卯月如月時々猫

夢ばかり

萌えない猫耳の存在意義を別に問わない短編

蒼龍

にゃんとも微笑ましい幼馴染の話

※ややネタバレあり



基本的にギャグと微笑ましさが先行しているような話でした。キモはネコミミより登場人物の非常にキレのいいやり取りですね。おまけシナリオの正陽の古典って返しが好き。

木芽と正陽のやり取りはドライそうに見えて熟練夫婦のような研ぎ澄まされたソレと息の合った漫才って感じで簡潔な文章も相まってテンポよく楽しく読めました。夜に~エンドの二人の息の合った流れが好き。かと思えば一番いいエンドではとても照れくさいやり取りをしていたりして、そっち方面でもニヤニヤ出来ました。

どのルートでも意外と緊張感あるようなないような終盤の物語解決方法が素敵。(一部反応に困るとも言うw)各エンド名がまたいい味を出している。

物語のきっかけやファンタジー要素、素朴な絵柄などいい意味で懐かしい漫画を読んでいるような話でした。乙女ゲー分類ですが幼なじみ好きにもオススメしたい作品。

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No.35131 - 2017-05-18 07:21:49
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