※ネタバレをたくさん含みます
3章あたりまでは相手が弱いくらいで何故少年がバトルで勝てるのかわからない
バランスで進んだけど、ストーリーが面白く見どころがありました。
こういう重厚なつくりは他のゲームではあまり見ません。
しかし、4章に突入すると主人公が砂漠をさ迷い、今まで積み上げた
ストーリーを投げに行く感じがします。
せっかく古代の哲学を出したのに、ひたすら異教徒とバトルを繰り返すのは残念です。
そして、5章になるとこのゲームのラスボスと言っても過言ではない
ペラーヨが登場し、激昂に何の対策も出来ない主人公パーティーに襲い掛かります。
狙ってやっている感じがして不満ばかり給ってしまいました。
4人中3人はこの攻撃を回避できません。
(作者さんはここでプレイヤーに感情的に激昂してほしいという事でしょうか?)
このバトルに運良く辛勝すると教皇殺害イベントがあります。
これはいったいどういう事でしょう?あり得ません。説得に来たのでしょう?
この展開で3章までの全てのストーリーが台無しになっているはずです。
出来れば最低5章の部分は全面的に作り直した方がいい出来です。
辛辣になりますが、あえて書かせていただきます。
序盤の方は面白いので是非みなさんプレイしてください。
このゲームの楽しかったところは中世の歴史小説のような面白さでした。ストーリーの先がとても気になるゲームでした。
クリア時間は10時間ほど、レベルは60くらいです。
難易度:そこそこ
特殊な戦術やテクニックなどは不要。
レベル上げ:必須
詰まったらレベル上げ。レベル上げ作業あり。レベル上げをせず進むようなフリーゲームではありません。
見た目の想像に反してお金には困りませんでした。危なくなったら宿屋、これでこなせるのが安心でした。
シナリオ:とても面白かったです。世界観、キャラのおかれた絶望的な状況などの描写がよかったです。ここからどう挽回するのか?そもそも挽回して大団円というエンディングなのか?ならなそうだなあ・・・と、先が読めず気になり、ついついプレイしてしまいました。
中盤、ここでこの英雄が来るか!というあたりか盛り上がってきます。
ヒロイン、マリアの言うことは半分くらいわからず(笑)逆に途中参入のもう一人のヒロインに共感しながらでした。
最初はキツかったですが、最初の図書館にいくには店買いをそろえるくらいのレベル上げ、その先の初ボスは勝てないイベントバトルかと思うほどの強さですが防御アップ魔法を覚えるまでレベル上げ、ここまでくればレベル上げでいけるということがわかってきて楽しくなってきました。
敵は一戦一戦が苦しかったですが、苦難の状況を考えるとこうですね。
ラスボスを倒した時は、長い戦いのあとの達成感。久しぶりにやりきった・・・という読後感でした。ゲームをしながら長い歴史小説を読み切ったような満足感でした。
このような濃いシナリオの作品はコンシューマーゲームを含めてもほとんどプレイしたことありませんでした。今後フリーゲームでもこういう方向の作品が増えるといいと思いました。それほど面白かったです。
楽しい作品をありがとうございました。
ごめんなさい、PCの機械的相性の問題もあるかもしれませんが、
予期せぬタイミングでいきなりダウンすることが
けっこうあります。
たとえば、最初のイベント戦闘でBGMのドヴォ9の4が鳴らずに
無音で進んだり、または戦闘開始と同時にダウンしてしまったり。
ドヴォ9は私自身好きな曲なのでちょっと残念。
データ容量が馬鹿に重いわけではないので原因がよくわかりませんが
確認のほどお願いします。
また、キリスト教の予備知識がないと何のことやらわからない
話も多いです。私はプロテスタントなので理解は難しくないですが
最初のシスターさんのエピソードがヨハネの福音書にいう
姦淫女の話の引用であると気付ける人はあまりいないかと…
第2章終了まで。
変わった題材に興味を惹かれたのでプレイしてみました。
テキストは小難しいところもあるけど面白いです。
イベントの演出とかグラフィックは、かなり荒削りだと思いますが、あまり本質的ではない気がするので置いときましょうか。
ただし、ゲーム部分のバランスの悪さ、不親切さはどうにも頂けません。
オープニング後、最初の砂漠~図書館の攻略で
まず最低1時間のレベル上げ、店売り最強装備を揃える作業が必須です。
エンカウント率はバグってるんじゃないかというレベルの激しさで
1/2でも多すぎるくらいだと思います。
しかもそれを全部撃破していかないととてもじゃないけどボスに対抗できるレベルに達しない。
ここまで育てても、次のマップに入った瞬間に雑魚的にボコボコにされることになります。
ぎりぎりまで進んで回復ポイントに戻る作業を10回ほど繰り返してようやく町まで辿り着ける感じです。
ボス戦はさらなる悪夢ですし、正直ここまで投げなかったことが奇跡だと思います。
手に入る装備の類も名称からは効果がさっぱり予測できないし
数字に表れないものは推察のしようもないです。
最序盤からここまでストレスフルなRPGにはなかなか出会えません。
オリジナリティがあり、尖った良さがある作品だと思われるだけに
そういったプレイし難さが残念でなりません。
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