最後までプレイをする人を選ばせるゲーム。
クリアまでの時間8時間強ですが、
最後まで楽しいと思わせてくれないゲームで、途中で何度やめようと思ったゲームかしれないです。
ほかのゲームにはないようなジャンプ機能やアイテムをフィールドで使って新たな道を切り開くなどの観点は良かったと思うのですが、
前述でレビューされてある通り、ジャンプ機能はかなり難しいです。
チュートリアルと前もって教えてもらっても、どうすればいいのか、操作性が全く分からず、何度もほかに道があるのか、と街と湖へと続く道を往復したり、水の中へ落ちたり、火山の時も、ここでやめる方はたくさんいると思います。
どんなにキーを押してもまっすぐにしか飛ばなかったり、押してないのに、前回のキーの操作が残っているのか斜めに飛んでGame Over.
そんなにジャンプ機能をそんなに使いたいなら猶予がほしい。
キーを押して飛ぶようにするとか。
ストーリー性もはじめワクワクしながら進めていたが、操作性やモブキャラとの会話、あと、無理矢理に奪いに来ているはずなのになんとものんびりとした空気にちょっとこれは、と思う点があちらこちらに。
良い作品だと思えば思うほど悪い点が目立ち、改善されるのを期待しています。
※ネタバレ多め
プレイ時間はオマケまでやって七時間四十三分くらい。キャラのレベルは全員七十程度。
とても堅実な作りの長めの短編(中編?)RPGでした。画面構成やシステム周りも丁寧に弄ってあって、レベルも上がりやすく戦闘もいい意味で簡単で金策にも困らず、ストーリーに集中できるバランス。流石におまけ(っていうかエピローグ)シナリオのボスはちょっと歯ごたえありましたけど。
ジャンプアクションはゲームパッドで遊んでたのもあって丁度いいアクセントという感じで楽しめました。それでも十回以上はアークくんが水浸しになったり親指を立てる間もなくマグマの中に解け消えて行きましたが。キーボードだと辛いかも。ジャンプアクション以外もダンジョン構成や仕掛けなども凝っていて、久々にRPGらしいRPGを楽しませてもらったなあと思います。謎解きもちょっとだけ詰まってすぐわかる感じで楽しかったです。
ストーリーも全体の構成や流れが丁寧で面白かったです。特にすごいテキストという感じではなく、イベントも結構サラッとしててシナリオも王道なんですが、上で挙げたRPGっぽいしかけや丁寧な構成のおかげですかね、物足りないって感じはなかったです。悪役の野望とかも王道なんですが、その野望果たした結果どういう利点があるかってのが、独自設定踏まえて上手い事使っててなるほどとなりました。
ストーリー回りで一番良いと思ったのはやっぱスタッフロール後の展開ですね。え、それでいいの? みたいな結論で終わるのではなく続きがあって、色々冒険して得た物とか知り合いの協力を得て、プレイヤーの手で大団円まで持っていけるのが嬉しい! ホントにしっかり終わる。案外こういう作品ってないですよね。悲しいけど良かったみたいな感想が出る作品もいいけど、やっぱり王道って良いものです。終わりまで付き合ったかいがあるっていうか。
いい気分で閉じて満足出来る本といった趣の読後感がある作品でした。派手な何かがあるわけではないけれど、作りが丁寧で終盤のシナリオ構成が光ってた。
ver1.07 でプレイ。おまけもクリアして7時間くらい。
ネタばれあります。
ロウルーゼ山山頂のカルゴとローザと戦ったマップで、ディスカバー・メダリオンを使うと
反応する場所があるけど何をやっても取ることができない。
ジャンプポイントの難易度が高いというのはみんなと同感です。
火山ではHPが1になってもいいから向こう側に行かせてくれと思いました。
初めてエヴィメリアの町に行ったとき、2人で町を探索しているときも
クエストを受けられて、町の外に出てギルドクエストを進められるのはどうかと思いました。
せめて町の外には出られないようにして欲しかったです。
宿屋に行けばいいというのが分からず、ギルドクエストを進めていれば残りの2人もそのうち
合流するのかなと思ってました。
終盤で雑魚を大量に倒した後、選択肢が出るけど
上段を選ぶと一部のイベントがカットされて、アイテムがもらえないだけ。
全く不要だと感じた。
戦闘は超ヌルイのでストーリー優先のゲームですね。
そのストーリーはとても面白かったです。
正直、三角関係で少しはもめるかなと期待もしたのでそこはちょっと残念かな。
不老不死の人がアーティファクトを使えば魔力の問題はないだろうと
ツッコみたくもなりましたがそれは置いといて。
エンディングが素晴らしかったです。
すっきりして良い終わりでした。
やって良かったと思えるゲームでした。
ありがとうございました。
ネタバレ有り
①戦闘
基本的に戦闘はおまけなゲーム
そう割り切るとエンカウント率の低さも悪くない
設定上MPの回復手段がありませんが消費も軽かったので気にならず
レベルアップも低エンカの割に早くバランス取れてますね
とは言え裏ボス?にすら苦戦できなかったのが残念と言えば残念
②ストーリー
良くも悪くも王道
最終的にハッピーエンドに持っていけるのはよかったです
ただ纏めて下のほうに書きますがフラグ管理が甘すぎて盛大なネタバレを途中で喰らいました
③その他
鍛冶システムとか必要だったんです?
レベル10にするのはあまりに楽過ぎたし
レベル20にしても何も覚えない、ちょっと手抜きが垣間見えましたね
ワープでダンジョンを記憶できたのはいいですね
ステUP系の指輪を連続討伐で稼ぎやすく手軽なのはグッド
飛び越えアクションは正直しんどかった
最初の一回に斜めを置かれると間に合わない事が多々あったのと
火山はアクションミスでゲームオーバーで再度ロードは正直どうかと
死亡→暗転→ジャンプ台の前から再スタートで良かったと思います
フィールドアーティファクトは面倒でしたね
取り残したくなければメダリオンとか移動する度に使うのにもっさり過ぎた感じ
後フィールド画面でのアーティファクトチェンジはLRで良かったんじゃないですかね?
態々変更画面開いて~とかやるのも結構なストレスでした
④バグ報告
バグと言うかフラグ管理の甘さがあまりにひどい
自分は行けるようになったらギルドクエストを優先して行っていました、その為このバグが発生したのは火山終了直後です。
火山ストーリー帰りに時計の子を宿屋に預ける間も無く風絶の谷に入ることが可能になり、そのまま最奥に行くと敵に追いつくことが可能でイベントが始まってしまいます
そこで一旦戻り別のギルドクエストを進めていると最終クエの先にあるEDまで行けてしまい盛大なネタバレをくらいます
⑤総評
ネタバレされた事を除けば悪くない作品だった
成長のしやすさと戦闘の温さ・エンカウントの低さはいい意味で噛み合っておりこの手の定番である金が足りない、アイテムが足りない等の問題も起きずサクサクとストーリーを進行させることができた
ストーリーそのものは中々良くしっかりと王道を楽しめた
強いて言うなら主人公の強さとか敵の強さ、怖さと言った物がストーリー上であんまり伝わってこなかったのがちょっと気になった
結構な数の村人を殺す事無く制圧したのはすごいけどそれで逆になんか温くね?って感じたし
切り札を使っても主人公達を半端に追い詰めただけだったし…
主人公勢が強かったのか敵がアーティファクト込みでも微妙だったのか
そこら辺が曖昧すぎたりチグハグな印象を受けた
とは言え全体的に見れば十分に形になっている作品でした
9時間弱でクリアできました。RPGゲームにしては短いながらも、充実感があって、洗練されていて、傑作だなと思いました。
終盤になるにつれて敵がめちゃくちゃに強くなっていく中で、どんな手を使えば勝てるかを考える戦略的なゲームにもなっていきます。ゲームオーバーになってもすぐ再戦できるのがGOOD。
ゲームもシナリオもとても秀逸で、非常に楽しくプレイさせていただきました。
【ちょっとだけつっかかった点】
・ファンタジーなのにリアルな食べ物の名前(カレーとかおでん)が出てくる
・オグニス火山で溶岩に落ちると即ゲームオーバー(看板を読まずにいきなり突っ込んで結構前からやり直しになってしまったり……)
【バグ報告】
・火山などの落とし穴で、落ちるときにボムなどの道具を使うと落ちずに穴の上に浮ける
・神秘の薬を使っても戦闘不能が回復しない(HPが回復するだけ)
・オグニス火山に入ってから出て(この時火山のBGSがなっている)、外のクリスタルで移動しても火山のBGSが消えない
など
コンテスト応援しています
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