千文字で綴られた奥深いRPG
全ED回収させて頂きました!
プレイ時間は約30分程でした。
探索してキーアイテムを手に入れたり、ED突入ポイント等を探したりの要素が
程よいタイミングで入れこまれており、それぞれのEDもシリアスなモノからムフッとなるモノまで
様々で楽しめました。
一部のED分岐は特定のキャラが生存しているかで決まったり
他のEDを回収後に手に入る装備を入手後、真のボスを倒す事により開放されるTrueEnd的なものもあり
短い世界観ながらもクリア後は達成感でいっぱいでした!
セラちゃんとソルくんの設定も細かく創り込まれていて、おまけ部屋の設定集も楽しく拝読させて頂きました!
お二人の続きの物語がどこかで作られるのであれば、是非期待したいと思います!
素敵なゲームを、ありがとうございました!
異世界での旅の終わり、行動的なヒロインは留まるのか帰るのかそれとも……。
クリア時間 2分(ED4)
+4分(ED1)
+17分(ED3→ED2→ED1後日談付→ED5)
異世界に迷い込んだセラは
案内人(兼護衛)のソルと旅して
明日には元の世界に戻れる所までやってきた。
そんな旅の最後の夜、セラはソルを探して
街を歩く掌編ADV。
街中のある箇所を調べることや
外に出たときのモンスターを倒した際に
セラが戦闘不能になっているかどうか等で
エンドが分岐する。
エンド分岐後、セーブすることで
おまけ部屋に入れるようになり
そこで見たエンドに応じてアイテムや装備を
入手できる。おまけ部屋では
外に出た際のモンスターをより強いものに変更でき
周回して手に入れたアイテムや装備を使って
その強化版モンスターにようやく勝てるように
なっており、その場合には後日談が追加される。
戦闘バランスについては比較的簡単で
強化されていない場合は、初期装備を全て外しても
ソルがかなり強いのでさほど問題なく勝てる。
(ED3を見る時はこの方がやりやすいかも)
セラはこのED3で手に入る装備を身につけない限り
スキルが一切使えないので強化版に挑むなら
先に見ておきたいところ。
強化版モンスターは
メテオでパーティのHPの半分くらいを削る威力があるので
HPには少し気を遣っておきたいが
ED4で入手できるアイテムの中に
戦闘不能から回復できるアイテムもあるので
壊滅状態から立ち直ることもでき、
強化版モンスターもアイテムや装備がそろえば
特に問題なく勝てるくらいの難易度になっている。
千文字という縛りがあるため、必要最低限のことしか描写されないものの
守られているけど自分も役に立ちたいヒロインと
(この要素が本作重要なポイントのようで
セラの生存で分岐するのはこのヒロイン像が
強調されているように思う)
口数は少ないけどヒロインに好意を持っていて守りたいナイトという
二者の関係性が伝わるので、あとがきにあった同じ世界観のゲームも
面白そうな予感がする。個人的にあと
ステータス画面の情報から、セラの方がお姉さん的な振舞いで
弟のように接しているけど実は想いを寄せていることや
ソルは口下手なあたりから、両想いなんだけど
互いになかなか想いを表に出せなくてもどかしい恋愛が旅の途中
展開されていたのかなと予想しておく。
ただ、エンドによってはただ寝てるだけの話になったり
変な人に巻き込まれたりでちょっとコミカルな部分もある。
旅の終わりを切り出した一作。
異世界に留まるか元の世界に帰るかを選んで
自分も守られてるだけじゃなくて何かしたい、
そんなヒロインの雰囲気を手軽に味わってみたい人向け。
真夜中に君と
明日元の世界に帰る女の子の前夜のお話。お話としては千文字縛りなの忘れるくらいによくまとまっていて、二人の信頼感などの微笑ましさ、しょーもないエンドなども楽しめました。以下ネタバレあり。
若干エンド3回収に戸惑いましたが、まあ狭いマップなので気づきやすいとは思います(強化はする必要なくて、女の子だけ×せば行けるのかな?)
世界観も今風で面白そうだなと思いました。エンド4の人が何者なのか気になります。バカ者なのは間違いないですね(笑)
未来への分岐点
Ver.1.0で後日談を含むエンド6つを見ました。
旅の終わりの一夜に起こった出来事の顛末を描いた作品で
シリアスからギャグまで幅広いエンドが楽しめました。
ゲームは簡単な探索や戦闘でエンド分岐するので
比較的簡単な部類に入りますが、ED5の条件が灯台下暗しで
気付くまでかなり時間がかかってしまいました(汗)
まぁ健康が一番ですものね(笑)
千文字縛りで短い作品でしたが興味深い世界観なので
今後の広がりにも期待したいですね。
※余談
どこの世界にもアレ(ED4参照)は存在するんですねぇ
人としての宿命を垣間見た気がします(苦笑)
- 1