なんか剣士の人が天空の姫君と出合ってフォーリンラブする(ごめ、ちょっと嘘かも)、短~中編RPGって感じですな。
展開が早すぎて何が起きてるのかよくわからない恐れのあるイベントの連続、かなーりの演出、説明不足の為、ストーリーを楽しむには嫌でも想像力、脳内補足といったもの必要になってくると思われます。
少なくとも一般的なストーリー重視の内容とは、大分ズレがあるので、序盤で肌に合わない人は最後まで合わない事必至じゃないすかね。
あと、何故かエロいイベントがちょくちょくあり、プチ萌えられる部分も・・・エロコス着て恥らったりする姫君に不覚にもにハァハァしちまったよ。 (でも外見の絵は全く変わってねえやんけ!・・・とツッコミモード)
無駄に広いMAP、結構なエンカウント率の高さ、そして一戦闘に登場する敵が半端なく多い・・・と、なかなか先に進めなくて、段々とだれてくる罠がまっております。 (しかも、全体攻撃技を覚えられるのは、ゲーム後半位から)
さらに、元々テンポがいいとは言い難いツクールXP制の戦闘にもかかわらず、パーティ及び敵に対して「○○に○○のダメージをあたえた」と一体一体いちいち表示するので、さらに一戦闘あたりのテンポが悪くなってるのが気になりました。 (他のツクールXP制ゲームの戦闘はダメージ一括表示が大半を占めるはず)
ツクールXP制にしては珍しくオート戦闘完備だったり、戦闘難度をいつでも選べたりと、変なところで親切な部分がありますが、テンポの悪さを解決するには至らず、残念。
あと、>>4の人は気付かなかったようですが、実はダッシュ機能は存在しますよ。 (Shiftキー押しっぱなし)
戦闘難度は最初のうちはなかなかだったのですが、某町で最強武具を装備したあたりから、回復役ですら通常攻撃で雑魚撲殺という暴君パーティとなるので、後はほとんど無傷で攻略しましたわ。 (あれだけいきがってた黒幕ボスさんが通常一撃であぼーんだったし、ちなみに終始難度はノーマル)
最強装備や技を購入するのに、かなりの資金を消費するハメに陥ってしまうのですが、戦闘終了後やら宝箱やらで色々アイテムが拾えるで、ありったけ売っぱらって金にして購入OK・・・なんか拾った石版も売価高かったので売っちまったけど、別に進行に影響なかったからいいか、みたいな。
ちぐはぐなイベント、唐突すぎる超高速展開、ほんのりエロい風味と、最近どこかでプレイしたRPGと同じ作風だなぁ・・・と思ったのですが、実は「MITO~竜の国から来た少女~#{1582}」と同じ作者だという事をクリア後に知って納得。
あと、相変わらずエンディング短いっすな・・・スタッフロールも無く、「第1話 終わり」だってー! ああ、なんというENDでしょう!
良くも悪くも非常にさっぱりしたRPGなので、様々な突っ込みを我慢できて、多少のかったるい戦闘を気にしない自信があるなら、プレイしたっていいんじゃな~い。
ひたすらに広すぎるマップ、ボスクラスでさえ1ターンkillが普通のパラメーター設定。
このゲームの何処までがネタで何処までが本気なのか
エンディングまで至る今において分からなくなりました。
狙ったならばこのままでいいので本気の前提で言わせてもらいます。
マップを憶えながら一歩一歩進むプレイヤーと全容を知る作者では
労力が数倍は違ってきます。
特に山なんて無限ループに入ったかと思って不安になってかなり疲れました。
本当にテストプレイで行き帰りを何度も踏破したなら大したものですが
タルイはタルイです。
あとは唐突な展開や説明不足が気になりました。
作者の頭の中の前提をプレイヤーに提示していないため両者の認識にズレが生じ共感できず、
作者のコントロールを強引に感じてしまうというツクール作品によくあるパターンではないかと。
とはいえ、シナリオに凝ったという文句に釣られて遊べば辛口にもなりますが
肩肘張らずに気楽に遊べば楽しめるゲームだとは思います。
ゆるいエロネタが結構好きですw
一応クリアはさせていただきました。
そこそこ楽しめたかな。
戦闘画面のキャラグラが可愛かったですね。
でも主人公に感情移入しにくいので、
第三者視点のプレイになってしまうのがちょっと残念。
ふつうモードでもレベルはサクサク上がるので、
ストレスは少ないほうなんですが、
スキルのMP消費が半端ないw
全体攻撃スキル取れるまでが少々面倒くさかったり。
それと武器屋で全然関係ない武器売ってるのは何故なのか。
それも謎。
モンスターがたまに落とす武器も、
装備可能と表記されてる割には装備できずに、
結局財布の肥やしとなったり、、、
もう少しストーリーに深みがあれば、
もっといい作品になったとは思いますね。
バランスはいいほうだと思います。
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