ややネタバレ
全エンドを見ましたが、なんとも言えない気持ちになりました。
まず血のついた文字に最初から違和感を感じ、ヒント前にアナグラムを考えました。
接続詞は1つしかないし、小文字も合わせる文字は1つしかないです。
小文字と合わせた文字で単語を考えると一つしか思い浮かばず、
必然的に残り3文字で単語を考え、キーワードもダウンロードしたら誰でもわかるものだったので、
一番最初に入ったSEとカットインのせいでシリアスとホラー感がぶち壊しになりました。
ストーリー自体は悪くはないと感じたのですが、
全体的に難易度が低めなので推理ゲームというより、ノベルゲームを彷彿とさせました。
……とはいえ、前述のシリアスとホラー感が消えてしまった関係で、
素直な気持ちでストーリーを見れなくなったのは残念です。
また、途中のADVパートも経過時間の兼ね合いで特に印象は残りませんでした。
どこかペルソナちっくな雰囲気はいいと思ったので少し残念です。
最後のバトルもダンロンちっくだけど、ダンロンになりきれない何かで、
ただ集めた情報をブツケて"???"を回避するだけの作業になりはて少しガッカリでした。
要所要所で琴線に触れる要素はあるのですが、
どれも何かが及ばず、惜しいのにぃ、なにか違うとモヤモヤした感じになりました。
この雰囲気でやるなら、今回の全編を1章とかんがえて、
5章くらいあれば徐々に難易度も上げることも出来、味も出てきてそれぞれの要素も楽しめるのかなと感じました。
悪いわけではないのですが、良いとも言い切れない。
可もなく不可もなくが正しい感想でしょうか。
システム面での気遣いを他にも回してほしかった・・・
ネタバレ含みます
地図の表示や進行に関わる場面での警告などユーザーに対する気遣いのあるシステムは良かった
ただ、最初のグッドエンドで「トゥルーエンドの見方の情報のヒント」が提示されて
そのヒントに基いて「名前入力である言葉を入力してから、名前をつけなおしてもう一度グッドエンドを見る」でやっと「トゥルーエンドの見方の情報」を得られる。
こんな回りくどい事をする必要があったのかかなり疑問。
二週目と言っても内容に差異はなく、「クリアのための必須行動」以外の余地はかなり少ないため「無駄にもう一週させられている」感が強い
「名前入力である言葉を入力」の時点で「トゥルーエンドの見方の情報」提示で良かったのでは無いのだろうか?
余計なことを強いられてる感が個人的には評価を下げています
あと先の人も言っている最後のRPGの戦闘風イベント
調整が入ったのか難易度は低いですが「鬱陶しくてつまらないマイナス要素」でしかない
内容自体「犯人の逆ギレによる罵倒で心が折れる前に説得」という物だし・・・
で、前述の「二週目強制」で最低2回、グッドとノーマルの分起点がこの戦闘風イベントの後な上にセーブが出来ないタイミングで、シナリオ展開もノーマルエンドに誘導するような流れのために3回もやることになる可能性が高くゲンナリする
そしてトゥルーエンドも詳しい内容は言えないけど要約すると
「人の心を捻じ曲げて主人公達に都合の良い結果に持っていこうとする」という内容でうーんという感じ・・・
RPGは不要
メニュー画面で地図を見れたりセーブの徹底を周知してくれたりと、ユーザー目線でシステムが整備されている印象を受けました。
ただ、最後に唐突にRPG(しかも難易度が高く鬱陶しい)を挿入したのは如何なものかと思います。普通にADVパートで済ませられなかったのでしょうか……。
- 1