なんとかクリア!
最初は、縛りのキツさに閉口しましたが、
ヒントや救済措置を活用して、なんとかクリア。
どの敵には、どの仲間・戦術が有効か考え、それが上手く決まったときは
最高の気分でした。
その後は、救済措置利用プレイで得た知識を生かし、
隠しボス・ラスボスまでなんとかクリア。
とにかく疲れましたが、クリアしたときの達成感はひとしお。
あとは、おまけをじっくりプレイしていきたいと思います。
年末の怪物
こんな作品で年末を迎えられて嬉しい
具体的なレビューは既にあるので、とりあえず、自分がレビューを投稿せずにいられなかったくらいにはおもしろい!ということがいいたかった
現状、本気魔王まで倒し、残りは隠しボスだけです
また、こんなおもしろい作品を作ってください!
カスちゃん、細目のオジサンだと思ってたよ!
あと、ポイちゃんは男なのか女なのか
あと、竜騎士ちゃんも性別がよくわからなかったり
あと、主人公とラスボスも兄弟と姉妹のパターンあってほしかったり……
テクストがほんとに、好みど真ん中で、キャラも短い間に濃縮された味の有る奴らばっかり!
来年のフリゲランキングは一位間違いないぜ!
捨ててはいけないものがある。
ver2.30 隠しボス撃破までプレイしました。
ゲーム性だけでなく、ストーリーまでもが
「捨てるしかない」というタイトルに集約された見事なゲームでした。
装備やアイテムだけでなく、仲間やスキルまですべて持ち物扱いであり、
何を捨てるか戦闘の度に吟味する必要のある、戦略思考型RPGです。
勝利の度に手に入る装備、スキルはほとんどが単なる上位互換ではなく、
パラメータの低いものほど低コストだったり、特殊能力を持っていたりするため、
あふれる持ち物の中から、必要なものでも捨てていく決断力が必要です。
ゲーム中、何度も「あとひとつが捨てられない」状況に陥ることでしょう。
その最後のひとつを、あなたは捨てるしかない。
ストーリーはあってないようなもの、と書かれていますがところがどっこい、
「星のうろ」という世間から捨てられた怨念のようなものが集う舞台の中で、
繰り広げられる会話からダークな世界観を感じ取ることが出来ます。(スキップ・スルー可能)
魔王によって自我を得たかつて死んだ者の魂や、魔王に従うボス敵と会話すればするほど、
「魔王、倒してしまっていいのか?」と思わされてしまうような仕掛け。
胸に浮かんだその疑念を、あなたは捨てるしかない。
主人公は倒したボスを使役できる能力を持っており、ゲームを進めると仲間が増えていきます。
現在連れている仲間によって会話も変わり、連れ帰った仲間によってエンディングも変わります。
特筆すべきは、最初から主人公が連れている二人の仲間。
「足手まといなら捨ててくれ」と言うその二人を、絶対捨ててなるものか、と思うでしょう。
しかし強力なボスたちが仲間になり、やがてその二人は役立たずとなります。
持ち物が足りない、極限の状況に置かれた時、
最初に抱いた信念を、あなたは捨てるしかない。
たしかにUI上不便な面もありましたが、
ver2.30現在、下で述べられている問題点は半分ほど改善されています。
なによりも、チュートリアルをはじめとする説明のわかりやすさ、丁寧さは
シビアなゲーム性に反して、どこまでも配慮されていると言えるでしょう。
一般的なゲームより高い難易度、とある方法で出現する真ボス。
腕に自信のある方は縛りプレイをしてみるのもいいでしょう。
そして筆舌に尽くし難い難易度の隠しボス。
あらゆる困難に、何度も諦めそうになるでしょう。
しかし、今吐きそうになったその弱音を・・・
あなたは、捨てるしかない。
よく出来てる部分と不満な部分と
ネタバレを含みます。
一番簡単なエンディングを見たところまでやりました。
良かったところも悪かったところもあるので両方書きます。
良かったところ
・ゲーム全体の雰囲気。全てのゴミが集まる場所としてのムード満点でした。セリフが下に出てくるワイドビューは映画の字幕のようで引き付けられる世界観を醸し出しています。
・キャラの魅力。性格がしっかりと作られていて、また、NPCも含めて短いながらもセンスあるセリフがバンバン飛び出るので前述の世界観のムードとよくマッチして大変いい味を出していました。
・バトルシステム。何も考えないと瞬殺されるがちゃんと考えれば結構楽勝という、よく考えられた作りだったと思います。RPGでありながら、パズルゲームに近いような感じがしました。
他にも、敵の行動前に入るセリフやナレーションもカッコいいものが多いですし、相手のパーティー状況によって変わるという凝った作りが好印象でした。こういう細かいところにこだわるゲーム、大好きです。
・足音。歩いている時の足音がいい音をしていて、歩くだけでも楽しかったです。
悪かったところ
・アイテムを捨てるとメニューに戻る。個人的にこのゲームの一番の問題点。アイテムを吟味し、捨てるのがこのゲームの醍醐味のひとつにも関わらず、その捨てるところのシステム周りがあまりに弱い。
一個捨てるたびにメニューに戻って、また拾得物を選択して、一番上にあるカーソルを下げてアイテムを選んで捨ててまたメニューに戻って…というやり取りが凄まじく億劫。
救済措置を使いながらプレイしているとアイテムの数も膨大になり、もはや吟味の楽しみよりもただ「めんどくさい…」という気持ちになって投げ出しそうになります。実際何週間か投げ出しました。
アイテムを捨てても画面は変わらず、カーソルも動かない。この仕様にするだけでこのゲームは劇的に快適になると断言します。
・捨てる時に装備してるアイテムが分からない。捨てる周りのシステムの不満その2。装備品を捨てる時にどれが装備してたものか忘れると、メニューに戻って捨テータス見て確かめてまた拾得物画面開いて…となる。
捨てる時に装備してるアイテムの名前の前になんらかのアイコンがついてほしい。
・捨てる画面で仲間たちの名前がアイテム群より上にある。捨てる周りのシステムの不満その3。仲間たちをオンオフする欄が捨てるアイテムより上にあるため、アイテムを捨てるたびにカーソルを3つも4つも下に動かさなくてはいけなくなる。
どうせこのゲームの仕様上、アイテムとしての仲間はキープしながら戦闘には出さない、という状況はほとんどありません。だから仲間のオンオフはアイテム群より下に置くべきかと。
・救済措置で全部のアイテムが返ってくる。捨てる周りのシステムの不満その4。前に捨てたたった一個のアイテムが欲しいだけ、捨てた仲間のセリフが見たいだけ、という状況でもアイテムが全部返ってくるため、その後の整理が苦労する。
終盤で40個や50個の一気に返されたアイテムに、上記のシステム周りの不便さも相まって14個吟味したころにはもう疲れ果ててしまっている有様。
これを解消するためには、アイテム返還時に、カテゴリで分ければよかったと愚考します。すなわち、「仲間」「回復アイテム」「スキル」「武器」「防具」といったカテゴリに分けて、選んだカテゴリのアイテムのみが全部返ってくる、という仕組みならばよかったと思います。
悪かったところばかり長く書いてしまいしたが、システム周りの不満と解消点を長々述べただけであり、このゲームそのものを低評価してるわけではありません。
むしろ個人的には 良かったところ>悪かったところ であり、もっとたくさんのひとにプレイして欲しい光るものを感じるゲームでした。
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