た感じの幼女が強くてメインに使ってましたが、引き籠りニートやロボを主力にしてマニアックなプレイをするのも面白そうです。
百合要素が抑えめ (little) なカーニバル! 中身は戦闘重視の硬派なRPG
【総評】
戦闘バランスや育成システムが徹底的に練り込まれた中編RPG。
レベルを上げて物理で殴るだけではなかなか勝たせてもらえない、
バフやデバフを駆使してボスを倒す駆け引きが楽しい作品でした!
クリアまで約12時間、長すぎず短すぎずでちょうど良い長さでした。
以下、ラスボスを撃破した後のプレイ感想です。(※ネタバレなし。)
【長所】
・スキルツリー制でポイントを割り振って魔法や技を習得するシステム。
星野監督じゃないですが、「私が育てたんだ」的な感覚が味わえます。
・CTB(カウントタイムバトル)方式の戦闘システムが採用されていて、
じっくり考えて戦う楽しさがあります!
(※紹介文にATBと書かれていますが、実際には『FF10』のCTBから
行動順の表示ウィンドウを省略したといった感じのシステムでした。)
・取り返しのつかない要素がないおかげで、安心してプレイできました!
プレイ時間の多いゲームで取り逃し要素があるのは、制作者本位の
自己満足でしかないので、取り逃しを排除する姿勢は素晴らしいです。
・一部、初見殺しっぽいボス敵もいますが、大半の敵はバフやデバフの
連携を組んで戦えば初見でも普通に倒せて、プレイしやすかったです。
(※魔王城入口のボスのみ、敵を半分削ったあたりで瞬殺されました。
レベル40足らずで挑んで、シェルパンを覚えさせていなかったせい。)
・メインキャラ4人は会話が多めで、ゆるめのボケとツッコミがいい塩梅!
百合成分も他作品と比べてくどくないため、入り込みやすいと思います。
【短所】
・タンカー(盾役)の序列がハッキリしていて、「アドニス>フェリシア≫ロブ」
といった具合です。ロブは、加入が遅くて最も鈍足なくせに魔法防御まで
低いだなんて、あんまりすぎる……。私のプレイでは存在価値ゼロでした。
(※Ver 1.20 時点での話です。)
創意工夫能力が物を言うゲーム
ver.1.0にて、裏ダン制覇までしかと楽しませて頂きました。
特にクリア後以降、一部のボス戦において一筋縄ではいかず、敗れてはリセットを繰り返しつつどうにか突破口を探る…という純粋な攻略の楽しみに浸る事が出来、険しい道のりでもありましたが大満足です。
テキスト関連に関しては今回一般受けを意識されたのか、作者様独自の色が若干薄まった感があるのが個人的に淋しくもあり(それでも十分楽しめたし、微笑ましさ等の別の要素が伸びてもいたので良し悪しでしょうが)。
ともあれ楽しい一時を過ごさせて頂きました事、深く御礼申し上げます。
――――以下、ネタバレ注意――――
ある意味面白いというか興味深いのが、既存のレビューの多くに首を傾げざるを得ない点が散見される事。
少なくとも表クリアまでに80レベルも要らない(55~60程度でクリアできた)し、雑魚戦は装備で敏捷と魔力を強化した大火力魔法持ち(コゼットorディタ)の一撃を同じく敏捷調節したアリスのサフラギウムで速射するだけで九割方ノーダメ突破可能、運ゲー要素など何も無く稼ぎも楽々のゆるバランス(レベルアップ速度自体は全体的にやや遅めと感じたが)。
ボス戦に関しても、どうにか対策は取れる範囲なので運ゲーという言葉は不適格に思える。
(自分の場合、サポーター(アリスorソフィー)、ヒーラー(リーゼorミュール)、アタッカー(ラムorディタ)、タンカー(アドニス)の基本選出を護りつつ敵に応じて適切な方をセレクトする、というので最後までどうにか行けた)
遅めに仲間にした傭兵も経験値アップ装備付けて前線に置いておけば割とすぐに追いつける。そこで困った事は何も無い。
反面、使える傭兵はしっかり使っていかないとやや厳しくなると感じた。
バフデバフの表記に関しては効果時間の概念と駆け引きがある以上、二重表記でも何もおかしくはないだろう……等々。
結論を言えば恐らく、プレイヤー各々のプレイスタイルと創意工夫能力に応じて冒険感ががらりと変わるゲームなのだろう……という印象。腰を据えてじっくり考えられる人向け。
良作だが現時点では粗い点も
ver1.00で本編クリアしたので感想を。
紹介文に偽りはなく、シナリオは基本的に次やることを示す程度。
バフデバフの比重が重めとあるが実際はこれらの扱いが必須。
装備品更新の能力向上は些細で強化システムもないので
とにかくどうスキルを振ってどう対策しどう戦うかを考えるゲーム。
以下、ネタバレ含む長所と短所。
↓
長所:
・パロネタがわからなくても不快にならない程度のやりとりで
ぎょっとするような地雷表現がない、シナリオは良い意味で間引きされている。
・キャラの性能差別化は頑張っていて選ぶ楽しさがある。
・マップ探索は簡単、エンカウント制御アイテムもあるので詰まる要素はほぼない。
・デフォ素材も使っているがエフェクトも合っていて戦闘の見た目が楽しい。
・次の目的を呼び出すアイテム黒本があるので前回のプレイを忘れても復帰が楽。
・ラム、ミュール、ディタ、アドニスのメインキャラ4人が割と喋る、楽しい。
短所:
・バフデバフ主体の戦闘だがATKUpとATKDownのアイコンが同時に出たりする。
表示バグか内部で別ステート扱いにしてるのかわからないが、
「結局今強くなってるの?弱くなってるの?」となってしまう。
・終盤でモチベーション下がる可能性。
ボスの目安レベルと同程度、行き止まりも宝箱も全て探索、耐久悪化要素のある装備はつけない。
この方針で進んでいたが、終盤でも耐久低いキャラはザコのそう珍しくない連続攻撃1つで落ちたりする。
オート戦闘もないので稼ぎプレイには易しくない→結局他キャラを育てないになりがち。
・ラスボス前の前座4人衆やラスボスも
クリティカルやデバフが多く対策を練ってもどこかに穴ができる状況に陥り
そこを突かれて戦線が崩れないうちに倒せるかの運ゲーな感じに。
前座4人衆は手数が多い分イレギュラーが起こる確率が高く、ラスボスより強いかもしれない。
スマート本見る限りクリア後の敵もたくさんいそうだったけどギブアップ。
・ボス戦ではまず全体物理攻撃、全体魔法攻撃が頻繁に飛び、バフをもって防がないといけないので
10%蘇生のスキルを使うより装備を変えて一度も倒れないように戦闘自体をやり直したほうが良かったり、
ラムのスキル、リトルセイバーがスキルポイント低燃費かつレベル依存(ラムは育ちやすい)で
他の物理アタッカーの存在感を薄くするほど高威力だったり、
使えるスキルと使えないスキルの落差がある。
制作お疲れさまでした。
ありがとうございました。
面白かった
難易度はそこまで高くなくクリアまでスムーズにいけた
タンク アタッカー ヒーラーの役割をきっちりさせることで推奨レベルよりも遥かに低くてもクリアできた。入れ替えは結局一度も使わなかったので傭兵達をもう少し使うべきだったかもしれない
カードは正直効果が強すぎるのでドロップ率を低くしたんだと思いますが
効果を弱くしてドロップ率を上げて欲しかったです それぐらい落とす率が渋かったです。
クリア時にチケットが一つ余り、いつもの敵が今回は戦わずに済んだので隠しキャラはすぐに分かりました。
作りこまれてる方だとは思う。思うが・・
単純にRPGとして見ても何時間も遊べるボリュームと操作性の良いスピード感・テンポ・自由度。キャラは可愛いけどそこまで百合要素はないというか0ではない程度。
そんな感じに楽しめた。ポ○モンやドラ○エ等メジャーなゲームを知っていると所狭しに存在するパロネタが楽しめる。
不服をあげれば「やればやるほど差が出てしまう」キャラゲーとしての悲しいバランス調整か。戦闘メンバー以外でも70%は経験値もらえるとはいうが、そもそもレベル上昇の恩恵が後半に行くほど全く実感出来ずスキルポイントのためだけにレベル上げてるようなもの。後から仲間にしたキャラは結局よほど意識しない限り使わないだろう。チケット制だし「勧誘した時点のラムのレベル参照」でもいいのでは。
ーーーーーーーーーーーネタバレ含むーーーーーーー
そして運の仕様のせいかは定かではないがとにかく全体攻撃クリティカルが多すぎてメインキャラも傭兵キャラもHP管理が決定できずとにかく死にまくる。船入手後~クリア後あたりまでは80レベルがいる
一方で40~50レベルも混じるため控えだったキャラはボスが軽いジャブ感覚でうってくる全体魔法で即死。結局周りを犠牲にしてでもリトルセイバーの回数をいかに通すかの詰め将棋になってしまった。
あれがチート技すぎるのか味方のバランス調整が不足してるのかはわからんが。ボス視点からすれば全体魔法=4回攻撃なのでその分クリティカルも出やすいのだろう。正直クリティカル発生率は現在の10分の1くらいでもいい。
1度目のダメージ見てこれなら耐えると思っていてもクリティカルで死ぬストレスはまさしくポ○モンの急所クソゲーそのものだった・・・
それさえなければ(多少ボス戦に時間はかかるが)あとはもう豊富なバフデバフスキルととくに使用制限のない回復アイテム群でRPGが得意ではない人も好きなキャラだけで何とかなる気がする。
もっともまだ表クリアまで進んだ程度なのでこれ以降のシナリオ次第で評価は変わるかもしれない。よくも悪くも現状では「バフデバフを使いまくる戦闘が好きな人向け」なゲーム。
前作に比べて…
これまでの百合作品が男性向けの、露骨な百合百合ネタばかりだったので少し不安でしたが今回は良かったと思います。
メインキャラの一人が主人公に惚れている百合子ちゃんですが可愛らしい台詞ばかりで見ていてほっこりします。(個人的に)
それと男性がネタキャラで終わらないところもよかったです。
前回までちょっと合わなかったんだよな~。でも数少ない百合ものだし…と悩んでいる人がいれば是非プレイしてみてください。
かなり 面白いです☆
とりあえずクリア☆
くりちほさんのゲームは全作プレイしてますが
今回も非情に丁寧に作られており
サクサクなのにやりごたえのある内容になってます。
定番の街の入り口にいる「ここは〇〇です」のおっさんが
相変わらずツボでした(笑)
欠点はやっぱりドロップ率かな?
カードは狙って出そうと思わないほうがいいです
ドロップ率までROか>< ってぐらい出ませんw
--ここからネタバレ--
キャラ雑感
ラム 状態異常弓で全体攻撃が便利。でも決め手に欠ける
ミュール プロパン、シェルパンが便利。
ディタ 火力担当、詠唱長めなのでボス戦向き
アドニス 後半かなり強いボスでも入れると安定したりする。
フェリシア グランドクロスが強い。他のスキルも豪華すぎて困る
クルト 銃もってロックライムが雑魚戦でそこそこ使える
ソフィー ほとんどのボス戦で参戦。凶悪スキルが目白押し
リーゼ 威力A詠唱4のタイダルウェイブがとにかくチート(笑)
アイセル ニヨとかよさそうだけど、最後まで使わなかった(汗)
コゼット 相性よければ稀に使う程度。アルテマもそれほど・・
サヨ 強い。
アリス 便利。スロウが効くボス戦には是非参戦したい
マティアス クリアまでプレイしてもマダンテ覚えられず。。
ロブ 一度も使いませんでした><
ハヤテマル バーサク放置でも結構いける。でもサヨのが使いやすい